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値引きの少ないことで知られているApple製品にしては珍しく大幅値下げ。
量販店のポイント付与を考慮しても充分格安で、購入を検討していた方にとっては大チャンス。
私の使用している64GB版は、アプリだけで20GB以上、動画も映画3本で6GB弱を使用しており
残り容量は早くも30GBを割っている。
アプリの容量も増加の一途を辿っており、1本1GBを超えるものも出始めた。
ヘビーユーザーになりそうだという自覚がある方なら、32GBではなく64GBがお勧め。
8GBは論外。
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▼2010年1月第2週発売の新作
01月07日発売■DVD：「パーマネント野ばら」
2010年度の邦画10本に入れた「パーマネント野ばら」のDVDが今週発売。
【紹介記事】甘い記憶の迷路。映画「パーマネント野ばら」より転載
菅野美穂8年振りの映画主演作。
監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「クヒオ大佐」など
今最も勢いのある邦画監督のひとりである吉田大八。
西原理恵子の原作を脚本化したのは、「時をかける少女」「サマーウォーズ」
「しゃべれども しゃべれども」の奥寺佐渡子。
共演は、小池栄子、夏木マリ、池脇千鶴。
原作未読の上、何の予備知識もなく観たので、
始めのうちは離婚をきっかけに子連れで故郷に戻ってきた主人公が
田舎町の人々や旧友とのコミュニケーションを通じて
人生を再生していく物語、かと思っていたのだが、
ミステリー要素を含んだほろ苦いヒューマンドラマに仕上がっていた。
さすが、一筋縄ではいかない作品を撮り続けている吉田大八監督作品だけのことはある。
考えてみると、「腑抜けども」も「クヒオ大佐」も、
田舎町で暮らす女性の人生を描いていて、しかも皆幸せとは言い難い人生を送っている。
ご自分で脚本を書かない初の作品でこの原作を選んだのだから、
きっと吉田監督は、運命に翻弄される女性の人生や情念というものに対して
尋常ではない興味があるのだろう。
「パーマネント野ばら」の主人公・なおこは、
離婚後の生活に不便を感じつつも、優しい恋人に恵まれて一見幸せそうに見える。
しかし、彼女の幸せが甘い記憶の中でループしているだけなのだと気付いた時、
全ての景色は一変し、彼女を取り巻く人々の、本当の優しさが浮き彫りになる。
仕掛けとしては、フランソワ・オゾンの名作「まぼろし」や
今年公開された行定勲監督の「今度は愛妻家」に近い（この例えはネタバレし過ぎか）が
ほろ苦さの中に美しさを併せ持つ2作と違い、本作では記憶の中で立ち往生する主人公が
正気と狂気の境目を綱渡りしている様を描いていて、観ていて辛い。
にも関わらず、観賞後の気分が暗くならないのは
みっちゃん（小池栄子）やともちゃん（池脇千鶴）といった友人達が
皆どうしようもないほどの不幸の中で、しっかり足元を見据えて生きているからだろう。
痴呆が始まった父親を見て、みっちゃんは「一番楽しかった頃に戻ったのよ」と言っていた。
哀しい出来事に見舞われたなおこが「一番楽しかった頃に戻った」のは、
極自然な自衛方法だったのかも知れない。
映像化との相性がとことん悪い西原作品の中では出色の出来。
邦画好きなら押さえておくべし。
01月07日発売■BD+DVD：「特攻野郎Aチーム THE MOVIE Blu-ray & DVDセット」
01月07日発売■BD：「特攻野郎Aチーム THE MOVIE Amazon限定スチールブック仕様」
「パーマネント野ばら」のような重い作品は勘弁、という方ならこちら。
往年の名作をテイストごと復活させた「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」が発売。
「エクスペンダブルズ」と並ぶ、2010年度を代表する大味万歳アクション。
下らないアクション映画に大金を注ぎ込むその姿勢に
男気を感じる方なら今週のイチ押し。
01月07日発売■DVD：「フローズン」
雪山のリフトに取り残されてしまった若者を描いたパニックホラー。
と言ってもシチュエーションほど深刻ではなく、どこかユルさの残った作り。
主人公を逃げ隠れの出来ない場所に置いたことで
物語自体も身動きが取れなくなってしまったのは「リミット」と同じ。
ワンシチュエーション物が必ずぶつかる壁ではあるが
残念ながら本作も上手くかわしたとは言い難い。
「トランス・アメリカ」のケヴィン・ゼガーズを久しぶりに観たな。
01月06日発売■DS：「サガ3 時空の覇者 Shadow or Light」
今週のゲームは1本のみ。
GBの「サガ」シリーズをDSでリメイクしたシリーズ第2弾。
2009年9月発売の「秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY」は
初週で10万本、累計で18万本を販売。
正月でタイトルが出尽くした＋まだまだ世間は「MHP3rd」という中で
本作がどこまで存在感を出せるかは微妙なところ。
01月06日発売■COMIC：「のりりん 2」
01月06日発売■COMIC：「頭文字D 42」
01月07日発売■COMIC：「なにかもちがってますか 1」01月07日発売■COMIC：「じょしらく 2 特別版」
01月07日発売■COMIC：「眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 雨柳堂夢咄 其ノ十三」
▼新春一発目には最適。映画「アンストッパブル」
(c)2010 TWENTIETH CENTURY FOX
年末年始の飲み過ぎ食べ過ぎですっかり鈍った体には派手なアクションが良い。
というわけで、2011年の映画紹介1本目は、7日より公開の「アンストッパブル」。
無人の貨物列車が暴走し、街中をパニックに陥れるサスペンス・アクション。
まるで嘘のような話だが、2001年にアメリカ・オハイオ州で発生した
CSX8888号暴走事故がベースになっている。
主演はオスカー俳優のデンゼル・ワシントン。
共演は「スター・トレック」で大ブレイクしたクリス・パイン。
「シン・シティ」「デス・プルーフ」など、これまではキレた役の多かった
ロザリオ・ドーソンが、知的な司令塔として大活躍しているのも見逃せない。
監督はリドリー・スコットの実弟であり、「マイ・ボディガード」「デジャヴ」
「サブウェイ123 激突」など、デンゼル・ワシントンとのコンビで
数多くのヒット作を生み出してきたトニー・スコット。
無人の貨物列車が暴走するだけでも恐ろしいというのに、
さすがはアメリカ、何もかもスケールがデカい。
100両を超える車両には有毒物質が山と積まれ、暴走列車の時速は100km超えと来た。
ひとたび脱線すれば街ひとつ壊滅する、走る核爆弾と化した列車をいかにして止めるか。
「サブウェイ123」で地下鉄を舞台にしたばかりの
トニー・スコット＆デンゼル・ワシントンのコンビだけに
この手のパニック映画はお手の物。
極力CGに頼らず、大掛かりなセットや空撮を多用した映像は迫力満点で
分かり切っている結末に向かって一直線に進むストーリーであるにも関わらず
最後までハラハラさせてくれる。
定年間際でリストラ宣告を受けたデンゼル・ワシントンの判断力と、
血気盛んなクリス・パインの行動力によって事件は見事解決と相成るわけだが、
これが仮に100%真実であるなら、事故の発端は多方面に渡る組織的な職務怠慢であって、
事無きを得たとしても、あまり褒められたものではない。
その後、この会社が体質改善出来たのか、ちょっと気になった。
映画の内容に相応しく、1時間半ほどで終わるスピード感が心地良い。
話も明快で、迫力は満点。劇場で観てこそ楽しめる作品。
新年の景気づけにド派手な映画を観たい方なら最適だ。
▼これだけは避けたい、2010年公開の残念な映画10本
2010年01月09日公開：彼岸島
2010年02月05日公開：食堂かたつむり
2010年04月23日公開：タイタンの戦い
2010年06月12日公開：FLOWERS フラワーズ
2010年07月10日公開：恐怖
2010年07月17日公開：私の優しくない先輩
2010年08月28日公開：東京島
2010年10月22日公開：雷桜
2010年10月30日公開：マザーウォーター
2010年11月13日公開：ゴースト もういちど抱きしめたい
邦画9本（日韓共同の「彼岸島」含む）、洋画1本で邦画が特に酷かった。
分類するとこんな感じか。
・ヒット原作だからと言って映画も良いとは限らない（彼岸島、雷桜）
・映像だけで中身がスカスカ（食堂かたつむり、マザーウォーター）
・女優だけで客が呼べると勘違い（FLOWERS）
・真面目なつもりがギャクの域（恐怖、東京島、ゴースト）
・お金をかけさせてもらったお遊戯（タイタンの戦い、私の優しくない先輩）
▼2010年に光っていた俳優10人
【関連記事】2009年度・劇場公開作品の総まとめ：邦画編
対象は日本人のみ。
2010年に特に印象に残った人を選んでみた。
役所広司、堺雅人は毎年変わらず上手いのだが決定打に欠けたため除外。
高良健吾、満島ひかりの二人は今年も大活躍だったが、
残念ながら突出した作品は無かったように思う。
仲代達矢（春との旅）
山田孝之（十三人の刺客、乱暴と待機）
妻夫木聡（悪人）
内藤剛志（森崎書店の日々）
成宮寛貴（ばかもの）
菅野美穂（パーマネント野ばら）
松たか子（告白）
内田有紀（ばかもの）
男優では、老後に一抹の不安を感じつつも、頑固者な性格と
職人気質が邪魔をして素直に振る舞えない男を演じた
「春との旅」の仲代達矢がMVP。
山田孝之は、「十三人の刺客」と「乱暴と待機」で全く異なる男を演じ分け
その存在感は若手の中でもトップクラスにまで成長。今年がますます楽しみ。
妻夫木聡と成宮寛貴は、それぞれ代表作と呼べる作品に出会えたのでは。
地味なところでは、街角にある古書店の店主という佇まいを上手く出していた
内藤剛志も良かった。
女優では何と言っても「告白」の松たか子が圧倒的。
舞台芝居を上手くスクリーンに落とし込んだ中島哲也監督の功績も大きい。
「パーマネント野ばら」の菅野美穂は「イグアナの娘」を彷彿させる
ウェットな芝居が作品の湿度と見事に調和していた。
内田有紀も活動再開後ぐんぐん良くなっている。
片腕だけで髪を結い、てきぱきと料理をする姿は
「たそがれ清兵衛」の宮沢りえのように美しい。
今年印象に残った若手を男女ひとりずつ挙げるとすれば
安藤サクラと永山絢斗。
安藤サクラ（ケンタとジュンとカヨちゃんの国、SR サイタマノラッパー2）
永山絢斗（悪人、マザーウォーター）
安藤サクラは奥田瑛二・安藤和津夫妻の実娘で、永山絢斗は瑛太の実弟。
言ってみれば、二人ともデビューは七光りである。
しかし、父母や兄の威光を借りただけで生き残れないことは
本人達が一番良くわかっているらしく、一作ごとに芝居が上達していることが分かる。
安藤サクラの魅力は「しぶとそう」なところ。
不細工でも適齢期過ぎでも生き抜いてみせる、という肝の座った存在感は
ベテランのバイプレーヤーのそれに近い。
作品と監督に恵まれれば、寺島しのぶクラスまで大化けする可能性がある。
永山絢斗は兄の瑛太ほど芝居にクセがないので、どんな作風にでも上手く染まるのがウリ。
こちらはまだ芽が出始めたばかりなので、今年の作品選びが鍵になりそうだ。
▼任天堂、6歳以下の3Dモード使用は控えるよう勧告
02月26日発売■3DS：「ニンテンドー3DS アクアブルー」
02月26日発売■3DS：「ニンテンドー3DS コスモブラック」
任天堂は来月発売する新型携帯ゲーム機
「ニンテンドー3DS」について、健康に影響を及ぼす恐れがあるとして、
6歳以下の子供は3Dモードでの使用を控えるよう勧告した。
同社はウェブサイトで、3Dモードが目に悪影響を与える可能性があるため、
体験会では6歳以下のユーザーについては2Dモードのみで使用してもらうと述べた。
初お披露目の時から低年齢層には危険ではと言われていたので
何らかの対応策でも打ち出してくるかと思っていたのだが、まさかの無策。
ひとたび発売してしまえば、あとはメーカーの訴えなど耳に入るはずもなく、
親が四六時中監視するわけにもいかず、されど子供は自制が利かないわけで、
発売後に様々な問題が浮上してきそうな予感。
▼新規読者紹介
当BLOGに読者登録していただいた方の中から、
映画・ゲームを中心とした内容で運営されている方、
私的なツボにハマった方などを紹介する不定期コーナー。
今回は8件のブログを紹介。
●深見参段の遊び時間
→ゲームライター兼ゲームプランナーの雑記帳です。
女性視点で内容もゆるーくやっています。
●北国のゲームや店員
→青森にあるゲームショップの店員が、ゲームと日々の出来事を書いていきます。
●タピオカのゲーム浪漫飛行
→ゲームボーイ世代。現在は濃いゲームを中心に。
●ウマスケのユルい日常
→瀬戸内海に面した小さな街に住むオトコのゆったりと過ぎてゆく日常
●々々々々々
→少々過激な発言があると思いますが暖かく見守ってあげて下さい。
●ゲームランキング
→ゲームの評価、いいところ、わるいところ
●地下室の書記
→興味のあることをどんどん書いていきます
●裏こうぐっさんのつぶやき
→mixi版とは違ったもっとディープなブログです！
▼最近予約が開始された主な新作
01月27日発売■Wii：「ラストストーリー サントラCD+ビジュアルブック付き」
01月27日発売■Wii：「ラストストーリー スペシャルパック サントラCD+ビジュアルブック付き」
02月23日発売■CD：「MUSICMAN Limited Edition / 桑田佳祐」
03月10日発売■PS3：「真・三國無双 6 通常版」
03月24日発売■PSP：「ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション」
03月24日発売■PSP：「FFIV コンプリートコレクション 限定版」（e-STORE専売）
04月20日発売■BD：「CLANNAD AFTER STORY Blu-ray Box 初回限定生産」
04月28日発売■PC：「Rewrite 初回限定版」
