サンドロット魂、炸裂。Wii「斬撃のREGINLEIV」 | 忍之閻魔帳

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02月11日発売■Wii:「斬撃のREGINLEIV(レギンレイヴ)Amazon限定CD「神話の旋律」付

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ソフト内容もさることながら、
通常ならば発売直前までオープンしない公式サイトを早々と立ち上げてみたり、
Amazon限定の予約特典を用意してみたり、
任天堂から発売されるソフトとしては初の「CERO:D」認定ソフトだったりと、
プロモーション面でも、これまでの任天堂ソフトにはない試みが見られる話題作が
Wii「斬撃のREGINLEIV / 斬撃のレギンレイヴ」である。
開発を担当したのは、

PS「リモートコントロール・ダンディ」
PS2「ギガンティックドライブ」
PS2「THE 地球防衛軍」
PS2「THE 地球防衛軍 2」
DS「超操縦メカMG」
Xbox360「地球防衛軍 3」

など、ロボット好きを中心にコアなファン層を持つサンドロット
任天堂とのコラボレーションは、DS「超操縦メカMG」以来、二度目。
ジャンル表記は「斬撃アクション」となっている。



基本システムは、Wiiリモコンを様々な武器に見立てた操作を駆使しながら
巨大な敵を斬って斬って斬りまくるアクションゲーム。
プレーヤーが使用出来る武器は、剣、槍、ハンマー、弓、杖など総数300種類以上で、
ステージや敵の特性に合わせた武器の使い分けが、戦局を大きく左右する。
操作方法は、Wiiリモコン+ヌンチャクがデフォルトになっているが、
クラシックコントローラー、クラシックコントローラーPROにも対応。
(何故かゲームキューブ用コントローラーには対応していないらしい)
剣を振り下ろす動作は「Wiiスポーツ リゾート」のチャンバラ、
弓を引いて狙いを定める操作はアーチェリーのプレイ感覚に近く
多彩な操作を要求される割には慣れも早そうだ。
結局はクラコン(PRO)の方が遊び易かった、というソフトも多いが、
このソフトに関しては、威勢良くリモコンを振り回し
ハァハァ言いながら遊ぶのが向いている気がする。
リモコン操作は、モーションプラスあり/なしのどちらにも対応しており
モーションプラスを装着すると、剣の動きをより細かく感知出来るようになるとのこと。

ゲーム進行は、「スーパーロボット大戦」シリーズや
同じ任天堂から発売されているWii「タクトオブマジック」のような
ステージクリア方式で、30分から最長でも2時間程度でクリア出来るステージを多数用意。
ステージごとに「VERY EASY」「EASY」「NORMAL」「HARD」「INFERNO」の
5段階から難易度選択が可能で、一度クリアしたステージは繰り返しプレイが出来る。

武器の錬成は、敵キャラを倒すと落とす「マナ」を集めて行う。
集めたマナをプレーヤーの好みに合った武器に振り分けることで
自分用にカスタマイズされた武器リストが出来上がっていく仕組み。

本作の大きなウリは、最大4人までの無料オンラインプレイ。
「ファンタシースターオンライン」などでお馴染みのロビー形式を採用しており、
フレンドコードを交換していないプレーヤー同士でも簡単にチームを組むことが可能。
プレーヤー同士のコミュニケーションは、
「モンスターハンター3」のようなフリーワードでの会話は未対応だが
簡単な単語を組み合わせて短い文章を作ることは出来る。
追加クエストの配信は未定とのことだが、意欲はあるそうなので是非とも実現して欲しい。

静止画で見ていると「黄金の絆」と見間違えてしまいそうだが
動いているところは全くの別物で、「地球防衛軍」シリーズを手掛けた
サンドロットのテイストが上手く出ているように感じた。
剣を持っている場合に、敵との距離感が上手く掴めなかった
(画面ではかなり離れているように見えるのにダメージを与えている)のは気になったが
本当に剣の当たる距離まで近づくと画面が訳のわからないことになろうし、
このゲームならではの距離感に慣れていくしかないか。

画面を覆い尽くさんばかりの巨大キャラが暴れ回ったり
大量の敵が登場したりする度に、画面がチラついたり、動きが重くなったりしたのだが、
綺麗に表示させるために敵を減らしたり小さくしたりするより、
多少チラついてもダイナミックさを優先させた方がサンドロットらしいのではとの判断の下、
敢えて豪快さを取ったらしい。
これまでのサンドロット製タイトルを愛してきたファンならば納得の選択ではないか。

「Wiiのマシンパワーをほぼ100%使い切った」というスタッフの心意気が
どれほどのものなのか、是非購入して確かめてみたい。


■Wii:「MADWORLD / マッドワールド」(Z指定

1日早く発売されるWii「MADWORLD」。
「BAYONETTA」のプラチナゲームズ開発の新作ということで、こちらも期待大。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。

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  タイトル:斬撃のREGINLEIV
  メーカー:任天堂
   ハード:Wii
   発売日:2009年2月11日
    価格:6,800円(税込み)
 公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/wii/rznj/
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