(注意) 画像を多数掲載しています。まだ一度も登った事が無く、事前に詳しい様子を見たくない方は閲覧しないで下さい。コースタイムや状況、使用道具類等の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠ける物です。参考にされる場合は充分注意して下さい。
2013年6月2日(土) 曇り時々晴れたまに小雨
三池岳 釈迦ヶ岳 猫岳 ハト峰 段木に登る
06:40 駐車場発 微風 15℃
08:10 三池岳分岐 微風 15℃
08:40 三池岳分岐発
08:50 八風峠 無風
09:00 中峠 微風 20℃
09:35 段木 微風 20℃
10:20 釈迦ヶ岳 無風 17℃
10:30 釈迦ヶ岳最高点 無風 20℃
10:50 猫岳 無風 21℃
11:15 分岐 無風 19℃
11:45 ハト峰 無風 19℃
12:15 ハト峰発 無風 22℃
12:50 猫岳 無風 18℃
13:15 釈迦ヶ岳 無風 17℃
14:00 中峠 無風 22℃
14:20 八風峠 無風 22℃
14:30 三池岳分岐 微風 23℃
15:40 駐車場 弱風 21℃
駐車場発~駐車場着 18.9km 9時間00分
道中の飲料水 2.9L(お茶2.5L コーヒー0.4L)+車で0.5L
着衣(上) 半袖シャツ 薄手の上着(未着用) ULダウン(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン
靴 軽登山靴
道中にヒルは見掛けなかった。
今回のルート。
山旅ロガーでGPSのログを取り、カシミールで表示させています。
この地図、わざと大きなデータでアップしているんだけど、アメーバのブログは元のデータの大きさでは見る事が出来ない。
サムネイルみたいになっていて元のデータをダウンロードする事が出来ないので、詳細が見えないし、これを利用して地図を作る事は出来ない。
なので元データが欲しい方は連絡下さい。
また、カシミールを使って地図を作る手順をまとめたので 、必要ならそちらで作った方が実用的です。
国道421号から石榑(いしぐれ)峠へ。
そこから尾根沿いに行ける所まで南下していく。
竜ヶ岳と藤原岳は寒さでそそくさと退散したので北上しても良かったんだけど、南方面の山は歩いてないから今回は南下する。
石榑峠へは滋賀県側からしか行けない。
直前になってネットに書かれているのを読んで気が付いたんだけど、三重県側から県境までは車で行けない。
三重県側からはトンネルを抜けてすぐ右折して峠まで進む。
山行記事に書いてくれてた人、ありがとう。大幅にロスする所だった。
石榑峠から歩く人は多いみたいだけど、駐車スペース少な目みたいだから早めに出発した。
けど、僕以外に1台しか居ない・・・
NTTの跡地がどうのとか書いてあったんだけど、入って良いの?
後から来た人に尋ねると、ここから行くと思うって教えてくれた。
ゲート脇から入る。
NTT跡地。
奥に登山道入口が見える。
事前に調べてないと分からんて。
跡地から、反対側(北向き)の竜ヶ岳。
峠まで車で来れるから最短コースなのかな。
でも見た感じかなり登る。
曇りだけど、まずまずの天気。
ガスが出てないから眺望も悪くない。
いきなり眺め良い。
石榑峠発って、何だか不戦勝とか後出しジャンケンみたいでズルっぽい気がするんだけど、車で来れるのにわざわざ歩いて登るのもなぁ。
その代わり存分に尾根歩き出来るからオネラーには最高。
ザレた登り(見下ろした所)。
いきなり面白い。
低木の尾根道。
ザックに付けたストックが引っ掛かって困る。
仕方ないから持って歩く。何やってんだか。
やっぱコンパクトなストック必要だなって思ってたら、よく考えたらグリップ上にして固定すれば引っ掛からないじゃん。
買わずに済んだ。
うっそうとしてる様に見えるけど、意外に明るくて時折眺めが良い。
ただ、三池岳に向かって全体的には登り傾向なのと、小ピークをいくつか越えるからアップダウンが有るのと、急激な登りが数ヶ所有る。
変化に富んで面白い。
けど、結構長い。
早いせいか、見掛けたのはソロの男性1人だけ。
荷物からすると泊まりの縦走みたい。
キッカリ1時間半掛かった。
コースタイムは2時間10分になってるから、結構な距離。
ここは分岐で、三池岳山頂は分岐の先にある。
分岐から、この先歩く尾根を望む。
良い感じ。
眺望は良くない。
分岐まで戻って朝食にする。
朝食済ませて八風峠方面に進む。
良いね。
御社が有る。
良い眺め。
心配だった天気も悪くない。
圧倒的な開放感。
三池岳で休憩している時に、やけに尖った尾根が見えた。
どうもあの尾根歩けるみたいだ。
何故か登山道が2又になって、笹薮の方へ歩くと仙香山の看板が。
そんなピークが有るとはつゆ知らず。
仙香山山頂を抜けて、再び尾根道に合流。
とっても良い尾根。
最高だ尾根。
凄い。
ちょっと行ってみたい尾根。
荒々しい感じ。
開放的で良い尾根。
結構歩いてきた尾根。
ちょんちょんの尾根はこの辺りかな?って気をつけて歩くと、何やらマーキングが。でも頭上で気付かないよ。
ちょんちょんの尾根に下ってみる。
ザレた急坂下る。
藪を抜ける。
ちょんちょん尾根に出る。
道は麓まで続いてるらしいけど、この先はどこをどう下るかイマイチ良く分かんない。
山と高原地図にはルートが載ってない。
上から下るのはちょっとズルっぽい気がしなくもないけど、ここまでは割りとしっかり踏み後が残ってるから、上から来る人はそこそこ居るのかも。
段木って言うらしいよ。
段木から歩いてきた尾根。
周りより若干低いから3方を山に囲まれ、正面は開けていて、凄い絶景。
尾根もちょんちょんで荒々しくて、オネラーも大満足。
でも登り返すの大変。
全然知らなかったけど良かった。
登り返すのは意外に早かった。
結構な急斜面だから、1歩1歩確実に進んでると意外に呆気ない。
元の尾根道に戻って釈迦ヶ岳目指す。
登山者は意外に少ない。
2組くらいすれ違っただけ。
尾根道の途中で、またもや怪しげな分岐が。
こちらの尾根道は、山と高原地図には破線(不明瞭)で載ってる。
ロープ無しでは降りれない様な急激な下り。
先の尾根は藪っぽいのと、今回は縦走目的だからパスする。
でもアドベンチャー的で面白そう。
ここは登山者でにぎわってる。
まずまずの眺め。
松尾尾根もちょんちょんらしい。
そそるけど先を急ぐ。
釈迦ヶ岳の最高点は、先ほどの分岐の先に有る。
御在所が近付いてきた。
釈迦ヶ岳を過ぎて、猫岳目指す。
下って、登る。
ちょんちょん。
いつか歩いてみたい。
猫岳。
眺望良くない。
既にそこそこ時間を使っちゃったけど、どうしよう。何処まで行こう。
このまま行ったら御在所まで行ってしまいそうだけど、帰りの時間を考えるともう余裕が無い。
とりあえず、この先に有るハト峰まで行ってみる。
そして結構歩く。
ちょっと失敗したかも・・・
やっと分岐。
地図を確認すると、ハト峰は分岐を直進するみたいだ。
ところが直進すると途端に道が不明瞭になる。
あれ?ハト峰って行く人少ないのかな?でもマーキング有るし。
って進んだものの、どうもマーキングの進む方向がおかしい。
ふと、林の間から東の方に岩場と看板が見えた。
アレがそうなんじゃない?
再度分岐まで戻る。
でも、どう見ても直進っぽい。
しばし悩んでいると、ちょうど山ガール(多分)2人組みが下ってきたので尋ねてみると、朝明渓谷の表示の方へ行くらしい。
つまり、釈迦ヶ岳(猫岳)方面から来ると左に下る。
お姉さんも以前間違えて直進したらしい。
思いきり下っていくから、まさかこっちとは思わなかった。
直進方向に倒木が有るのはわざとか。にしてもマーキングが有るのが紛らわしい。
お礼を言って左に下る。
少し下るとちゃんと看板出てた。
こんな感じのザレた岩場。
時間も無いので、ここで昼食摂って引き返す。
ラーメン持ってきたけど時間が惜しいから今回はパス。
行きに5時間も使ってしまった。
この辺りは登山者見掛ける。
でもそれほど多くない。
ハト峰から猫岳に引き返す。
良い尾根道。
小雨がパラつきてきたけど濡れるほどじゃない。
大きく崩れることはなさそう。
結構急で歩きにくく、ペースが上がらない。
帰りはまだまだ長いから無理しないように。
釈迦ヶ岳までは登り返す。
釈迦ヶ岳から北へは下り傾向だから比較的楽だし歩きやすい。
釈迦ヶ岳過ぎて中峠を目指す。
三池岳~釈迦ヶ岳までの尾根道は最高。
釈迦ヶ岳ではなく、段木目的でも良い。
延々と開放的な尾根を歩ける。
釈迦ヶ岳過ぎたら登山者に全く会わない。
こんなに良いのに。ヒル出るから?
良い尾根。
尾根を歩くには縦走しないといけないから?
振り返れば釈迦ヶ岳。
釈迦ヶ岳に続く尾根道良いな。
三池岳に向かう。
誰も居ない静かな山歩き。
まだ結構あるよ。
さようなら釈迦ヶ岳。
手前の尾根(小ピーク)を越えて行く。
下り傾向とはいえ小さなピークをいくつも越えていくからアップダウン激しい。
あれ?来る時こんなに登ったっけ?
登りよりはマシだけど、急な下りも膝に負担が掛かる。
藪も抜ける。
振り返る。
今回の感想
ヒル見掛けなかった。
鈴鹿山系はヒルが多いという話だったから、夏用スパッツ、虫除け、百均で買ったポテトング(つまんで排除用)と準備したけど見掛けなかった。
入道ヶ岳では出たらしいから、これから出るかも。
石榑峠
半ば反則的出発地点。
標高を稼げる分、行程が楽になる。
行きも帰りも僕の他に2台程度だったけど、帰りは路肩に停めてあったから登山者は多そう。
大半は竜ヶ岳に行くのかも。
石榑峠~三池岳
アップダウンを繰り返す尾根道。
スタート付近から開放的で尾根を満喫出来る。
中盤は低木の林を抜ける。
枝に引っ掛からない様に荷物はまとめる。
急な登りが有るけど、変化に富んで飽きないし、最初から尾根を歩けるのは良い。
踏み後は明瞭で、分岐も無いから多分地図を見なくても迷わないと思うけど、何度か方向を変えるのでボーっと歩いていると方角を見失う。
踏み後は絶対に外さない様に。
三池岳はピークハント以外に特に魅力は無いけど、三池岳付近は良い。
三池岳~釈迦ヶ岳
今までのベスト尾根(今まで大して歩いてないけど)。
開放的で歩きやすく、文句の付け所が無い。
釈迦ヶ岳に行きたい訳じゃないけど、この尾根ならまた歩きたい。
段木
今回実際に歩いて初めて知った痩せ尾根。
山の中に浮かぶ様で絶景。
体力に余裕が有る人、自称オネラーな人はぜひ。
猫岳
釈迦ヶ岳に行くついでに。
ハト峰
ここが目的というよりは単なる通過点。
今回時間の関係上折り返し地点にした。
全体的に明瞭な登山道。
唯一、ハト峰に向かう道を間違えたけど、それは地図の読み間違い(というか他の人も間違えてるから地図間違い?)。
釈迦ヶ岳付近は人が多いけど、三池岳付近は少ない。
もっと登山者で詰まるかと思ったけど、とても静かな山歩きが出来た。
反面、トラブル時に誰かに頼る事は期待できない。
石榑峠~三池岳は、そこそこアップダウンの有る尾根道なのでソロの場合は特に慎重に。
ちょっと歩き過ぎた。
足は痛めていないけど、僕がこなす行程としては限界に近い。
せめて猫岳くらいで引き返すべきだった。
でも、「これくらいが僕の行動限界だ」って知っておく事は有効だと思う。
山は距離では判断出来ないから、地図を見ただけではなかなか分からないけど。
鈴鹿山系は歩き応えのある山々が有る割りに自宅からのアクセスが良くて都合が良い。
遠くの高山は良いけど、自宅から1時間程度で行けるのは魅力的。
石榑峠から竜ヶ岳、藤原岳方面に行ってみたいけど、ヒルが本格化しそうでそろそろ鈴鹿山系はお休みかな。
僕は尾根道を歩くのが好きみたい。
開放的であったり、痩せ尾根の様な所を見るとテンションが上がる。
頂上を目指す一般的な登山でも尾根を歩くケースは有るけれど、たくさん尾根を歩くにはやっぱり縦走(山から山へ歩かないと)しないといけない。
日帰りで縦走をこなそうとすると、ハードな行程をこなす体力と脚力が必要になる。
満足出来るだけ歩ける体力が有って幸せだと思った。
五体満足の身体をくれた両親と、毎週の様にぷらぷら出掛けさせてくれる奥さんに感謝したい。
先々週イブネで見掛けた、ハエ取りパックンチョみたいな花。
こんなにデカくなるんだ。