と、言うわけで。


中野ザ・ポケットという劇場で


『アイドル~失われたキミをも求めて~』という


お芝居を観てきました。



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アタクシ、この劇場お初でしたわ。




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中野駅の南口を降りて


・・・きょろきょろしながら歩いてたら、


こんな表示を発見。


この先右ね。




てくてく。。。(;´▽`A``




あ、なんかそれっぽい人だかり発見・・・


到着。



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今日が初日ということで、お花がたくさんでてました。



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TEAM NACSさんからもお花来てました。


なんでも、9月2日(水)19:30の回のアフタートークショウに


TEAM NACSの戸次重幸さんが登場するんだとか。


・・・2日にくればよかったかなぁ(邪)



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入り口でルミカライトと筋書き、


チラシ類を受け取り、客席へ。


センターよりの席でしたが、たぶんどっからでも舞台は観やすそう。




開演までの間に、筋書きを読む。


・・・というかアタクシ、予備知識ゼロでございまして A=´、`=)ゞ


ホント、誰も、何も、知らない(笑)




なんとなーく劇団の名前は見たことがあるような・・・(ないような)


チラシはどっかでもらって見てたけど


特にキャストだとかスタッフさんに知り合いがいるとかでもなく、


珍しくそっち方面の仕事絡みでもなく (;´▽`A``


ホント純粋に“気になったから、来ちゃった☆(きゃは)”ってノリです。




なので。




2008年11月に旗揚げした劇団だとか、


これが2回目の公演だとか、


男の子5人の劇団だとか、そんなことをマルッとひっくるめて


開演5分前に知りましたっ (((( ;°Д°))))





・・・まぁ、バンドでも何でも、最初の出会いなんでそんなもんで。


それはそれで良いじゃないかと、アタクシ的青田買いです(笑)




で。




観て見てどーかというと。


まぁ、それなり。




良くも悪くも。


上手いとかヘタとかじゃなく。


その姿は初々しくもあり、未熟でもあり。


舞台に立った彼らに拍手。





以下、あまりネタバレにならないようにざっくり感想を。





アイドルって基本的には消費されていくものだと思うし、


だからこそ“○○に憧れてます!だからアイドルになりたいんです!”って


そうやって新たな人が“アイドル”となり連鎖していく訳で。




憧れられる存在、求められる存在。


作られた姿と、(実感として)素の自分とのギャップ。


演じている彼ら自身も多かれ少なかれ


そういう“アイドル”的な宿命を負うだろうに


あえて役者がそう言い放つことは興味深かったな。




セリフの中でも再三言われていた


“アイドルなんて虚像で、本当の自分は必要じゃない”って事も


まぁ・・・誰もが知ってるいわば「お約束」な訳で。


そもそも“アイドル”は「作られる」ものだから、


そうやって外部に構築されていく「事実」に耐えられるだけの


精神的タフさと柔軟性というか、


そういう意味での“素質”がないとやってけないモンだと思うのです。


まぁ・・・役者さんともリンクする部分があるでしょう。


どうしても色が付いてしまうというか、


キャラクター(=役柄)を通してその人を見てしまう訳で。


イメージと違う! とか、


○○さんはこんな人じゃない! とか。


・・・よくある話。





パブリックイメージとリアルは違って当然。


だけど、それを感じさせるか、ギャップはあるのか


いっそ仙人のように生活感がないか、


現実感のないバーチャルな存在になるか。


まぁそんな因果な“アイドル”ってもの。


プラスアルファで売れる・売れないって要素も絡んでくるから


これもまた因果なモンで。





当人達の努力だけで売れるか?


その努力は正しいのか、間違っているのか?


事務所や周りの力だけで売れるか?


そもそも“売れる”ってのは本当なのか?


何をもって“売れてる”というのか?


・・・・・なんかそういう部分でもっと試行錯誤というか、


這いずり回るというか、のた打ち回って欲しかったなぁ。




やっぱりどうしても


“アイドルってこういうもんだよね”って


もやもやとイメージできる(=共有できる)部分に


寄りかかっているというか、


結局なに? という感覚がぬぐえない。




あえて強烈な成功のイメージというか


明確なゴールを描いて欲しかったな。


“なんとなく”という言葉がキーワードとして出てきますが


それぞれの“なんとなく”がもっと・・・伝わって欲しい。


“なんとなく”は“なんとなく”だから


“なんとなく”でいいじゃないか、ではなくて


執着でも葛藤でも衝動でもいいけど


それぞれの“なんとなく”が明確に刺さることで


もっと「そこまでしても、なぜ“アイドル”でいたいのか」ってのが


伝わるかなぁ~と。


無理やり面白い方向に振らなくてもさ、


ファンタジーにしなくてもさ。




と。そんなことを思いました。




友人知人、親類縁者、関係者・・・と思われる方々がたくさんいて


ちょっとビビリましたが(・・・某事務所の人もいたしね)


まぁ・・・それは初日ということで。








何はともあれ、9月6日まで公演しとるようです。


彼らのこれからに期待。


目撃者になりたければ、行くのもアリ。








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