竹俣紅。(たけまた べに) 1998年6月27日生まれ。16歳。
譜久村聖。(ふくむら みずき) 1996年10月30日生まれ。17歳。
年齢も近かったんですね。そう言えば。
将棋の勝負はわかんないけど、とりあえず見た目では負けてません。本気で打ち込めばEテレ『将棋フォーカス』の司会くらいはいけるんじゃないの? (地味だな)
本日もわけがわかりません、青島百八軒でございます。
さて。今般のお話は……。
TOKYO IDOL FESTIVAL 2014！
2010年から、お台場においてフジテレビ主催で開催され、毎年その規模を拡大し、今年で五年目となりました。
参加するアイドルグループは、ソロアイドルも含めて、なんと、138組に及びます!!
史上最多！ 天井知らずの勢いはこれからいつまで続くのか?! それを見極めるために、このわたくし、青島百八軒玄武も初めての参戦をしてきました！(￣▽+￣*)<ｷﾗｰﾝ! ←譜久村聖オマージュ。(笑)
感想をYouTubeにアップしましたので、ご覧下さい。
レポートがレポートになっておりませんが……。(^^;)
ともかくも、興奮だけはお伝えできたかと思います。
今回のTIF参戦の目的は、動画にもあるとおり、ハロプロエッグ出身のアイドルがどのような成長を遂げたか。そこを見ることが大きな眼目としてありました。(ハロプロエッグと、それぞれのグループについては、こちらを参照)
何しろ、今年はハロプロ本体からスマイレージまで来るっていうから、驚きましてねー。
慌てて熊本からの渡航予定を変更したなんてこともありました。
そうまでして観たスマイレージは、やっぱり素晴らしかった！
早朝から溽暑となった2014年8月2日。集まった観客の数は2000人を超えたとか。むろん、自分たちのファンだけではありませんが、だからこそ余計に緊張したはずです。竹内朱莉ちゃんの表情なんて、こわばり過ぎててボーリングの玉みたいでしたからね。(笑)
しかも、この日は、昼すぎから中野サンプラザでハロープロジェクトのコンサートがあり、そこに臨む前の出演だったため、ウォーミングアップも十分ではなかったはずです。まるで寝起きでも謡いの稽古をしなければいけない能楽師のような気分だったのではないでしょうか。
彼女たちは、そんな過酷な条件を見事にクリアしました! まったく、十分すぎるパフォーマンスだったと思います。
8/20にリリースする新曲のプロモーションを兼ねていたため、その曲調もあって、若干の中だるみがあったのは否めなかったのですが、それでも、最初と終わりとでしっかり盛り上げる腕前はさすがに豊富なライブ経験に裏打ちされているんだろうなと感じました。(でもこのスケジュールはヒドイわ。ひとつも外部へのプロモーションがない)
一日のスケジュールは、タイムテーブルとにらめっこして決めます。
動画にもありましたが、同行していただいたのは、それまで、アイドルといえばモーニング娘。を含む、ハロー!プロジェクトのアイドルしか知らず、その他のアイドルグループなど微塵の興味も示さなかったコブラ塾長。
スマイレージが参加するとわかった途端、今までわたくしが何度熱く語っても馬耳東風だった「TOKYO IDOL FESTIVAL」の略称「TIF」を、当たり前のように「ティフ」と呼び始めたこの方の都合により、当初予定していたスケジュールは極めてタイトなものになってしまい、おっさん二人にとっては天敵である酷暑対策も考えなければならず、よって観に行く予定だったステージをいくつが外さなければならなくなりました。
それでも、見なければなせないステージがあったりと。それは、ハロプロエッグ出身のアイドル。
・アップアップガールズ(仮) ・THE ポッシボー ・吉川友
この三組です。
以前、ラジオ『青島＆コブラの「お笑いエンタメ時評」』にて、ハロプロエッグ(非ハロプロ)特集を組んだことがありますが、そのメンバーがフル出場。
まず、スマイレージの後、30分後に、アップアップガールズ(仮)が登場。
どうしても、この30分は酷暑とはいえども落語『蒟蒻問答』の無言の行よろしく、有料優先スペースにいるわれわれは立っていなければなりません。
↑六代目・春風亭柳橋の『蒟蒻問答』って、かなり貴重な動画じゃない?
スマイレージのすぐあとが「リンダ3世」という群馬県出身のアイドルグループ。
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アルバムが出ているのは知りませんでした(失敬)が、1stシングル『未来世紀EZ ZOO』は、YouTubeでアップされると、「サンバ+EDM」というわけのわからない曲のセンスが楽曲派のアイドルヲタクを中心に話題となり、「なんか変なのがいるぞ」とたちまち話題になりました。
一度生でも見てみたいと思っていましたので、これはラッキーだったのですが……。
その途中でコブラさんが体調不良を訴えられ、あと15分我慢していればありえない近さでアップアップガールズ(仮)のステージが観られたというにもかかわらず、やむなく離脱。
無料スペースからもさらに離れた枠外のステージから、双眼鏡を通してもわずかに見えるか見えないかの公園のようなスペースの木陰に退去したのです。
そこから観たのが、このステージ！
最高でした！！ 感涙もの！！！(T_T)
逆に遥か後ろから眺められたことで、あのハロプロエッグを罷免され、芸能界から放逐されてしまった七人が、2000人近いお客さんをスマイレージ以上にROCKしていたのが印象的でした。
THE ポッシボーのステージは、ステージへの入場規制が厳しい時にあたってしまい、残念ながら一曲しか見られませんでした。
↑この曲ではありませんでしたが、ステージのこなし方は熟練の域でして。貫禄がひしひしと伝わってまいりました。後ろのほうで生還しているお客さんたちにも優しく盛り上がり方を享受する場面などが印象的でした。
吉川友は、一日の締めくくりのような感覚で見たステージでした。
動画のステージは湾岸スタジオ内に設置された「ドールファクトリー」ですが、我々が観たのは湾岸スタジオ屋上に設置された「スカイステージ」で、夕刻だったこともあって、フジテレビ本社ビルの後ろへ沈む夕日がロマンチックな光景。それわ目の当たりにして夢中になってはしゃぎまくり「夕日! 夕日!」と子供みたいにはしゃいでいた、きっかが印象的でしたね。
もう一つびっくりしたのが、ブラジルのサンバの衣装をモチーフにしたなんともいえないセクシーな衣装。
まさしくこの光景で、わすかに三曲ぐらいでしたが、最高のステージとなりました。
この三組のステージは、まさしく今日のアイドルの形をはっきりと輪郭づけるものだと感じました。
そして、今回スペシャルだったのが、最近この三組で結成された「チーム負けん気(仮)」としてのステージ。このユニットとしては、初めてのシングル『無限 Fly High!!』も初披露となりました。
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総勢13人で、歌えや踊れや凄かったのですが、普段はバラバラの活動をしているにもかかわらず、ひとつのグループとしてギュッとまとまったステージングを披露していたのが印象的でしたね。しかも、結局は同じ曲を二回歌うという暴挙だったにもかかわらず、みんなの仲が良さそうで幸せな空気に圧倒されて、そんなことはどうでもよくなり、会場全体がピンク色に染まったような幸福感がありました。
出場したアイドルは、138組。むろん、ハロプロ関連だけではありません。
東京女子流は、フジテレビ新社屋下の野外ステージ「マイナビ ステージ」で、かなり後ろのほうから観てきました。- 十字架 ~映画「学校の怪談 -呪いの言霊-」 Ver.~ (CD+DVD) (Type-A)/東京女子流
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この『十字架』の衣装は、ファンからも賛否が分かれるようですが、ステージでの衣装は背中の十字の意匠だけ引き継いだ、白いアイドルっぽい衣装になっていました。
ダンスのそろい方と切れはさすがと思いましたが、如何せん数多くステージをこなしてきたからか、スタミナ面に心配がありましたね。ただでさえ掠れがちな、あーちゃん(小西彩乃)の声がさらに空回っていてハラハラしましたもの。(;・∀・) - sky traveler/avex trax
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正直、この『sky traveler』よりも、好きです。(笑)
この日のスマイルガーデン最後の曲は、去年のTIF2013で伝説となった『デモサヨナラ』でした！ (1日目のトリを飾ることになっていたDorothy Little Happy 。しかし、突然の暴風雨で中止。2日目のトリとして振り返られたが、それがこの年の大トリとなってしまった。それでも会場のボルテージはこの曲一曲で最高潮となった)- デモサヨナラ/avex trax
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今観てみると、あまりの汗の量で全員の髪の毛が毛先までずぶ濡れになっているのがわかります。
ダンスの切れ方はわたくしが2年前に博多と北九州で見たそれとは格段にレベルアップしていましたね。その時からもすでに「アイドル界最高峰のパフォーマンス」という呼び声は高かったのですが、ほぼ独学でこのパフォーマンス力を手に入れたのですから、頭が下がります。
全員の声のレベルも上がりましたねー。美杜ちゃんは低音域に力を発揮し、香美と瑠海は遠くに響く声になりました。高まりの透き通った声にもブルースを感じるようになりました。
ダンスについてはDorothy Little Happyといえば、モーニング娘。'14・10期メンバー、石田亜佑美を想起しますね。
なにしろ、彼女はこのDorothy Little Happyのバックダンサーチームであるところの「ハッピーダンス」に所属していましたから。
古巣のハッピーダンスは、この夏デビューが決まっているようです。頑張ってほしいものです。
Especiaは、8月2日のドールファクトリーで見ましたが、三曲すべて新譜『GUSTO』の横ノリの曲でまとめるという怪力を見せました。(笑)- GUSTO [CD]/つばさレコーズ
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上記の動画は、3日のスマイルガーデンでの『No1 Sweeper(Necio edit)』ですが、わたくしもアルバム先行曲であったこの曲で勝負をかけてた来ると思ったので「あれ?」と拍子抜け。しかし、『海辺のサティ』など、横ノリでもじっくり聴かせる「エエ曲ありまっしゃろ」感で押すステージはファンならずとも聞き惚れたことでしょう。
Negiccoのステージは、2年前に所属レーベル「T-Palette Records」の創設1周年記念ライブを原宿アストロホールで見て以来でした。
上記の動画は、スマイルガーデンでのステージですが、わたくしが観たドールファクトリーでのステージは、新曲『サンシャイン日本海』を含む3曲でした。- サンシャイン日本海 [CD+DVD] 初回限定盤A/T-Palette Records
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この子たちのいいところは、10周年というのに、フレッシュ感がいまだに薄れていないところですね。
企画ものアイドルとして結成され、メンバーの一人が脱退して以後、同じメンバーで付かず離れず、弛まず怯まず、ずっと過ごしてきました。武道館でコンサートをしたいという彼女たちの気持ちに、多くのファンが「こいつらだけは何とかしてあげたい」と、新潟のアイドルを全国にアピールしようと必死です。
アイドルといえば、何か目的が達成されると燃え尽き症候群になってすぐに解散を言い出すケースが多いのですが、このグループだけは、新潟を背負ってずっとずっと多くのファンに夢と希望を届けてほしいです。もしかしたら、SMAPを超えるようなアイドルになるかもよ?
Bitter & Sweetは、ステージ自体は見れなかったのですが、『握手会のファンタジスタ』の異名をとる、ピアノ担当の田崎あさひちゃん見たさに握手会の列にだけ並んだという、下心丸見えの残念な結果に……。(;・∀・)- Bitter & Sweet/インストール [DVD]/アップフロント インディーズ
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あさひちゃんは長崎県出身で、わたくしも同じ九州人ということもあって話が弾み、なんだかんだで30秒以上は握手していました。(握手会ではものすごく長い時間に感じます)
見た目のおとなしそうな印象とは全然違うパワフルな歌は、去年の夏のハロー!プロジェクトのコンサートでオープニングアクトをしていた時に耳にして、アップフロントにとんでもない逸材がいるぞとワクワクしたものです。(この時はまだソロでした)
ちなみに、長谷川さんの下の名前は今知りました。(;・∀・)
LoVendoЯは、わたくしが最終日・3日のハイライトとして観に行ったロックバンド。
元モーニング娘。6期メンバー・田中れいながボーカルとして活躍中。- 「不器用」 [DVD]/アップフロント インディーズ
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楽曲は来月発売の『イクジナシ』を含む4曲。中には、モーニング娘。時代の最後のソロ曲『ROCKの定義』をやってくれたのが嬉しかった。武道館での卒業公演を思い出す一瞬でした。
時間的には間に合わない感じだったのですが、なんとか有料スペースに滑り込むように入れました。時間が押していたので、ゆっくり見られる感じだったのですが、その前のアイドルグループがはけた後、有料スペースからぞろぞろと退出する人が続出。おいおい、次に歌うの、あの「田中れいな」だぞ！！(T_T)
おかげで、まったく、ありえない近さが観られました。夢のような時間でした。茉凛ちゃんがあんなにおどけている姿を始めてみた。(笑)
「あ。噂のナカサキポーズ!」
っていったら、周りのおじさんたちが反応していたのも面白かったですね。みんな仲間(ハロヲタ)でした。(^^;)
あと、スタッフさんがLoVendoЯを引き込む前に「次はバンドものでーす」と言ったのが情けなかった。(T_T)
さくら学院は、結局ステージも見られず、握手会も行けずだったのですが、帰ってきて中継の録画を見返してみると、2013年度の卒業生から、飯田來麗と堀内まり菜が来ていたと知って、思わず「それを早く知らせろよー!」と不毛な突込みをテレビに向かってやってしまった云々……。(´・ω・`)- さくら学院 The Road to Graduation 2013 ~絆~ [DVD]/ユニバーサル ミュージック
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今年度で、水野由結ちゃんと菊地最愛ちゃんが卒業なんで、なかなか卒業公演とか行けない地方人としては、こんな機会で観るしかなかったのですが、不参加を聞いて本当に残念です。
でも、ＶＴＲで見て、しばらく見ない間に、本当にみんな成長していてびっくりしました。磯野莉音ちゃんなんて、灯台みたいになっちゃったよ！(;・∀・)
アイドルの成長は本当に早い。
楽曲派のわたくしとしては、これも見てみたかった。つりビット！ - 踊ろよ、フィッシュ(初回生産限定盤)(DVD付)/SMD itaku (music)
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ダイバーシティのガンダム像前のフェスティバルステージで行われていたそうですが、アイドルが山下達郎のカバーなんて、素敵すぎます！(^^;)
来年見られるなら、ぜひとも見てみたい！ - サンシャイン日本海 [CD+DVD] 初回限定盤A/T-Palette Records
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まさしく、この曲のように、みんなTIFで出会うべくしてで会ってきた、そんな感じがします。
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以上、いろいろと見てまいりましたが、とにかく、今だに脳髄ですべてを処理できずにいます。
幸福も有り余ると身体が対処できなくなるんですね。知りませんでした。(;・∀・)
おかげさまで、財布は荒涼とした砂漠のようになりました。(・・；)
それでも見ていて思ったのは、自らの青春時代を切り裂いてまでも何かしら幸せを運んできてくれる彼女たちは本当に尊いなと。頭が下がります、まったく。
彼女たちには、必ず解散があり、脱退があり、やむに已まれぬ不幸があったりするわけですが、それでも138組も出場しているのは、われわれアイドルファンが広い心で待っているからだと思います。
なので、アイドルファンの方々は、どうか節度と品位をもってアイドルたちに接していただきたい。彼女たちは、李朝の壺より端渓の硯より敦煌の仏より繊細で壊れやすい人たちなのです。敬う気持ちを忘れないでいただきたい。
アイドル文化を広く世界のものにしていきましょう。来年もお台場でこういったひと時を楽しみたいものです！ - さくら学院 The Road to Graduation 2013 ~絆~ [DVD]/ユニバーサル ミュージック
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Dorothy Little Happy は、8月2日のラストに、わたくしが一人で見てきたステージです。
スケジュール的に、東京女子流のすぐ後で、しかも湾岸スタジオ屋外の「スマイルガーデン」という悪条件。わたくしは東京女子流のステージがはけると、すぐに新交通ゆりかもめに乗車。急いで二駅先のテレコムセンター駅から走って向かいました。
幸いステージは一曲目を終えたあたり。有料スペースにはすでに入れず、無料スペース上手側の小高い丘のような場所がちょうどステージと目線が合ういい場所だったので、そこで観賞。
ちょうど、新曲『sky traveler』のカップリングで、一聴して好きになった『恋の花火』を目の前で見れて感動しました。