元ソニーミュージックのプロデューサー、スティーブ小山さんから嬉しいお言葉を頂いた。


『やっぱり現役でやり続けることがイイよ。かっこええよ。』




僕はティーンエイジャーの頃、ROCKなんて30歳でみんな辞めるもんだと思っていた。


海外ではポールマッカートニーやローリングストーンズがやはり歳と共に音楽のセンスや幅が広がっている。


日本では矢沢栄吉氏が30歳を超えてますます楽曲やステージに磨きがかかっていった。


『ROCKはOOの叫びだ』


OOには、人それぞれに、その人に合ったいろんな言葉をあてはめればいいと思う。




僕は20代の頃思った。


もし僕がROCKに出会わず、ギターを手にしていなかったら、


きっと刑務所に入っていたと。


『理由なき反抗』の発散の方法を間違えていたと。


クラプトンもクリーム在籍中のインタビューで、


『何故ギターを弾き始めたのか?』


という質問に、同様な言葉を語っていたのが印象的だった。


今、僕はもうとっくにそんな歳ではないが(笑)





ROCKを演奏すること、歌うことは・・・・・・・・


いや、ROCKに限らず


きっと、何らかのメンタル効果があると思っている。


僕なんかはMCで喋り始めると止まらなくなってしまうけど(笑)、


会話などコミュニケーションが苦手な人が、


人前でギターを弾く、もしくは歌えば、


そこに演奏する側と聴き手に何らかのコミュニケーションが成立する。


そう感じている。




まあ、音楽をすることにいちいち理由付けする必要など無く、


『好きだから演る。』


それでいいんだと、この頃やっと思える様になってきた。



それを出来る状態や環境を与えてもらっていることに感謝している。

そして、小山さんの言葉に感謝している。


はたして何歳まで演れるかな?(笑)