沖野修也 オフィシャルブログ

Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog


テーマ:
先日
渋谷のThe Roomで
行なったあるイベントでの出来事。

その日は
僕がInterfM897でやっている
番組、JAZZ ain't Jazzのアワードの発表の日で
番組終了後23時から
アフター・パーティーと称して
The Roomでイベントを行なったんです。

ライブでの出演は、
ベスト・ソングにノミネートされていた
sauce81と
ベスト・リミックスにノミネートされていた
ROOT SOUL。

共に受賞しなかったったんですが、
(両部門強豪がひしめき合っていたので)
審査員特別賞として
自腹で作ったトロフィーを贈呈しました。

モーリス・ホワイトへの
トリビュートとして
Earth Wind & Fireの曲ばかりを30分程かけて
まずsauce81のライブがスタート。
その後、
セット・チェンジを経て
ROOT SOULのライブへ突入。

水曜の夜ということもあって
お客さんはそんなに多くはなかったんですが、
熱心な番組リスナーと
常連さんに支えられ、
非常にいい雰囲気で
2組のライブを終えることができました。

その後、
朝まで僕のDJだったんですが、
ライブが終ると
続々とお客さんが帰って行くではないですか!
しかもその日は、
将来的にこのイベントをもっと大きくして
盛大な授賞式にしましょうと
常日頃から言って頂いている
某代理店の
H上さんもいらしていたんですが、
僕のDJが始まってそんなに時間が経たない内に
お帰りになってしまいました。

いい所見せられなかったな・・・。
やはり平日の深夜は難しかったな・・・。
それにしても
俺、人気ないな・・・。
色んな想いがこみ上げて来ます。

薄明るい店内で、
僕がかけている筈の音楽は
結構な音量で流れていた筈なのに
全く僕には聴こえなくなっていました。

身体の中が空洞になったような錯覚に陥り、
その"穴"が
どんどん大きくなって行くのを
感じることもできました。
冷たく壁のない無限の闇のような・・・。

ふと我に帰ると
曲が終わりそうになっていることに気付きました。

今だから言えるけれど、
僕は、何もかもが無意味に思えて
そのまま曲を終らせて
もうイベントを終了してもいいとさえ考えていました。

しかし
全くお客さんがいなかった訳ではありません。

僕は
残ってくれた人達の為に
投げ出さずに最後までちゃんと選曲しなければ、
プロを名乗る資格はないという気持ちを
かろうじて取り戻しました。

そして、
そんなお客さんが少ない時だからこそ
来て良かったと言ってもらえるようにしようと
いつも以上に
気合いを入れてDJをしたんです・・・。

朝の4時に一度終って
照明を上げ5時までメロウな曲で
残った人達と談笑している時のことでした。

常連の
K林さんが僕のDJを絶賛するではないですか!
聴いたことない曲がいっぱいかかったし、
いつもとプレイも全然違ったと。

ま、確かに、心折れそうになりながら頑張ったけれど
そんなに褒められるとは夢にも思っていませんでした。

すると
店長の佐藤までが
今日の僕のDJはヤバかったと言い出すではないですか!!

そして
こともあろうに
従業員の遠藤ナオは
「こんなにいい沖野さんのプレイは3年ぶりっす」
と言いやがるではないですか!!!
(3年間はアカンかったんか???)

実は、
JaJ Awardsのアフター・パーティー前は
メチャクチャ忙しくて
全くDJの準備ができなかったんです。

普段は、
その日かけるレコードを選んだり、
近々に買った音源をCDに焼いたりして
DJに臨むんですが、
その日は
Earth,Wind & Fireのアルバムを6枚程、
そして、
いつも使っているCDケースをひとつだけしか
持って行っていなかったので
正直
褒められるようなDJが
できる状態じゃなかったんですよね。

しかし、
火事場の馬鹿なんとかと言いましょうか・・・
やればできると言いましょうか・・・
なんとかなったんですね。

彼等が僕を褒めるのを知ってか知らずか
同調する人が次々と現れ、
あまりに
好評だったので
逆に
何が良かったのかが気になって来ました。

だって、
気合いを入れたとは言え、
元々のモチベーションは低く
準備不足だった訳で・・・。

あれから
ずっと考えてみたんです。

皆が僕のDJをいいと思ってくれた理由を。

普段、
僕は
意識的に
同じ曲を繰り返しかけることによって
沖野修也的ヒット曲を作るように心がけているんですが、
その日は敢えて、
ヒットを
封印しました(Still I LoveのThe Reflex Re-Editを除く)。

そして、
2015年にかけまくった曲も
プレイしませんでした。

いつも使うCDケースとは言え、
160枚×10曲として1600曲は入っている訳ですから
海外のギグでかけたことはあっても
The Roomでは
ほとんどかけたない曲もあるでしょう。

故に
新鮮だったのかもしれません。

それから、
その日は
普段曲を極力最後までかける僕が
お客さんを飽きさせないように
クイック・ミックスにしていたことも
関係していたでしょう
(お客さんが少ない時にフル尺は危険)。

ある意味強引に重ね合わせて
別々の曲が
無理矢理ミックスされる場面もあったのですが、
その雑な感じも良かったのかもしれません。

そして何より、
そのプチ実験的な試みに
"いつもと違う感"に
僕が楽しみを感じていた事が
最大の理由だったとも言えるでしょう。

長年DJをやっていると
お客さんが少なくて
ヘコむこともあります。

でも、
平日の深夜や
雨や台風の時でも来てくれる
熱心なファンの為に
泣き言を言ってる場合じゃないんです。

僕が回すハコでは
いつだってオーディエンスは
真剣に音楽を聴いてくれています。

だからこそ
いかなる時も
気を抜かずに
プレイしなければいけないんだなと思いました。

先に帰ってしまった人が
後から噂を聞いて
後悔するなんて事の方がいいですよね。

これからも
ファンの方に渾身のDJセットを聴いてもらえるように
改めて精進して行きたいと思います。

PS

僕のプレイが本当に
3年振りに良かった・・・
のだったとしたら申し訳ない気持ちで一杯です。

でも、
それ上司に言うかな?
普通・・・。

PPS

追い込まれたときの方が僕のDJがいいと気付いたスタッフは
僕のレコード隠したり、敢えて機材を壊したりするとか言ってました(笑)。











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