沖野修也 オフィシャルブログ
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2014-09-22 17:16:31

『安倍総理への手紙』に至った経緯

テーマ:ブログ
もう既に
ご存知の方も
いらっしゃると思いますが、
先日、
憲政記念館で行った
僕の
DJ25周年記念パーティーのVol.15、
Zeebra君との
トーク・セッションで
海外DJの賛同を取り付け
連名で
安倍総理に
要望書形式の手紙を出すという
計画があることを
そして、
その内容を発表しました。

プロジェクト名は
『A Letter To Mr.Shinzo Abe』、
DJ達が
一国の総理に宛てた
手紙を出すという事で
一部メディアにも取り上げて頂き
概ね
いい反響を頂いております。

この安倍総理への手紙、
風営法改正に向けて
海外DJが
「正しい改正をお願いしたい」

要望している訳なんですが
(内容に関しては
メディアで公表されていますし、
また総理の手に渡った際に
あらためてブログに掲載します)、
今日は
その経緯を
ご説明させて頂きたいなと。

この5月に
ブルックリンで
Alex From Tokyoという
かつて日本に在住し、
現在NYに住むDJと
ランチに行ったんです。

話の流れで、
風営法の話題に。

Alex曰く、
「海外のDJはその辺の事情、
よく判ってないと思うよ・・・」
と。

そりゃそうでしょ、
1時以降、
日本で踊れないなんて
誰も信じてくれないでしょう。

だから、
Alexにお願いして
最初は
僕が状況説明したいから
それを翻訳して
みんなに送ってくれない?
みたいな話だったんです。

だって、
変な話、
規制が厳しくなって
回す場所がなくなったら
彼等も困るでしょう?

それに僕は
彼等が
風営法の事を理解していない
という状況に
複雑な心境を
抱いていたんですよね。

日本では
クラブとクラブ・カルチャーを守る会に
所属するDJやラッパー達が
日曜の早朝、
道玄坂で清掃活動をしているんです・・・。

仕事が終わって疲れているに
憧れの対象でもある彼等が・・・
ですよ。

なのに
海外の大物DJ達が
風営法の事をよくわかってないって
おかしいんじゃないかなと。

そこで
彼等にも
クラブの価値や魅力を語ってもらい、
風営法が正しく改正されるように
共同声明みたいなものを出せないかなと
考え始めたんです。

でも
記者会見が出来ればいいけれど、
皆さん海外在住だし・・・。

そこで思いついたのが
このプロジェクトでした。

総理大臣に直訴するのが
一番
インパクトがあるのではないかと。

それに、
僕が
単に
共同声明を出したいと言うよりも
総理宛に手紙を出すから・・・
とお願いした方が
僕の心意気が伝わるでしょうから
乗り易いかなと。

世界のトップDJ達が
一国のトップに
手紙を出すって
きっと注目されるに違いない!
そう思ったんです。

そこで、
叩き台を僕が作り
Alexからの疑問を反映させた上で
彼が翻訳。
それを
来日経験があり
影響力のあるDJ達に
Alexから送ってもらいました。

しかし、残念ながら
お声掛けしたDJ全員から
賛同は頂けた訳ではありません。
逆に言うと
100%賛同頂けた方から
お名前をお借りする事ができました。

但し
この手紙を官邸にただ出しても
スルーされる可能性がある。

だから
僕は、
その手紙の存在を公表する事にしたんです。
そうする事によって
情報が共有され
総理に手渡しする方法に関して
色々と
アイデアが
集まってくるのではないかなと。

では
どこで
それを発表するのがいいのか?

実は
僕は既に
自分のDJ25周年記念パーティーの為に
憲政記念館を
共催者の岡田哲扶さんにお願いして
押えてもらっていて
対談の相手に
ZEEBRA君をブッキングしてたんですよね。

ZEEBRA君と言えば、
クラブとクラブ・カルチャーを守る会の会長。

クラブのイメージの向上、
そして
クラブ・カルチャーの重要性の周知の為に
日夜お仲間と
連絡を取り
情報発信に務めている張本人。

対談の最後に
この手紙を公表し
まさに
このプロジェクトが
始まるきっかけとなった
彼等の活動に労をねぎらうことで
イベントを締めるのが
理想の形ではないかと思った訳です。

これが
『安倍総理への手紙』

世に出る事になった経緯です。

現在、
しかるべき筋から
なんとか
総理に手紙が渡るように
ルートを模索し
なんとか
一筋の光明が見えて来ました。

海外DJ達に
現在の
日本のクラブの状況を
説明する機会となった事は
とても大きな事でした。

そして、
TOP DJ達がが連名で
クラブの重要性を訴え
風営法の正しい改正を望んでいる事が
多くの人に伝わる事で
改めて
この問題に対する関心が
高まる事を願っています。

まだまだ
越えるべきハードルはありますが
進展があり次第
皆さんにご報告させて頂きます。

PS

今日、
ALEX FROM TOKYOから
聞いた話なんですが、
一昨日パリで
ジェフ・ミルズさんと会ったらしく
この発表の記事をWEBで見て
引き続き全面的に協力してくれると
ALEXに言ってくれたようです。

日本の文化を守る為に
海外の人達も
声を上げ始めてくれました。

本当に有り難い事です。
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2014-09-05 11:54:15

修也と辰緒の生ラジオ?

テーマ:ブログ
僕、沖野修也が
久々に代々木VILLAGE-MUSIC BARで
YOYOGI SUNDAY JAZZを開催します。

銀座MUSIC BARのオープンを控え、
最終回?とも噂されるYSJですが、
今回は
沖野修也DJ生活25周年記念パーティーの
Vol.13と題し、
豪華ゲスト、須永辰緒さんをお迎えして
世界初の試み
"非公開生放送ラジオ"
形式のイベント


トライします。

InterFM"JAZZ ain't Jazz"、
J-Jazz.netの"須永辰緒の夜ジャズ.Net"と
共に
ラジオ番組のレギュラーを持つ二人が、
「決して放送される事のないラジオ番組形式」
のトーク&選曲で、
痛い話や
せつない話も含めて

音楽シーンの本音を語り、
お気に入りの楽曲をプレイしてゆきます。

予定ではオープンからの1時間のみを
非公開生放送ラジオ形式で
進行する予定ですが
(残り3時間は通常のDJプレイ)、
場合によっては延長の可能性も・・・。

いずれにせよ、
お席の都合もありますので
お早めにお越し下さい。

クラブ・ジャズ・シーンの
重鎮2人による
本音トークと
本気の選曲


着席で楽しめる
YOYOGI SUNDAY JAZZ。

一体どうなりますことやら・・・。

YOYOGI SUNDAY JAZZ
~沖野修也DJ生活25周年記念パーティーvol.13
「修也と辰緒の代々木で生ラジオ?」

日時:9月7日(日)
場所:代々木VILLAGE-MUSIC BAR
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-28-9
電話:03-6300-0159
料金:1000円(No Drink)
時間:19:00~24:00

*トークはオープンから1時間を予定。
 残り3時間は二人でDJプレイを行います。
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2014-09-04 21:51:51

クラブの歴史を変える日

テーマ:ブログ
9/18(木)
憲政記念館で行う
トーク・イベントまで
2週間を切りました。

そもそも
この企画を思いついたのは、
僕達DJは
クラブに関して
何故もっと
ポジティヴな発信をしてこなかったのか?
という自問自答に端を発しています。

ある人が犯罪を起こした時、
その人の職場が
イコール、
犯罪の温床になるとは思いませんよね?

その人の職業が、
何であっても・・・。

何故なら
非合法団体等の例外を除いて
犯罪は個人の問題であって、
所属する組織や場所の問題ではないから。

だから僕は
クラブでDJの真似事をしていた
芸能人がドラッグを使用して捕まっても
クラブが
犯罪の温床だと思われるとは
夢にも思わなかったんです。

僕、
今年でDJ生活25周年になるんですが、
認知が向上して
大衆化する事はあっても
クラブが
忌み嫌われ
避けられるような
存在になるなんて
予想もしなかった・・・

(同様に海の家も)。

ところが
クラブは
営業時間か許可の問題、
騒音や
酔っぱらいが起こす
トラブルもあるので
世間一般の職業よりも
もともと印象が随分悪かった。

僕も
髭面に
サングラスですし

(苦笑)。

そもそも
風営法とは
善良な風俗と
清浄な風俗環境を保持し、
青少年の健全な育成に
障害を及ぼす行為を
防止する為の法律です。

その崇高な法の精神を
否定したりはしません。
ただ
DJが
音楽をかけて
お客さんが
踊る事の
どこが
善良の風俗と
清浄な風俗環境を
破壊し、
青少年の
健全な育成に
障害を
及ぼす行為
なのでしょうか?


風営法が指していたのは
単に
客に
ダンスを
させる営業ではなく
売春婦が
客を
ダンス・フロアーに
引っ張りだし
一緒に踊る事で
その気にさせる
営業

だったのでは
ないでしょうか?

「そんな事言っても、
クラブで
キマってたヤツ見た事あるし」

おっしゃる人がいるかもしれません。

仮に
そんな事があるのなら
警察に
突き出せばいいんです。
薬物を
取り締まる法律が
あるじゃないですか。

「騒音で迷惑してるんだよ!」
とおっしゃる人がいるかもしれません。
騒音防止条例で
規制すればいいんじゃないですかね?

「クラブから出た人が
騒いだり
人とトラブルを
起こしているじゃないか!」
という人がいるかもしれません。

それ、
本当にクラブにいた人達ですか?
居酒屋とか立ち飲み屋から
出て来た人達ではないですか?
仮に、
クラブから出て来た人達だとして
それは
呑み過ぎの酔っぱらいが
悪いのいであって
クラブが
悪い訳ではないでしょう?
酒のせいだとも言いませんよ。
そんなものは
大人の
マナーの
問題でしょうが(怒)!


今、
事業者の皆さんは
犯罪や
迷惑行為があった時に
警察と
連絡が取れるように
団体を立ち上げたり
連絡網を整備しています。

それに
既に
犯罪や迷惑行為が起らないように
注意喚起していますし
未成年者の入場も
厳しくチェックしています。

だから
もうそろそろ
DJが
人を
ダンスさせる事の
社会的
文化的価値を
認めて
もらえませんかね?


事業者の
意識も変わり
DJや
アーティストの
発信もあって
政治家の皆さんにも
風営法の問題点が
ご理解頂けるようになり、
ダンス議連に
名を連ねる
国会議員の方々の働きにより
法律が変る機運も
高まって来ました。

それでも、
クラブの
存在価値を
世の中に
アピールする動きは
まだまだ
不足している

と思うのです。

澄んだ水を
墨で
濁すことは
簡単ですが、
黒く濁った水が
入れた墨と
同じ量の水で
元の透明度を
取り戻す事は
容易ではありません。

繰り返し
流布された
メディアでの
クラブの
悪いイメージは
簡単に覆せません。
だからこそ
僕達
DJや
アーティストは
クラブがどれだけ
人間にとって重要で
大切な空間であるかを
アピールし続けないと
いけないのです。


さもなければ、
悪い印象を
払拭もできないし、
本来
クラブが
持っている存在価値とは
全くかけ離れた
次元で営業を続ける
儲け目当ての
飲食店が
クラブの名を
騙っていたりするので、
「沖野は
クラブが
素晴らしいとか言ってるけど、
あそこは
音楽なんてどうでもいい人達が
ただナンパするのに
集まってるだけやん」

突っ込まれたりするんです(笑)。

おいおい、
そこ
クラブじゃないから!


ここまで
散々
ネガティヴな事を書いたので
9/18(木)の
憲政記念館でのイベントでは
もっと
前向きな話を
したいと思います。

まずは、
基調講演で
僕が
独断と偏見wで
クラブを定義し、
分類します。

そして、
クラブと
DJの可能性
について
お話します。


そして、
その基調講演の後には
ゲストをお招きして
トーク・セッションを
行います。

今回
お声掛けしたのは
HIP HOP界の
アクティヴィストにして
日本を代表する
ラッパー、
Zeebra氏。

クラブと
クラブ・カルチャーを守る会の
会長でもあります。

彼と
DJのみならず、
ラッパーやダンサー、
そして
ミュージシャンや
グラフィック・デザイナーと言った
クリエイティヴな
アーティストの
活動の拠点である
クラブと
そこから
生み出される
クラブ・カルチャーの
未来について
語り会いたい

と思います。

場所は
国会議事堂の
目と鼻の先にある
憲政記念館。

憲政記念館は、
1970年(昭和45)に
わが国が
議会開設80年を迎えたのを記念して、
議会制民主主義
についての
一般の
認識を深める
ことを
目的として
設立

されました。
記念館のある高台は、
江戸時代の初めには
あの
加藤清正
が屋敷を建て、
その後彦根藩の上屋敷となり、
幕末には藩主であり
時の大老でもあった
井伊直弼
が居住し、
のちに
明治時代になってからは
陸軍省の参謀本部が
おかれました。
そして、
1952年(昭和27)に
この土地は衆議院の所管となり、
1960年(昭和35)には、
憲政の功労者である
尾崎行雄
を記念して
尾崎記念会館が建設され、
その後これを吸収して
現在の憲政記念館が完成したのです
(DOCOMOMO JAPAN選定
日本におけるモダン・ムーブメントの
建築にも選ばれています)。

そんな
由緒正しき建物で
僕とZeebra氏が
クラブ・カルチャーについて
語るのです。

そう、
政治と
同じ次元で
文化を語る。


文化は
この国の
未来にとって
政治と同じ位
重要なのです。

それ位の志がないと
クラブも
ダンス・ミュージックも
市民権を
得る事は
できないでしょう。

悪い印象を
否定するだけでなく
実際に
クラブが
社会や地域に
貢献する姿を見せる。
そして、
クラブの
高い理想の実現を
目指して
その存在意義を
発信して行く・・・。


9/18のトークは
きっとその
きっかけになる筈。

クラブの
歴史を
変える。

そんな日になると
僕は本気で信じているのです。

PS

このイベントの共催者で
同日15時からの
国会議事堂で行われる
沖野修也
DJ生活25周年記念
イベントvol.14特別企画
沖野修也と行く国会見学ツアー

ナビゲーターでもある
ミドリマンこと
岡田哲扶さん情報によりますと、
この日、
防衛省
60周年記念
レセプションが延期され、
何かが起ると噂されています・・・。
実は、
トークの最後に
重大な
発表

がありますので
新聞記者の皆さんには
是非ともお集り頂けますよう
宜しくお願いします。
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2014-08-31 17:41:11

東京、敦賀、モスクワ、そして、ロンドン

テーマ:ブログ
昨日
生まれて初めて
敦賀に行ったんです。
TREEというお店でのイベント。
ウェルカム・バーベーキューをしてもらったり、
今日は温泉に連れて行って頂いたり
とても楽しい時を過ごせました。

勿論、
DJの方も
3時間以上ノン・ストップでプレイし、
皆さんにお楽しみ頂けたかなと。

Shuya Okino feat.Monday Michiru、
Kyoto Jazz MassiveのPhil Asher Remix、
Root Soulの新曲、
Makoto君の未発表曲など
どれも世界初公開!
の音源を織り交ぜたんですが、
いかがだったでしょうか?

お集り頂いた皆さん、
ありがとうございました。

さて
この敦賀、
凄い歴史を持つ街だという事を知りました。
なんと、
敦賀は
その昔、
ヨーロッパと日本の各地域を結ぶ
交通の拠点として栄えていたそうなんです。
東京・敦賀・ヨーロッパを
鉄道と船で結ぶ「欧亜国際連絡列車」

http://www.tt-museum.jp/taiyo_0010_tsu1915.html

というものが
100年前には
運行されていたそうで、
東京からでロンドンへ旅する人は
新橋から敦賀まで電車で移動し、
そこから船でロシアに渡っていたらしく
(後はシベリア鉄道ですよね?)、
ヨーロッパに向けた日本の玄関口は横浜ではなく
敦賀だったとか・・・。

それだけではないんです。
杉原千畝という
リトアニアにいた
伝説の外交官をご存知ですか?

ナチス・ドイツの迫害により
ポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちに
大量のビザを発給し(外務省からの訓令に背いて)
6,000人にのぼる難民を救った人なんです。

彼等はリトアニアのカウナスから
モスクワを経由し
汽車でシベリア大陸を横断し
日本海に面したウラジオストックに到着。
そして、最終的に船で着いたのが
福井の敦賀港だったんです。

そんな敦賀で、
クラブ・ジャズや
クロスオバー系のDJやバンドを呼んで
イベントを開催、
いや、
そういったイベントが出来る
TREEというカフェを経営されているのが
今回僕を呼んでくれた
西脇ちかしさんなんです。

このちかしさん、
来年以降、
大きなイベントを画策されているそうで
期待大!

だって
"世界と平和"の敦賀ですよ。

イギリスやロシア、
そして
日本のDJが敦賀に結集するって
とても意味ある事だと思うんです。

既に
あのGILLES PETERSONや松浦俊夫氏、
JAZZ BROTHERSも
TREEでプレイ済みだそうですし、
モスクワ在住のDJプロデューサー、
LAY-FARが日本に来たがってるんで
来日したら
TREEに送り込もうかなとw。

いや、
ちかしさんなら世界中から
アーティートを集めてくれる事でしょう。

僕も微力ながらお力添えできればと思ってます。

ちなみに、
次回のTREEも決定しました!

12月7日の日曜日。
詳細は未定ですが
多分、日曜の午後早い時間からの開催予定。

ちかしさんは話が早い!!

そう言えば、
9月22日には
神戸でもイベントをプロデュースされるので
関西圏の方は是非チェックしてみて下さい。



それにしても
古くはユーラシア大陸のみならず
ヨーロッパへの起点でもあり
ナチスの迫害から逃れた難民を受け入れたという
壮大なスケールの歴史を持つ
敦賀って
日本でも独特なポテンシャルを秘めてると
思うんですよね・・・。

えっ
この街に対する
思い入れが強過ぎる?

はい。
実は
祖母が敦賀出身なんでw。

次回は
彼女が育った場所を探し出し
訪ねてみたいと思います。
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2014-08-19 18:23:42

ぶらり一人旅(後編)

テーマ:ブログ
諦めて
気持ちの高まりを
なんとか鎮めようとした時、

「1時間後の
こだまの
喫煙の
グリーン車なら
空きがあります」

駅員が
言うではありませんか!

僕は
迷わずチケットを
ゲットし、
7時間以上
かけて
水戸へ
向かったのでした。


駅弁と
Macbook片手に
こだまと
山手線と
フレッシュひたちを乗り継いだ
ぶらり
一人旅w。



駅に着くと
トモキ君と
一緒に演奏する
バンドのメンバーが
出迎えに。

そして、
DJのサンスケさんが
手配してくれた
ホテルにチェック・イン。

23時には終るイベントは
既に始まっていたので
早速会場に向かう事に。

雑居ビルの4Fに
目的地、
ライツアウト・ラウンジルームはありました。

ちらほらと集まっている
お客さん達が
雑談をしています。
ここはざしずめ、
水戸のタマリバ?

かくして僕は
念願のトモキ君と
対面する事が
できたのです。

彼には
「水戸にライブ観に行くかも・・・」
とメッセージを送っていたのですが、
彼もまさか
僕が
本当に来るとは
思っていなかったのでしょう。
「ギャーーーーーーー!」
という奇声と共に
僕を暖かく迎えてくれました。

早速色んな話をして
親睦を深める事に。

まだ少年の面影が残る19歳。
基本、
意味なく
ハイテンションなんですが(笑)、
音楽の話になると
真剣そのもの。

お父さんが恐かったから
(僕が怖がっていただけですけど)、
とてもフレンドリーなんで
安心しました。

この日は
トモキ君の壮行会という事で
地元のDJや、
バンド、
そしてシンガーが出演者
だったので
(サンスケさんは宇都宮からのゲストDJ)、
トモキ君は、
自分が
メンバーとして参加するグループ以外にも
BIGAUDIO ACOUSTIC DININITE
というバンドでも
数曲吹いたんですよね。

彼等の音は、
スカから中近東風の音楽までを
網羅した
ミクスチャーな
ルード・ボーイ・ミュージック。

ところが
トモキ君が吹き出すと
ジャス色が
一気に高まります。

バンドの基本的なカラーは
変らないんだけれど、
そこにトモキ君が
違うエッセンスを
吹き込む

とでも言えばいいのでしょうか。

喩えて言うなら、

BIGAUDIO ACOUSTIC DININITEが描く
暗く濁った赤の中に
金属的な銀色の粒が散りばめられる感じ。

そして
僕の背中を押してくれた
DJのサンスケさんが
雑多な音楽を選択しながらも
グルーヴで串刺すようなプレイの後、
いよいよ僕のお目当ての
トモキ・サンダースが参加する
"サブリミナル古典都市"
なるグループが登場!

彼等の音楽、
何て説明すればいいんだろう?

ちょっとキッチュで
同時にカッティング・エッジなんだけど、
クラシック的でもあり、
でも近未来感覚満載・・・。

トランペットと
ピアニカと
バイオリンと
テナー・サックスで
テーマをユニゾン。

そして、
プログラムされた
アシッドなベース・ラインの上で、
ドラマーが乱打!!

そんな中
トモキ君が
力の限り
吹きまくる訳です。

軽く
衝撃を受けましたね。

トモキ君は
まだまだ
身体が華奢な事もあって
お父さんのような
ど迫力は
まだないんですが、
溌剌とした
インプロビゼーションは
19歳
とは思えない
表現力が
感じられました。

演奏できる高揚感と
仲間と
音楽を創り上げる喜びが
伝わってきます。

若牡鹿の如く、
躍動する音魂が
サックスのベルから
溢れ出て来るようでした。


お父さん譲りの
フラジオ奏法
(焦燥感に貫かれた高音表現!
でもお父さんからは
習っていないそうです)
なんかも
飛び出すかと思えば、
スティックを持ち出し、
ドラマーと一台のドラムを共有して
バトルを開始!

最後は、
サックスを吹かずに
指の動きだけで
音を捻り出す
マジカルなプレイで
演奏を終えました・・・。

一言。

目を疑いましたよ。
バンドのアンサンブルも
素晴らしいんだけど、
ソロになると
トモキ君の
意識と無意識の狭間にある
彼の独自の世界が
魔界のように
口を開けるんですよね。

思わず
彼が
出す音に引き込まれてしまいました。

お父さんが
ファラオ・サンダースという
予備知識が
観る人のハードルを
下げる効果がないとは
言いませんが
無意味なハイテンションMCも含めw、
カリスマ性は十分。

何より
音楽に
向かう真摯な姿勢に心打たれたし、
自分なりのジャズというものに対する
ヴィジョンが
既に明確なんです。

今後
バークリーで
新しい仲間との出会いによって
更に切瑳琢磨すれば
一流のミュージシャンに
なる事も夢ではないでしょう。

聴いて来た音楽もセンスいいし、
将来が楽しみです。

その日、
僕は
東京でもなく
京都でもなく
水戸で
ジャズの
未来の
鍵を
握る
かもしれない
男の子に
遭遇
したのでした。


僕が
今考えているのは、
随分前から約束していて
年内には
レコーディングする事になっている
ホセ・ジェームス
とのコラボ曲に
トモキ君を
フィーチャーしようかなと・・・。

ドラムは
ホセの
バンド・メンバーでもあり
フライング・ロータスとも
共演している
リチャード・スペイヴン。

金曜日に
ロバート・グラスパーに会うから、
彼にも頼んでみようかな・・・
何て妄想もw。

この先
トモキ君と
何か
一緒にできるかもしれないし、
できないかもしれない。

好きになった
女の子の影響で
コンサバティブな
4ビート・ジャズを
やり出した!
なんて事も
起こりかねませんからね(笑)。

それでも、
渡米前に
彼に会えたのは
単純に
新しい友達ができたという意味で
とても良かった。

DJ JIN君、
恩田さん、
サンスケさん、
ライツウト・ラウンジルームの菊池さん、
そして、
サビリミナル古典都市のメンバー達、
色んな人のお陰です。

それに、
水戸
という地方都市でも
ジャズの未来に
関与する事が
可能なんだという事を
知って大収穫。

そして、
何よりも
自分が
今も
何もかもを
放り出し、
衝動に駆られて
行動できた
という事

ちょっと
嬉しかった。



このブログを
新幹線の中で
書いているんですが
仮眠を
2時間しか取っていないのに
ちっとも眠くない。

流れ行く景色が
旅情をかき立てます。

それでも
見慣れた光景が
目に入って来る頃には
現実に
引き戻されるんだろうなぁ。

さて
次の旅は
いつにしようか。

(おわり)
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ダンス・アルバム・チャート1位!
総合アルバム・チャート3位!を
獲得した名盤“DESTINY”が、
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グルーヴに満ちたバンド・サウンドに
生まれ変わる!!

『DESTINY
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2014.1.29(wed) Release
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『DESTINY』
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DESTINY

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ダンス・ミュージックの最高傑作!
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Tokyo Crossover/Jazz Festival
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2012.9.12 Release
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『The Beetle Presents
TOKYO CROSSOVER NIGHT
Compiled by SHUYA OKINO(KYOTO JAZZ MASSIVE) / V.A』
Tokyo Crossover/ Jazz Festival 2011
沖野修也、3冊目の書籍
『フィルター思考で解を導く』発売
フィルター思考で解を導く

フィルター思考で解を導く

あなたの「情報判断力」が命を救う!
グーグル、フェイスブック、ツイッターでは「価値ある情報」は見つからない!?
ビジネスで役立つ「情報のインプット術」 「情報のアウトプット術」とは?世界をまたにかけて活躍する著者がそのノウハウを初公開!

2011.4月発売(フォレスト出版 )

☆特別版「沖野修也作品集」CD付
(沖野修也未発表楽曲1曲を含む、全6曲収録)

沖野修也DJ20周年記念ライブセット
@Tokyo Crossover/Jazz
Festival 2009
KYOTO KJM JAZZ MASSIVE
EXTRA FREEDOM