大人にも絵本☆ / 手話狂言 | やさしい世の中にするために(手話編)

やさしい世の中にするために(手話編)

ろう文化の素晴らしさや、聞こえないことってどういうことなのかなど、教えていただいていることをお伝えしています。

中学生の時出逢った美術の先生が強烈だった。

言い方は悪いけれど、ちょっとグロテスクな印象の容貌。

でも。

その先生が紹介してくれたいろいろな話は今も鮮明に覚えている。

ある日の授業では、ネコの絵本を紹介してくれた。

そこで絵本に興味がさらに湧いた。


先日、地域の図書館に入ったら、特集コーナーの書架に置いてあったこの本が目にとまった。


砂漠でみつけた一冊の絵本/柳田 邦男


この本の中で紹介されている 大人へのおススメ絵本の一冊を手に取ってみた。

1000の風・1000のチェロ/偕成社


著者のいせひでこさんは、チェロを弾き、絵を描く。

人間の形をした楽器 チェロ
人間の声で歌う楽器

チェロを弾く人の姿は、いせさんには、人が自分の影を抱きしめているように見えるそう


阪神淡路大震災から3年後の春
「1000人のチェロコンサート」に参加した いせさん

3年前は描けなかった 忘れてはいけない景色
でも描いてはいけなかったのかもしれない とも。


漢字が1つも出てこない絵本

チェロの深い低い響きと、美しい色合いが、奥深い優しさと一緒に流れている。


大切に思う人へのプレゼント本にもいいかも。

この本は、確かに、心に響いてくる・・・・・


こころはひとつにできる

きもちはかさねあえる

(ブックカバー裏のことば)



チェロ チェロ チェロ チェロ チェロ チェロ チェロ チェロ 

これまで2,3回 観に行ったことがある 手話狂言

第34回 手話狂言・初春の会 案内が届いた

来年1/31(土)、2/1(日)
国立能楽堂 (渋谷区千駄ヶ谷)

まだ観たことがない人は、一度は観てみるといいですよ~。

また、来年6月、手話狂言を32年前初めて披露したイタリアで、ローマ公演を行うそう。

フランスのパリ日本文化会館でも公演し、その後、ランスのフェスティバルに参加。

日伊、日仏の文化交流を行ってくるとのこと。

最高の舞台をローマで観ていただくために、能舞台の道具持込みなどに多くの経費がかかるため、「協賛金」を1口2千円で募っているとのこと。

協力したいという御心がある人は、観劇+協賛金をお願いしますと書いてありました。

詳細は

http://www.totto.or.jp/34thKyogenJSL.html

   手話狂言は舞台に咲く笑いの華

その華が、ローマでパリで咲き開く!楽しみですね。