木守りんご☆ | やさしい世の中にするために(手話編)

やさしい世の中にするために(手話編)

ろう文化の素晴らしさや、聞こえないことってどういうことなのかなど、教えていただいていることをお伝えしています。

アルバイト先では、出張に行った人から各地の銘菓をいただくことがある。

先日いただいたのは、青森のりんごのお菓子。

そこに

   「木守りんご」

のことが書いてありました。

りんごや柿の木で、実が一つだけ、ポツンと残っている・・・といった風景や
写真を見たことってない?

青森では、枝の高いところの実を1つ残す・・・ 幸魂(さちだま)信仰 というのがあるんだそうです。

全部残らず実を取ってしまうと、来年実りにくくなる。
今年の実りに感謝し、次の年の実りを祈る。

鳥や虫達に実を分けるという説もあるみたい。

ネイティブアメリカンの教えにも、全部取らないといった教えがあった気がする。

この りんご 木守りんご(きもり りんご) 

他にも

りんご 木守(きもり)
りんご 木もり(こもり)
りんご 木まぶり

といった言い方があるんだそう。

どれも、ステキですね。

参考にさせていただいたサイトは
   青森のりんご 
http://hisappi.com/aomori/pic/day/20060916ringo/20060916-ringoen.htm


さて、1月4日に銀座で行われる 大切な友人、古市佳央さん講演会
http://peatix.com/event/57744

そのスタッフ交流会が10月終わりにあり、そこで本当に素敵な人たちとたくさん出逢いました。

その中の一人が

とややさん

彼女は、

ふじリンゴ 発祥の地 藤崎校舎を守る会

という活動もしていて、その「りんご通信」を配ってくれました。

日本にただ一つ、「りんご科」のある高校があること。
存続させるために、教育委員会にかけあったことなど、自己紹介で簡単に話してくれました。

藤崎校舎を守る会

その、青森りんごの学校

正式には、青森県立弘前実業高等学校 藤崎校舎 といいます。
本校は弘前市にあって、藤崎校舎は南津軽郡藤崎町にあります。

応援したい方で、Facebookを利用している人は、こちらで情報が見られますヨりんご
https://www.facebook.com/fujisaki.apple

今年、8月、藤崎町の町長さんのつぶやきにも、とややさんの取組みが書かれています。
http://www.town.fujisaki.lg.jp/index.cfm/1,0,12,285,html



すべての農家が、木守りをしているかは知らないけれど・・・
「木守り」をして、命を繋いでいくりんご農家さんたち。

栽培方法だけでなく、大切な心を受け継いで、育て収穫したその恩恵の実を都会でいただく私。

りんごを育ててはいないけれど、何かを全部取り尽くさない。
その心は、自分の生活に活かしていけるといいな。

木守りんご
りんご科の学校

りんごのこと、最近つながったので書いてみました