勝つためのピッチング | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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◆交流戦 日本ハム3─1巨人(20日・札幌ドーム) 最後の意地だった。東野はこん身の力で右腕を振った。7回2死二塁。糸井への2ボール2ストライクからの5球目。外角低めの直球で空振り三振に仕留めた。「試合をつくれたことだけはよかったですが…」。胸にたまったフラストレーションをはき出した。

 3戦連続で6失点以上だった右腕は、リフレッシュのため中9日と間隔をあけて臨んだ一戦。カーブを有効に、粘りの投球を披露。だが、3回2死一、二塁から、小谷野に中越え2点二塁打。糸井の四球後、ストライクを取りにいった初球の直球を狙われた。5回にも適時二塁打を許し、小谷野1人にやられた。7回7安打3失点で自身4連敗となったが、原監督も「精度はよくなってきてます。あとは大事なところの集中力」と評価した。

 17日の楽天戦(Kスタ)を、宿舎でテレビ観戦した。岩隈が39球で5回無失点。「39球なんて、いつもの僕の初回分(の球数)でしょ」。ファウルでカウントも稼げるが、球数が増えるスタイルは変えられない。ならば、粘るしかないと再確認。投手戦で簡単に先取点を与え、計3盗塁を許した。反省点もあるが、右の柱が不調に底を打った。それは確かな収穫だった。(スポーツ報知)


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 盗塁阻止はバッテリーの共同作業だ。だが、東野―阿部の巨人バッテリーは日本ハムに3盗塁を許し、2つが失点につながって敗れた。

 セットポジションで投手の始動から、捕手の捕球までのタイムの及第点は1・2秒台前半と言われる。これ以上かかるといかに強肩の捕手でも盗塁を刺すのは難しくなる。サインを出した梨田監督は「東野の(モーションの)タイムがかかったから」と振り返ったが、抜群のスタートを切った3回1死一塁からの田中、5回1死一塁からの陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の二盗の際、巨人スコアラーによると「東野は1・2秒台前半だった」。阿部の二塁送球も悪くなかった。日本ハム関係者は明らかにしなかったが、東野のクセが盗まれている可能性は高い。

 17日の楽天戦(Kスタ宮城)では沢村が高須に三盗を許した。二塁走者から本塁方向へ顔を動かし始めた瞬間にスタートを切られた。沢村がセットポジション時に一度しか二塁走者を見ないというデータが楽天にはあったからだ。

 巨人は交流戦3試合ですでに5盗塁を許している。「盗塁されてタイムリー。こっちにとって最悪の失点。投げるだけが投手じゃない」と岡崎ヘッドコーチ。まだシーズン序盤。対策を打たなければ傷口は広がっていくばかりだ。(スポニチアネックス)


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おはようございます。


昨日の試合はハッキリ言えば、ケッペルの前にチャンスで1本が出なかった打線にあるのは明白だが、あえて、「エースへの階段」を駆け上がろうともがいている若武者について触れておこう。


144試合のうち、先発ローテ投手が任される試合は25~30試合。その試合全てに勝てる訳ではない。負ける時だってある。問題は、その負け方だ。


昨日の東野は、7回3失点・・「試合を作れた」事は一歩前進だろう。しかし、それでも勝てなかった。それは、まだ「勝つためのピッチング」になっていなかった、と言わざるを得ないからだろう。

失点のきっかけが盗塁・・東野はファイターズに「クセ」を見抜かれていた。そして揺さぶられてリズムを崩しタイムリーを浴び失点。一見、ロースコアの僅差の試合だが、これでは内容的には完敗だ。


ケッペルが走者を貯めても得点を許さなかったのは、ジャイアンツ打線が本当の意味で「揺さぶり」をかけていないということだろう。しかし、たとえ揺さぶられても、目の前の打者に集中してさえいれば、ある程度は抑えられる・・東野に足りなかったのはその部分だろう。それが、「勝つためのピッチング」だ。

盗塁阻止はバッテリーの共同作業。しかし、盗塁を許す事については「80%は投手の責任」だといわれている。打者に集中しつつも、常にアンテナを張り巡らせていることが重要なんだな。それも「勝つためのピッチング」につながっていくと思う。


「ただ投げるだけ」ではダメ・・勝つためのピッチングとは何か。その答が見えてきたことを収穫にすると共に、新たな課題が見つかったことを前向きに捉えよう。課題が見つかるという事は、それで未来が拓けるのだ。それをクリアーすれば、また次の階段を昇れるのだ。



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