エリック・ボンパール杯・男子FS 結果 | フィギュアスケート研究本

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2013 TEB Men Victory Ceremony

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/1911

フィギュアスケート:エリック・ボンパール杯・男子FS

2013年11月16日(土) 23時55分 スタート

羽生2位でGPファイナル確定 優勝のチャン、歴代最高更新の295.27点

順位 選手名 国名 得点


1位 パトリック・チャン canカナダ 295.27
2位 羽生 結弦 jpn日本 263.59
3位 ジェイソン・ブラウン usa米国 243.09
4位 閻涵 chn中国 214.23
5位 ミハル・ブレジナ czeチェコ 206.22
6位 宋楠 chn中国 204.73
7位 フローラン・アモディオ fraフランス 191.13
8位 アレクサンデル・マヨロフ sweスウェーデン 180.62

詳細

総括


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・エリック・ボンパール杯第2日が16日(現地時間)、パリのベルシー体育館で行われた。
男子フリースケーティングでは羽生結弦(ANA)がフリー168.22点、合計263.59点で2位に入った。優勝は世界選手権3連覇中の王者、パトリック・チャン(カナダ)でフリー196.75点、合計295.27点。チャンは2011年世界選手権で自らが記録した歴代最高280.98点を更新した。
3位には今季シニアデビューの18歳、ジェイソン・ブラウン(米国)がフリー158.32点、合計243.09点で入り、初のGP表彰台に上がった。
この結果、羽生、チャン、NHK杯優勝の高橋大輔(関大大学院)がGPファイナル(12月5日開幕、福岡)進出を決めた。

8:パトリック・チャン(カナダ)

パトリック・チャン(カナダ)が登場。SPは98.52点。
最初の4回転トゥループ-トリプルトゥループをきれいに決めると、続く4回転トゥループ、トリプルアクセルも勢い十分に跳び上がり着氷。後半のトリプルルッツからのコンビも決め、トリプルルッツは危なげなく。トリプルループも力強く跳んだ。3回転フリップからの2連続も危なげなく跳びきり、ダブルアクセルも着氷。最後まで安定した技術、演技を見せた。

FS得点は196.75点(技術点100.25点、演技構成点96.50点)。
SP、FSの合計295.27点。
チャンの優勝が確定。

7:羽生結弦(日本)

羽生結弦(日本)が登場。SPは95.37点。
最初の4回転サルコウはつまって跳びきれずシングルに。続く4回転トゥループは軸が傾いたか転倒。
トリプルフリップは回転速度も速く跳びきった。強さを増す音楽に負けずに、ひとつひとつ丁寧にステップ、スピンをみせていく。ビールマンスピンでは拍手も。
トリプルアクセル-トリプルトゥループの2連続は慎重に跳びきった。審判前ではしっかりアピール。トリプルアクセルからの2連続、トリプルルッツからの3連続も跳び、スピードに乗った単独のトリプルルッツは着氷もスムーズに見せた。途中イナバウアーをはさむなど、流れるような演技のなかでも独自の空気を演出した。

FS得点は168.22点(技術点87.28点、演技構成点81.94点、減点1点)。
SP、FSの合計263.59点。
暫定トップ。この時点でGPファイナル進出を決めた。

6:ジェイソン・ブラウン(米国)

ジェイソン・ブラウン(米国)が登場。SPは84.77点。
音をたっぷりと聞かせてスケーティングへ。最初のダブルアクセルはスムーズに跳んだ。トリプルアクセルは着氷でやや詰まったがコンビで跳びきった。続くアクセルはシングルに。スピンを美しく見せ、ステップでは会場から大歓声と拍手が。トリプルルッツからの3連続、トリプルフリップからの2連続もしっかりと着氷。

FS得点は158.32点(技術点78.20点、演技構成点80.12点)。
SP、FSの合計243.09点。暫定トップ。

5:閻涵(中国)

閻涵(ハン・ヤン=中国)が登場。SPは84.34点。
しっかり助走をつけた最初のトリプルアクセルだったが転倒。4回転トゥループ-トリプルトゥループのコンビは力強く着氷。トリプルフリップからのコンビネーションも勢い十分。トリプルループは転倒せずも着氷時にバランスを崩した。トリプルルッツからの3連続は跳びきった。トリプルフリップからの連続ジャンプは着氷も2つ目がシングル。単独のトリプルルッツもシングルになった。トリプルサルコウはやや慎重に跳び着氷した。

FS得点は129.89点(技術点61.39点、演技構成点69.50点、減点1点)。
SP、FSの合計214.23点。

4:フローラン・アモディオ(フランス)

フローラン・アモディオ(フランス)が登場。SPは73.65点。
最初のサルコウはトリプルに。次の4回転サルコウは転倒。トリプルアクセルは跳びきったものの着氷後にエッジが氷にひっかかってしまい転倒。陽気な音楽に合わせてステップ、表情豊かに演じる。ダブルアクセルはなめらかに着氷。ルッツはダブルに。スピン、ステップでは、地元フランスの観客から大きな拍手。後半のジャンプのほとんどがダブルになった。

FS得点は117.48点(技術点48.90点、演技構成点70.58点、減点2点)。
SP、FSの合計191.13点。

3:ミハル・ブレジナ(チェコ)

ミハル・ブレジナ(チェコ)が登場。SPは71.91点。
最初の4回転サルコウからのコンビネーションはなんとかつなげた。トリプルアクセルきれいに跳びきり着氷。4回転サルコウは転倒。トリプルアクセルからのコンビネーションは2つ目で転倒。しかし勢いを止めずステップに入るブレジナ。トリプルフリップの予定がシングルに。単独でのトリプルループ、トリプルルッツは着氷。サルコウからのコンビネーションは勢いがなく、シングルのサルコウ-ダブルトゥループに。

FS得点は134.31点(技術点66.13点、演技構成点70.18点、減点2点)。
SP、FSの合計206.22点。

2:宋楠(中国)

宋楠(中国)が登場。SPは71.36点。
最初は3回転-3回転のコンビネーションをきれいに跳びきる。4回転トゥループは手をつくも、トリプルアクセルからのコンビネーションはきれいに着氷。イーグルなどの技のつなぎを美しく滑った。

FS得点は133.37点(技術点70.85点、演技構成点62.52点)。
SP、FSの合計204.73点。

1:アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン)

アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン)が登場。SPは59.72点。
最初の4回転トゥループは跳び上がるも手をついた。3連続は跳びきったものの、シングルルッツ-ダブルトゥループ-ダブルトゥループに。コンビネーションを予定していたフリップでは転倒。手をつきながら大きく円を描く独特なシークエンスを見せる。

FS得点は120.90点(技術点59.62点、演技構成点62.28点、減点1点)。
SP、FSの合計180.62点。


↓リザルト

http://www.isuresults.com/results/gpfra2013/

↓プロトコル

http://www.isuresults.com/results/gpfra2013/gpfra2013_Men_FS_Scores.pdf

↓別ブログに、男子FS動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11698450615.html
エリック・ボンパール杯2013 男子FS 動画

羽生2位でファイナル進出/フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フランス杯>◇16日◇パリ

 男子の羽生結弦(ANA)は合計263・59点の2位で、GPシリーズ上位6人で争うファイナル(12月・福岡)進出を決めた。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が世界歴代最高を大幅に更新する295・27点で優勝した。

 羽生は前日のショートプログラム(SP)で世界歴代最高得点をマークしたチャンと3・15点差の2位につけたが、フリーは4回転ジャンプで転倒するなど精彩を欠き、GP通算3勝目に届かなかった。ジェーソン・ブラウン(米国)が243・09点で3位だった。

 ペアは■清、◆健組(中国)が合計193・86点で制した。

※■はマダレに龍、◆は人ベンに冬の二点がニスイ

 [2013年11月17日1時37分]日刊スポーツ

羽生は2位、ファイナルに進出 フィギュアGP第5戦

2013年11月17日03時37分朝日新聞デジタル

【パリ=河野正樹】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フランス杯は16日、各種目のフリーがあり、男子は、前日のショートプログラム(SP)で2位の羽生結弦(ANA)が168・22点をマークし、合計でも263・59点の2位となって、GPシリーズの上位6人で争うGPファイナル(12月、福岡)進出を決めた。

 SP1位のパトリック・チャン(カナダ)がフリーでも自身の持つ世界最高記録を更新する196・75点をマークして優勝。合計295・27点も新記録。GP11勝目(GPファイナルを含む)を挙げた。
羽生2位、ファイナルへ=高橋も進出=-仏杯フィギュア


 【パリ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯最終日は16日にパリで行われ、男子でショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(ANA)はフリーも2位で、合計263.59点で2位となり、上位6人で争うGPファイナル(12月、福岡)進出を決めた。

〔写真特集〕羽生結弦

 スケートアメリカ4位、NHK杯優勝の高橋大輔(関大大学院)もファイナル進出が確定した。
 羽生は冒頭で2種類の4回転ジャンプを失敗したが、その後は持ち直した。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が世界歴代最高の合計295.27点で優勝した。 

(2013/11/17-01:32)時事

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フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯最終日は2013年11月16日、パリで行われ、男子でショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(ANA)はフリーも2位で、合計263.59点で2位となり、上位6人で争うGPファイナル(12月、福岡)進出を決めた。羽生は冒頭で2種類の4回転ジャンプを失敗したが、その後は持ち直した。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が世界歴代最高の合計295.27点で優勝した。
 写真は男子フリーで演技する羽生 【AFP=時事】

【フィギュア】羽生2位!ファイナル進出日本勢一番乗り

◆フィギュアスケートGPシリーズ第5戦 フランス杯最終日(16日、パリ・ベルシー競技場) 男子フリーを行い、15日のショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(18)=ANA=は合計263・59点で2位となり、GPシリーズ成績上位6人が進むファイナル(12月5~7日、福岡)進出を決めた。SP世界歴代最高の98・52点で首位発進した世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(22)=カナダ=は自身の世界最高を更新するフリー196・75点、合計295・27点で今季GP2連勝を飾り、ファイナルに進んだ。

 悔しさが残った。SPで世界歴代最高得点を出したチャンと3・15点差で迎えたフリー。羽生は2位だった10月の第2戦スケートカナダに続き、世界王者に完敗した。それでもシリーズ上位6人で争うファイナル進出を決め、再びチャンに挑戦する権利を手にした。

 フリーの「ロミオとジュリエット」はニースで開催された2季前の世界選手権で銅メダルに輝いた思い出の演目。同じフランスでの大会に特別な思いを寄せていた。フリー当日の練習ではサルコーとトーループ、2種類の4回転を音楽に乗せて成功。表現力で勝るチャンに攻めのジャンプで対抗したが、本番ではミスを連発した。

 初の五輪シーズンは自分をコントロールする難しさを味わっている。「周りが見え過ぎて、自分を客観視できなくなっていた」。スケートカナダではチャンとの対決を意識して自滅。第1戦スケートアメリカを好演技で制した町田樹(23)=関大=の存在に重圧を感じ、ファイナル進出の行方を占ったりもした。

 気持ちが空回りした前戦と同じ轍(てつ)は踏むまいと対抗心を胸の奥にしまい、「魂を入れて集中する」とフリーに無心で挑んだ。前日のSPでも自分の世界に入り込み、冒頭で4回転を成功。基礎点が1・1倍になる後半に3回転半と2連続3回転を組み込む攻撃的な構成を演じきり、自己最高を0・05点更新する世界歴代3位の95・37点で2位につけた。

 昨季2位に入ったファイナルで日本人最上位メダリストになれば、初の五輪出場に大きく前進する。「ただ練習していることを、精一杯やりきりたい」と羽生。18歳の若武者が大混戦の男子代表争いをけん引する。

(2013年11月17日06時05分 スポーツ報知)

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男子フリーで2位となりファイナル進出を決めた羽生(共同)

【フィギュア】羽生、2位でファイナル進出!
 
◆フィギュアスケートGPシリーズ第5戦 フランス杯(16日・パリ) 男子フリーを行い、羽生結弦(18)=ANA=は合計263・59点で2位となりファイナル(12月・福岡)進出を決めた。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が世界歴代最高を大幅に更新する295・27点で優勝。ジェーソン・ブラウンは243・09点で3位となった。

 羽生は前日のショートプログラム(SP)で世界歴代最高得点をマークしたチャンと3・15点差の2位につけたが、フリーは4回転ジャンプで転倒するなど精彩を欠き、GP通算3勝目に届かなかった。

 羽生結弦「(踏み切りが失敗した4回転)サルコーは不運としか言いようがない。気持ちが落ち込むところで修正できた。後半をしっかりとやり切れたことが収穫」

(2013年11月17日01時31分 スポーツ報知)

フィギュア:羽生、世界王者に屈するもGPファイナル進出

2013年11月17日毎日新聞

 ◇フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フランス杯最終日(2013年11月16日 フランス・パリ)

 男子フリーが行われ、羽生結弦(ゆづる、18=ANA)が168.22点をマーク。SP自己ベストの95.37点と合わせ合計を263.59点とし、2位に入った。GPシリーズ3勝目はならなかったが、GP上位6人が争うファイナル(12月5日開幕、福岡)への進出が決定。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(22=カナダ)が、世界最高得点となる合計295.27点で優勝した。

 世界王者に屈しても、最低限の目標は達成した。10月のスケートカナダでは27.23点の大差で完敗した、チャンとの再戦。前日(15日)のSPを終えて3.15点差の2位につけていた羽生は、逆転でのGPシリーズ3勝目はならなかった。だが、世界選手権で銅メダルを獲得した2季前に滑った「ロミオとジュリエット」に乗って2位に入り、ファイナルの出場権を手に入れた。

 スケートカナダではチャンを意識しすぎて自滅したが、今大会は自分の世界に入り込んでいた。15日のSP。羽生の前に演技したチャンが、いきなり98.52点の世界最高得点をマーク。観客の反応からライバルの好発進を感じ取ったが、心はぶれなかった。演技を始める前、リンク上で目を閉じ、ブライアン・オーサー.コーチのアドバイスに意識を集中。95.37点の自己ベストを叩き出し、「久しぶりにSPをノーミスでできてうれしい」と笑みを浮かべていた。

 SPでは、ジャンプなどの技術面以上に、表現力を示す5項目の演技点で高評価を得たことが大きかった。チャンに完敗したスケートカナダのように精彩を欠けば「今季の羽生はこんなものなんだと(ジャッジに)思われて演技点が伸びなくなる。それが一番怖かった」と言う。スケートカナダで40.71点だった演技点は、今大会では42.65点とアップ。不安を払拭(しょく)し、「ホッとした」と本音もこぼした。

 GPシリーズ上位6選手が争うファイナルは、ソチ五輪に向けた絶好の前哨戦。日本人最上位メダリストになれば、代表入りに前進する。パリでつかんだ手応えが、夢舞台への道を切り開く。

 ▼羽生結弦 サルコーは不運としか言いようがない。でも、気持ちが落ち込むところで修正できた。しっかりとやり切れたことが収穫。(出だしの4回転でミスも持ちこたえ)

▼ソチ五輪への道 男女ともに日本の枠は3。最終選考会は、12月21日開幕の全日本選手権(埼玉)で、優勝者は代表に決定。2人目はGPファイナル日本人最上位メダリストと全日本の2、3位選手の中から選考。2人目の選考から漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人、国際大会のベストスコア日本人上位3人の中から3人目の代表を選考する。

 ▽GPシリーズ 6大会行われ、選手は2大会にエントリー。各大会の1位に15点、2位13点、3位11点、4位9点、5位7点、6位5点、7位4点、8位3点のポイントが与えられ、合計ポイント上位6選手がファイナル(12月5日開幕、福岡)に進出。昨季のファイナル進出ラインは男子が24点、女子が22点だった。(スポニチ)

仏杯フィギュア・談話

◇一歩前進
 羽生結弦 納得はしていないが、満足。久しぶりにジャンプが全部決まった。積み上げてきたものを出せて、一歩前進。これで手応えをちょっとつかめた。できることをやり切った感覚はある。

(時事)(2013/11/16-07:50)

羽生 世界王者に屈するも2位でGPファイナル進出

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フランス杯最終日 (11月16日 フランス・パリ)

 男子フリーが行われ、羽生結弦(ゆづる、18=ANA)が168・22点をマーク。SP自己ベストの95・37点と合わせ合計を263・59点とし、2位に入った。GPシリーズ3勝目はならなかったが、GP上位6人が争うファイナル(12月5日開幕、福岡)への進出が決定。世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(22=カナダ)が、世界最高得点となる合計295・27点で優勝した。

 世界王者に屈しても、最低限の目標は達成した。10月のスケートカナダでは27・23点の大差で完敗した、チャンとの再戦。前日(15日)のSPを終えて3・15点差の2位につけていた羽生は、逆転でのGPシリーズ3勝目はならなかった。だが、世界選手権で銅メダルを獲得した2季前に滑った「ロミオとジュリエット」に乗って2位に入り、ファイナルの出場権を手に入れた。

 スケートカナダではチャンを意識しすぎて自滅したが、今大会は自分の世界に入り込んでいた。15日のSP。羽生の前に演技したチャンが、いきなり98・52点の世界最高得点をマーク。観客の反応からライバルの好発進を感じ取ったが、心はぶれなかった。演技を始める前、リンク上で目を閉じ、ブライアン・オーサー・コーチのアドバイスに意識を集中。95・37点の自己ベストを叩き出し、「久しぶりにSPをノーミスでできてうれしい」と笑みを浮かべていた。

 SPでは、ジャンプなどの技術面以上に、表現力を示す5項目の演技点で高評価を得たことが大きかった。チャンに完敗したスケートカナダのように精彩を欠けば「今季の羽生はこんなものなんだと(ジャッジに)思われて演技点が伸びなくなる。それが一番怖かった」と言う。スケートカナダで40・71点だった演技点は、今大会では42・65点とアップ。不安を払拭(しょく)し、「ホッとした」と本音もこぼした。

 GPシリーズ上位6選手が争うファイナルは、ソチ五輪に向けた絶好の前哨戦。日本人最上位メダリストになれば、代表入りに前進する。パリでつかんだ手応えが、夢舞台への道を切り開く。

 ▼羽生結弦 サルコーは不運としか言いようがない。でも、気持ちが落ち込むところで修正できた。しっかりとやり切れたことが収穫。(出だしの4回転でミスも持ちこたえ)

 ▼ソチ五輪への道 男女ともに日本の枠は3。最終選考会は、12月21日開幕の全日本選手権(埼玉)で、優勝者は代表に決定。2人目はGPファイナル日本人最上位メダリストと全日本の2、3位選手の中から選考。2人目の選考から漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人、国際大会のベストスコア日本人上位3人の中から3人目の代表を選考する。

 ▽GPシリーズ 6大会行われ、選手は2大会にエントリー。各大会の1位に15点、2位13点、3位11点、4位9点、5位7点、6位5点、7位4点、8位3点のポイントが与えられ、合計ポイント上位6選手がファイナル(12月5日開幕、福岡)に進出。昨季のファイナル進出ラインは男子が24点、女子が22点だった。

[ 2013年11月17日 05:30 ]スポニチ

羽生 2位でファイナル進出へ

11月17日 2時28分 NHK

フィギュアスケート、グランプリシリーズの第5戦、フランス大会は16日、男子シングルの後半、フリーの演技が行われ、羽生結弦選手が2位になって、来月のグランプリファイナル進出を決めました。

フランス大会に日本選手でただ1人出場した羽生選手は、前半のショートプログラムで、自己ベストを更新して2位につけて、16日のフリーに臨みました。
羽生選手は冒頭の4回転ジャンプでバランスを崩したあと、次の4回転ジャンプでも転倒しました。
しかしその後は立て直して最後まで滑りきり、ショートプログラムと合わせて263.59の得点で、2位になりました。
この結果、羽生選手はグランプリシリーズの男子シングルの上位6人に入ることが確定し、来月、福岡市で行われるグランプリファイナル進出を決めました。
また合わせて、今月のNHK杯で優勝した高橋大輔選手のグランプリファイナル進出も決まりました。
優勝は、2回の4回転ジャンプを決めたカナダのパトリック・チャン選手で、2日間の合計で295.27をマークして、自身が持つ世界最高得点を更新しました。

羽生は2位、チャンが歴代最高点でV…GP仏杯

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯最終日は16日、パリで行われ、男子は、ショートプログラム(SP)2位の羽生はにゅう結弦ゆづる(ANA)がフリーで2位の168・22点を出し、合計263・59点で2位となった。

 SP首位のパトリック・チャン(カナダ)が、フリー1位の196・75点をマークし、合計295・27点で完勝した。得点はフリー、合計とも世界歴代最高を更新した。チャンはGP通算11勝目。

 羽生とチャン、NHK杯を制した高橋大輔(関大大学院)は、シリーズの上位6人(組)によるGPファイナル(12月5~7日、福岡)進出を決めた。

(2013年11月17日01時51分 読売新聞)

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フリーの演技をする羽生=高橋はるか撮影

高橋もGPファイナル進出が決定!町田、織田にも可能性

GPシリーズ第5戦フランス杯男子フリー (11月16日)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯最終日は16日、パリで行われ、男子は、パトリック・チャン(カナダ)が優勝、羽生結弦が2位となった。

 この結果、スケートカナダに続いて優勝したチャン、スケートカナダと今大会2位の羽生、4位だった閻涵(中国)がGPファイナル進出を決めた。さらに、GPシリーズ最終戦でファイナル進出の可能性を残すのが町田樹とマキシム・コフトン(ロシア)の2人だけとなったため、第4戦NHK杯を制し現在3位の高橋大輔の8大会連続となるGPファイナル進出も決定した。

 現在、日本勢では織田信成が5位につけており、町田も最終戦で4位以上ならGPファイナル進出が決まる。

[ 2013年11月17日 05:30 ]スポニチ

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優勝したチャン(中)、2位の羽生結弦(左)、3位のブラウン
Photo By AP

羽生選手、ファイナル進出と、銀メダルおめでとうございます。クラッカー

しかし、4回転のミスが、もったいなかったですね。

最初のサルコウは、溝にはまった感じがしましたが、本人の談でも、そう述べていました。

何と言う不運……、多分、二本目で転んでしまったのは、最初のサルコウを跳べなかった所為で、焦ってしまったからではないでしょうか……。

1位のチャン選手とは、30点差……となってしまいましたが、彼がノーミスの演技をSPとFSの両方でしたのは、久しぶりですよね。

これで三回目くらいです。

彼はミスをしても、高い得点がつく癖となってしまっていますので、ノーミスで滑ると、誰も勝てない得点となってしまいます。

しかし、五輪を前に、彼がノーミスで滑った場合、何点が出るかいう証明になったと思われます。

技術点だけで、100.25点ですが、GOEを足した得点です。

純粋な技術点は82.77点です。

GOEで17.48点です。わお、五輪時の例の方並みですね~。

演技構成点も、96.50点です。

ミスしても、フリーの演技構成点でいつも、90点超えするのが常なので、ノーミスとなると、これだけの高得点が出るのですね~。

にしても、彼の演技はいつ見ても、つまらないのですが……。

PCSで10点を出しているジャッジが、ちらほらいますが、SSで10点がいないのは意外です。

Performance / ExecutionやChoreography / Composition、Interpretationで10点が出ています。

今回はノーミスだったので、そういう評価なのでしょうが、ミスしても、いつも10点が出ている彼の採点はやはり、高すぎると思います。

もちろん、今回は、文句なしの優勝は当然でしょう。ブレジナ選手もフリーが終わった後、拍手をしていましたよね。

いつも、これ位のノーミスの演技で、ミスした時に出る、高すぎる得点位ならば納得できるのですが、ミスしても、あの得点となると、ミスしなかった場合、ミスだらけの得点よりも、更に高くなって、誰も勝てない得点、例の方のような現象になってしまうのが、やはり、採点的に不公平さを感じてしまいます……。

チャン選手が優勝するのは構いませんし、今回は特にすばらしい演技でした。

しかし、いつも、採点とかい離している現象の所為で、彼が良い演技をしても、心の底から称賛してあげられないのは、採点が正当ではないからですよね……。悲しい事ですが……。

数年前から始まっている、ソチ五輪の金メダルは、チャン選手にあげたい採点で、彼のイメージを下げました。それは、例え、彼が素晴らしい演技をしても、今後、払しょくされる事はないと思われます。

また、例の方のように、他の選手に、五輪での金メダルを諦めろと言わんばかりの採点は、やはり納得できません……。

他の選手が、こういう採点をされている選手に勝つためには、自分が全てで完ぺきに滑った上で、相手のミスを待たないと、絶対に勝てないという、最初から、そういう採点傾向だからです。

見ている方が、チャン選手や例の方の演技が、採点とかみ合って、納得のできるものだったならば、五輪も、この選手がほぼ金メダルだと確実に思えても、何の違和感もないのです。

しかし、最初から出来レースを見させられている気分にさせる採点など、五輪での、誰が金メダルを取るのかという楽しみを奪われている時点で、フィギュアスケート競技の楽しみを奪っていると思います。

それは自国の選手では、ないからというものだけではないでしょう。

本当に素晴らしい演技と技術を持っている選手は、国境を超えますからね。

プルシェンコ選手が一番活躍していた頃、誰もが、彼の実力を認めていたようにです。

カリスマ性を、チャン選手からは全く感じません……。

カリスマ性と、才能を感じるのは羽生選手の方です……。

彼の演技を見ていると、十代の頃の浅田選手と重ります。

また今回のSPのジャンプが素晴らしかったこと、回転とスピートが凄かったです。

まだ十代ですから、今後、彼の成長が本当に楽しみだと思います。



↓羽生君には、マイペースで、成長して欲しいと思います。(・ω・)/


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