GPファイナル・男子FS | フィギュアスケート研究本

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フィギュアスケート:GPファイナル・男子FS

高橋大輔が悲願の初優勝! 日本男子初のファイナル制覇 2位に羽生結弦

順位 選手名 国名 得点

1位 高橋大輔 日本 269.40
2位 羽生結弦 日本 264.29
3位 パトリック・チャン カナダ 258.66
4位 ハビエル・フェルナンデス スペイン 258.62
5位 小塚崇彦 日本 253.27
6位 町田樹 日本 198.63

詳細

総括


 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが8日、ロシアのソチで行われ、男子フリースケーティング(FS)では、高橋大輔(関大大学院)がFS177.11点の総合269.40点で、日本男子初となる優勝を飾った。2位は羽生結弦(東北高)でFS177.12点の総合264.29点。男子初のファイナル3連覇を狙ったパトリック・チャン(カナダ)は総合258.66点で3位だった。
日本勢はそのほか、小塚崇彦(トヨタ自動車)が総合253.27点で5位、町田樹(関大)が総合198.63点で6位だった。

 高橋がミスがありながらも後半こらえて、日本男子初の優勝を勝ち取った。最初の4回転で転倒も、続くコンビネーションでの4回転トゥループは着氷。しかし、コンビネーション2本目の3回転トゥループが回転不足の判定、またトリプルアクセルはマイナス評価となる展開に。それでも、後半の3回転ループ、サルコウ、フリップ、また3回転ルッツからのコンビネーションに成功。スピンもレベル4の評価を得た。

 羽生は課題のFSを演じ切った。最初に入れた4回転トゥループを鋭く決める。3回転予定が2回転になったサルコウがあったものの、トリプルアクセルからのコンビネーションを2本、3回転ルッツからの3連続を決めるなど、大きなミスなく演技を終えた。シリーズ2戦ではプログラム後半で疲れが隠せなかったが、ファイナルでは最後までこらえた。

 小塚は前半のジャンプミスが響き出来栄え点が伸びず。町田は4回転トゥループでの転倒、トリプルアクセルがシングルになるなどし、上位進出はならなかった。

6:高橋大輔(日本)

高橋大輔(日本)の演技がスタート。
最初の4回転は転倒。次の4回転-3回転、トリプルアクセルは決めた。スピン、ステップは持ち味を発揮。トリプルアクセルからのコンビネーションは、1本目のアクセルで手を付くもなんとかもちこたえる。次の3回転ループはきれいに決めた。3回転サルコウも鋭いジャンプ。3回転ルッツからの3連続もすべて決めた。3回転ルッツも着氷。リンクを広く使って終盤のシークエンスをみせた。
演技後は悔しげな表情を見せながらも、観客からの声援に何度も手を振って応えた。
高橋のFS得点は177.11点(技術点87.89点、演技構成点90.22点、減点1点)。
SP、FSの合計269.40点。

高橋大輔、日本男子初のファイナル優勝を果たした。

5:パトリック・チャン(カナダ)

パトリック・チャン(カナダ)の演技スタート。
最初の4回転は転倒。次は4回転サルコウを着氷。3回転ルッツはなめらかな着氷。勇壮な音楽に乗せてステップ。キャメルスピンでは両腕をいっぱいに使って演じる。トリプルアクセルは着氷が乱れるもなんとかこらえた。3回転ループは着氷。3回転ルッツ-2回転トゥループは跳び切る。3回転フリップからの3連続は、2本目のジャンプが1回転ループに。演技終盤のジャンプ、ダブルアクセルはコンビネーションにした。
チャンのFS得点は169.39点(技術点79.75点、演技構成点90.64点、減点1点)。
SP、FSの合計258.66点。チャンはこの時点で2位。3連覇はならず。

4:羽生結弦(日本)

羽生結弦(日本)の演技がスタート。
最初の4回転トゥループ、高さ、スピードがあるジャンプで着氷。次は4回転予定が2回転サルコウに。3回転フリップは着氷。男子では少ないビールマンスピンを決め、会場から拍手が。3回転アクセル-3回転トゥループを決める。3回転アクセル-2回転トゥループ、2つめのジャンプ時には両手を挙げてみせる。3回転ループ。3回転ループ-2回転ループ-2回転ループも成功。最後のジャンプもしっかり跳んだ。リズムに乗り、最後のシークエンスまで滑り切った。
羽生のFS得点は177.12点(技術点91.96点、演技構成点85.16点)。
SP、FSの合計264.29点。

3:小塚崇彦(日本)

小塚崇彦(日本)の演技スタート。
最初の4回転トゥループは着氷。次の4回転トゥループはきれいに跳ぶも転倒した。トリプルアクセルは着氷が乱れ手をつく。トリプルアクセル-2回転トゥループ-2回転トゥループは決めた。
3回転フリップは危なげなく、3回転ループも着氷。徐々にリズムを取り戻す。3回転ルッツ-3回転トゥループのコンビネーション、3回転サルコウも安定感のあるジャンプ。前半に転倒があったものの、後半のジャンプをしっかりと決めた。
小塚のFS得点は166.88点(技術点85.58点、演技構成点82.30点、減点1点)。
SP、FSの合計253.27点。

2:ハビエル・フェルナンデス

ハビエル・フェルナンデス(スペイン)の演技がスタート。
最初の4回転トゥループはなんとか着氷。次の4回転サルコウから3回転のコンビネーションも力強く跳んだ。高さ、スピードのあるトリプルアクセルを決める。「チャップリンメドレー」の陽気な音楽に合わせてステップ。その後の4回転もしっかり跳び切った。3回転ルッツ-2回転トゥループのコンビも決めた。次のトゥループは2回転に。3回転フリップからの3連続は、間のジャンプが1回転に。最後の3回転サルコウは余裕の様子。演技後、ややほっとした表情を見せた。
フェルナンデスのFS得点は178.43点(技術点95.93点、演技構成点82.50点)。シーズンベストを更新。
SP、FSの合計258.62点。パーソナルベスト更新。

1:町田樹

町田樹が登場。
最初のトリプルアクセルは高さ充分。2つめに4回転を入れるが転倒。なめらかなスケーティング。3回転ルッツ-3回転トゥループはきれいに決めた。リンクいっぱいに滑りステップでみせる。コンビネーション1本目のトリプルアクセルは跳び切れず。3回転は2回転に。3回転ルッツは着氷。3回転サルコウはなんとか決めた。疲れからかややスピードが落ちるも、最後まで演技を見せた。
町田のFS得点は128.05点(技術点56.41点、演技構成点72.64点、減点1点)。
SP、FSの合計198.63点。

↓リザルト

http://www.isuresults.com/results/gpf1213/index.htm

↓プロトコル

http://www.isuresults.com/results/gpf1213/gpf1213_Men_FS_Scores.pdf

↓別ブログに、男子FS動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11423186164.html
GPファイナル2012 男子FS動画


高橋大輔が初優勝、羽生2位…GPファイナル

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日、男子フリーで、ショートプログラム(SP)首位の高橋大輔(関大大学院)がトップを守り、合計269・40点で優勝した。

 男子の日本勢の優勝は史上初。SP3位の羽生
はにゅう
結弦
ゆづる
(宮城・東北高)は、合計264・29点で2位に入った。3連覇を狙ったパトリック・チャン(カナダ)は合計258・66点で3位だった。

 SP4位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は合計253・27点で5位、SP6位の町田樹
たつき
(関大)は、合計198・63点で6位だった。

 GPファイナルはGPシリーズの上位6人(組)で争われ、今回は2014年冬季五輪開催地のロシア・ソチで行われている。

(2012年12月9日00時42分 読売新聞)

$フィギュアスケート研究本

高橋のフリー演技=松本剛撮影

$フィギュアスケート研究本

羽生のフリー演技=松本剛撮影


高橋大輔選手、ファイナル初優勝おめでとうございます。クラッカー

羽生結弦選手、銀メダルおめでとうございます。

大ちゃん、本当に優勝できて良かったと思います。

ファイナル優勝は日本人初です。

その上、1、2フィニュッシュです。(≡^∇^≡)

3位となったチャン選手ですが、最後のジャンプにコンビネーションをつけてしまったがゆえに、0点となってしまった事が、技術点が伸びなかった原因ですね。

1 4T と 2 4T+SEQの 4回転をコンビネーションにできなかったので、焦ってコンボを最後につけたようですが、 4Tを二本とも4回転認定されてしまったがゆえの0点でした。

12 2A*+2T*←この2Tが余分だったのです。

しかし、2A分の得点の損失だけなので、2Aの3.3点を足しても、羽生選手には届かなかったですが……。


フェルナンデス選手のフリーで4回転、3つ成功は素晴らしかったです。

技術点95.93点と、驚異的な得点です。フリーでダントツの1位でしたが、SPでのミスで、残念ながら表彰台にはなりませんでした。

しかし、チャン選手と総合点では、たったの0.04点しか違いません。

チャン選手の演技構成点が 90.64点と高いので、抜けませんでした。

チャン選手のフリー総合 169.39点、技術点 79.75点 演技構成点 90.64点。

フェルナンデス選手のフリー総合 178.43点 技術点 95.93点 演技構成点 82.50点

フェルナンデス選手の技術点95.93点と、チャン選手の技術点 79.75点の差は、なんと16.18点もあります。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

チャン選手の高い演技構成点90.64点よりも、フェルナンデス選手の技術点95.93の方が高いです。

これで、チャン選手に勝てないのは、いくらショートの差があったとしても、やはりおかしいと思います。

チャン選手と、フェルナンデス選手のSPの得点差は、チャン選手89.27点、フェルナンデス選手80.19点ですから、9.08点さです。

これならば、フリーの技術点の差16.18点で総裁されていますからね……。


今回、フェルナンデス選手と町田選手だけが、ステップてレベル4でした。

町田選手は、いろいろとミスしてしまいましたが、ステップの評価は高かったですよね。

それだけ演技は、素晴らしいと認められたのだと思います。

小塚選手も、4Tの一本は見事に成功しましたが、二本目が転んでしまいました。

SPとFSの両方で、ミスがあったにもかかわらず、今季最高得点が出たので、これはミスがなかった時が楽しみですよね。

今後試合での活躍を期待しております。




↓大ちゃん、ゆづ君、1位と2位、おめでとうございます。(*゜▽゜ノノ゛☆


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