入門書の後は稼ぐ本。
以前、私がプロデュースし、セカンドライフコンサルタントの松浦秀俊さんが執筆した『セカンドライフで稼ぐ方法 AtoZ
』がエクスメディアから発売されました。
ちなみに、松浦秀俊さんは、私が参加している異業種交流会のメンバーである金盛哲二さん が主宰する青年実業家 というIT起業塾の塾生さんでした。
たまたまその異業種交流会に松浦さんを連れてきて、たまたま私の隣に座っていたのがきっかけです。
山田「今、どんなことしてるの?」
松浦「セカンドライフが流行っているので、いろいろとお金を稼ぐ方法を探してます」
山田「で、見つかったの?」
松浦「はい。いくつか見つかって、実際に稼げたので、今度、セミナーをやります」
山田「そんなに凄いなら、本でも書いてみない?」
という話の流れで、その場で出版社の担当に電話をしました。
山田「まだヒアリング中で、企画書は無いんですが、セカンドライフの稼ぎ方について書ける著者を見つけました。どうしますか?」
担当「やる!すぐに押さえてください」
山田「了解!」
わずか1分かからないくらいの電話で出版が決まりました。
結果、松浦さんは、たまたま参加した異業種交流会で、たまたま横に出版業界の人が座ったことで、出版することができました。
これは、かなりなレアケースではありますが、決まるときは簡単に決まるというのも事実です。
話しを戻します。
当時(2007年の春)、セカンドライフの入門書が流行っておりました。
すでに2匹目のドジョウ、3匹目のドジョウぐらいまでは出ており、入門書がやや飽和状態になりつつありました。
最終的には、仕掛かりのタイミングや制作期間の問題もあったのだと思いますが、5匹目のドジョウぐらい発刊された記憶があります。
で、入門書が売れれば、次にくるのは応用書です。
そして、その応用書の最有力なのが“稼ぐ本”といわれております。
つまり、まだみんなが2匹目のドジョウ狙いで作った本が結果的に5匹目のドジョウになるタイミングで、すでに次にくる企画である稼ぐ本のオファーだったのですから、出版社が乗らない理由が無かったのです。
何かが流行った場合、だれも専門家はおりません。
しかし、流行っているので本は作ります。
これが“入門書”です。
この時に著者になるのは、ほとんどの場合がライターさんになります。
入門書が浸透すると、ユーザーも次のステージを求めますので、ライターさんによる入門書では物足りなくなり、専門家による応用書が求められるという流れです。
何かが流行ったら、積極的に取り組んで、先回りして、早々に専門家としてのブランディングをすることは、著者になる早道なのかもしれません。
そして、今、アメブロが流行っています。
アメブロの入門書 も売れているので、アメブロで稼げるようになるための企画を出版社に売り込みました。
結果、まだ2匹目のドジョウが出ていない状況なので、「ゼロからアメブロをはじめて、稼げるようになるための企画」というどっちに転んでも良い企画に方向転換することになり、この方 と企画を詰めている状況です。
余談ですが、上記のセカンドライフの企画が、私のプロデュースデビュー作です。
この一冊から、今の活動がはじまりました。