日高全山縦走の〆はエサオマンで決まりだね(*^.^*) | 秀岳荘の小野ブログ

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秀岳荘の楽しい愉快なポイントをコソッとブログにてご紹介したり自分のプライベートフィールド情報を投稿致しますのでよろしくお願いいたします。

こんにちは、秀岳荘の小野です!!!10年以上も前からコツコツ続けてきた

日高全山縦走ですがおかげさまで今回がラストになります。

いろいろとご心配をおかけした投稿が多々あり読まれてハラハラしたかと思います

思い起こすとなんと最初の日高は10年以上前のゴールデンウィーク明け残雪期

神威岳から残雪をつなぎながらエサオマントッタベツ往復したことから始まっています

まさか自分がここまでやるとはこのとき夢にも思っていなかったです(*^.^*)

今回の自分のテリトリーはエサオマン下のテント場から札内JPの500mくらいなので

ちょっと余裕があり、他のお二人はエサオマンから神威岳を降りた800m下なので

お供する感じで三人同時達成を喜びたくてついていきました!!!

ちなみに沢ですがオショロコマが入れ食い状態、エサなしでも釣れる感じです

6匹程ちょろっと釣って最高の酒のつまになりました

ちなみにバターで焼いて塩ヒショウ、最後に醤油で香りづけ、うまかった!!!

また沢水も冷たくてきれい!!!

北海道太古の森を潤します

7月末の暑さが心地よく感じる一時でした(*^.^*)

このF1の釜ですが今思えば泳げば良かった・・・・(*^.^*)

気持ち良かっただろうな・・・・(・_・?)

マイナスイオンを全身に浴びながらの遡行

北海道の短い夏の贅沢な山旅を楽しみながら今までの山を振り返ります

ホワイトアウト、強風、ヒドゥンクレバス、プチ滑落も今は楽しい思い出

道に迷って500メートルぐらい登山道を突っ切ったトラバースや

行動用の水が無くなり必死でテント場を目指しながらも日が暮れかなり追い込まれた山も日高だった

暗闇の中、後ろの人がつまずいて転がり2回転以上も横ギリギリかすめて転がり落ちた事もあった

大きな雪洞を掘りテントを張ったら上から人が落ちてきた事もあった

大きな雪庇が人間の重みで崩れて落ちたが運よく片足だけ残って事なきを得たこともあった

大型低気圧が近づき疲れていたが頑張ってヘッドランプを付けながら下山したこともあった



今回の写真だけを見るとちょっと緊張感は感じられないが・・・

たまにはこんな天国のような幸せな山旅があっても良いですよね(*^.^*)

フカフカのじゅうたんの上にテント張って一杯飲む・・・・・

この日はいつになく明日の嬉しさがこみ上げ少し飲み過ぎました(^_^)/~~



次の日ですが若干不明瞭なルートを確実に詰めます

自分たちを最高のエサオマントッタベツ岳が迎えてくれました

あのピーク手前のコルが自分の終了点

胸の鼓動が早くなるのがわかります



10年前に横着しないで札内JPまで行っとけばこんなことにもならなかったのに・・・

と思いながら、でもそのおかげで今回一緒になれた屈強な仲間と友達にもなれたと思うと

まっ良いかなと思いましたね(*^.^*)

良くも悪くもいつもつるんでいた3人ですが不思議と喧嘩が無く気の合う仲間でした

お互いに自分の行動パターンがあり日高のキーワードと山スキーの時だけつるむ感じでした

一人の力は弱くても3人集まればなんとかの成功例だったと思います

おかけ様でまずは自分から縦走達成させていただきました「ヤッター」\(^▽^)/\(^▽^)/\(^▽^)/

続いてエサオマンを通り越し神威岳方面800mを下ってポイントを確認

入澤さん、鈴木さんも縦走を達成!!!

\(^▽^)/\(^▽^)/\(^▽^)/

何回も書くが一人では絶対に無理だったと思います、そんなに心は強くないし

第一クマも含めて山は怖いところなので最初の一歩も踏み出せなかったと思います

仲間の大事さが心にしみます(*^.^*)

これからどんな山旅を続けるかはまだ決めていないけど今回の経験を踏まえて

さらに楽しく面白く素晴らしい旅ができるよう自分の山を続けていきたいと思います

いままで長い間読んで頂きまして誠にありがとうございました(^_^)/~~