「オグリン」って親しげ(?)に書いてますが、
別に友達のことではありません。
「オグリン」とは
よこすか開国祭のイメージキャラクターです。
右が「オグリン」(※)です。ちなみに左は「ペリリン」。
「ペリリン」ってなんとなく、誰のことか想像がつきませんか?
「ペリリン」とは日本を開国に導いたペリー提督のイメージキャラクター。
では「オグリン」って、誰のこと?
って思われる方は多いのではないでしょうか?
「オグリン」とは
横須賀製鉄所生みの親
小栗上野介 のこと。
(1827~1868)
JR横須賀駅から程近い、ヴェルニー公園にその胸像があります。
小栗は開国派と攘夷派が対立する混乱した情勢のなかで、
製鉄所の必要性を説いた。
幕府財政が逼迫しているなか、数多くの反対を受けながらも
強力に、その計画を推し進めて行く・・・。
明治という時代に向け現れるリーダー
勝海舟、西郷隆盛、坂本竜馬・・・
彼らと同じ時代を生きた小栗。
フランスから多額の借金をし
「国を売るようなものだ」となじられても、
製鉄所を作り上げた。
~「たとえ(幕府が)売り家になっても蔵つきになります」
小栗上野介の有名な言葉である。~
- (ワイド版 街道をゆく〈42〉三浦半島記/司馬 遼太郎
- ¥1,155
- Amazon.co.jp より)
彼にはすでに、
幕府が倒れた先の日本が見えていたのかもしれない。
そんな、「オグリン」の話が、マンガになってます。
本屋で見つからず、久々にネットで購入しちゃいました。
マンガはいいやね。読みやすくて。
日本史の教科書にうんざりしている学生さん、
ぜひ気分転換に読んでみてくださいね。
楽しみながら歴史の勉強ができますよ。
※着ぐるみの「オグリン」「ぺリリン」の姿をご覧になりたい方は
こちらから・・・
→横須賀ゆるキャラ大集合!!パート1