【iPhone】【アプリ】10キロ単位の辞書を、ワンタッチで──「ウルトラ統合辞書2009」 | 『iPhone』オススメ情報-.JP-

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自分もこの辞書アプリを使っていますが非常に便利です。
古い電子辞書を持ち歩いている人はこちらに乗り換えても良いと思います。
オフラインで使えるのも魅力の一つです!


ITmediaさんの記事です。

ウルトラ統合辞書2009
ウルトラ統合辞書2009←iTunesからダウンロード

13000円


10キロ単位の辞書を、ワンタッチで──「ウルトラ統合辞書2009」

電子辞書は、その利便性の高さと価格の値ごろ感から非常に人気のコンテンツの1つだ。
iPhoneアプリにも、こうした便利な辞書アプリが多数登場している。
今回ご紹介する「ウルトラ統合辞書2009」は、市販の電子辞書端末並みの機能を実現したアプリだ。


今回ご紹介するのは、「ウルトラ統合辞書2009」。価格は1万3000円。
このアプリは、広辞苑、リーダーズ英和辞典などをはじめとした13種の辞書、6分野別検索を1つにまとめた、辞書アプリの決定版とも言うべき1本だ。

iPhoneのとらえ方はいろいろだ。
革新的な電話と考える人もいれば、インターネット端末ととらえる人もいる。ゲーム端末として楽しんでいる人も多い。手帖あるいはPDAとして使っている人もいる。
ただとらえ方はどうあれ、時と場合によってこれらの機能を複合的に活用しているのが実際ではないだろうか。

iPhone OS 3.0iPhone 3GSと、2週間連続でビッグリリースが続いたiPhone関連市場。
iPhone 3GSにケータイから乗り換える友人も相次いで登場しているが、若者以上に僕よりもずっと年上のユーザーが増えているのも気になるところだ。
ウルトラ統合辞書2009は、彼らに刺さりそうなアプリだ。
値段は張るが、iPhoneを四六時中眺めて楽しめるようになる、キラーアプリと言えるかもしれない。

僕はわりと辞書が好きな方だと思う。以前ご紹介したWikipedia検索アプリ「Wikiamo」はしょっちゅう起動して使っている。
地下鉄に乗ったり、川が流れていたり、道路を歩いていたり、聞き慣れない地名を見つけると、ついついWikiamoで、今自分が見ているモノについて調べてしまう。
WikipediaWikiamoも、GPSに対応してくれるとうれしいな、と思ったりするくらいだ。

もちろんSafariでWebサイトを閲覧するおなじみの機能を備えるiPhoneのこと。
Webで検索をしてもいいのだが、やはり辞書やWikipediaのように、ある程度フォーマットが決まった、塊としての語句の意味情報を読める点は価値があると思うのだ。
そう思っていたら、Wikiamo、「大辞林」、「デジタル大辞泉2009i」と、どんどん辞書アプリが増えてしまった。
それぞれが個々のアプリとして独立しているため、時として辞書間で同じ語句を調べたりする場合などに、少し面倒なことがある。

もし、辞書系のアプリをまだ持っていなくて、これから買おうと思っているユーザーは、この「ウルトラ統合辞書2009」を検討してみてほしい。
このアプリは、13の辞書を収録しており、6つの分野別検索も実現している。

収録しているのは以下のタイトルだ。

広辞苑第六版 + 慣用句・漢字・人名・地名・作品名・季語の分野検索
リーダーズ英和辞典第2版
新和英中辞典第5版
新漢語林MX
現代用語の基礎知識2009年版
デイリー日独英辞典
デイリー独日英辞典
デイリー日仏英辞典
デイリー独仏英辞典
デイリー日西英辞典
デイリー独西英辞典
デイリー日伊英辞典
デイリー独伊英辞典


この1本が入ったiPhoneがポケットの中に入っていれば、何か意味を調べたいときに困ることはない、まさに統合辞書環境を手に入れることができる。
前方一致や全文一致などの検索方法は充実しているが、それ以上に全文検索のスピードの速さには目を見張るものがある。
見出し語以外でも検索対象になるため、少し逆引き的な使い方もできるのではないだろうか。

1万3000円という価格は、iPhoneアプリとしては高価な部類に入るが、これらの辞書を実際に書店で見てみてほしい。
価格の合計がかなりの額に上るのはもちろんだが、そのページ数の多さ、重さに驚くに違いない。
あるいは通販番組で電子辞書が売られているが、このアプリの価格よりも高額であることが多いはずだ。
またちょっと散歩に出かけるときに、iPhoneとは別に電子辞書まで持ち運ぶとは考えにくい。
紙に比べても、電子辞書専用端末に比べても、価格と携帯性の点で、十分競争力があるアプリだ。

使い勝手はシンプル。
検索したい辞書を選んで、検索ワードを入れるだけ。
調べ始めるときに必ず辞書を選ばなければならず、辞書を横断した串刺し検索を行う機能はないが、辞書のラインアップを見る限り、串刺し検索が必要なものはあまりなさそうだ。
また検索語が入っている状態で辞書を切り替えれば、選んだ辞書で同じキーワードでの検索が可能だ。串刺し検索ができると便利ではあるが、なくても実用上はたいして気にならなかった。
逆に辞書を始めに選ぶ、といういわゆる電子辞書端末と同じ使い勝手を提供している点で、誰にでも使いやすい仕様かもしれないと感じる。

検索キーワードは、語句の説明の中で黄色くマーキングされるため、英単語を調べたときの文例の参照もしやすい。
また、広辞苑などではマルチメディアデータを閲覧することもできる点が面白い。
例えば相撲の決まり手や代表的なクラシック音楽は、それぞれアニメーションを見る、音声サンプルを聞くといったことが可能だ。カラーで画面が大きくスピーカーが付いているiPhoneならではの楽しみ方といえるだろう。

最近小学校で辞書引き学習のような方法があることを知った。
辞書にしおりを挟みながら、日本語空間を冒険しつつ、日本語に親しんでいく、といった感じだろうか。もちろんこのアプリにもブックマーク機能があり、自分がピックアップしたキーワードを残していくことができる。

とにかく常にポケットに入っているであろうiPhoneにこれだけの辞書がそろうので、ついついペラッとめくる感覚で辞書を調べていたりするし、なんだか言葉に充実する感覚を覚えるから面白い。
リタイアした親や小学生の子どもに見せたら、iPhoneをなかなか返してくれなりそうだ。

実用性に加えて、辞書に親しむ日常を手に入れたい人は、思い切って試してみるといいだろう。
もし、広辞苑だけほしい、あるいは現代用語の基礎知識2009年版だけあればいいという場合は、個別に購入することもできる。
iTunesのApp Storeで「ONESWING」と検索してみれば、多数の辞書コンテンツに出会えるはずだ。

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