高級感ある空間で料理のレベルもハイレベル!ブレントウッドに登場したステーキブームの新参者 | ロスめし

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Hello, Los Angeles. I'm very hungry.

みなさま、おはようございます。

ロスめしを書くようになってから、おかげさまでロサンゼルスに住む皆様から歩くザガットの様に扱われておりますが、ロサンゼルスに限らず世界各国から読んでくださっている方も少なくありません。また、日本からロサンゼルスに旅行に来る際のレストラン探しとして利用される方も多いようで、たまに「日本から行くので●●の美味しい店を教えてください。」なんてメールも良くいただきます。

その都度、私がわかる範囲でお答えしていますが、今回もわざわざ北海道から短期間で来られるとある男性からメールを頂きました。最初は私が載せていた店の質問から始まり、お寿司が大好物で王子の働く店に行きたいということで、店の予約を入れさせていただきました。そして話の流れから、ご出身が王子と同じ釧路だったということもあり、これも何かの縁でしょうとういことで今回そのAさんがロサンゼルスに滞在する3日間のうち、2回夕飯をご一緒させて頂くことになりました。

まずはその1回目のお食事の日。

ブレントウッドに登場した高級感たっぷりのステーキブームの新参者

釧路出身のAさんは私と同様、とにかく食べることが大好きらしく、ロサンゼルスに来るにあたり、私のロスめしを参考にして、たった3回しか食べれない夕飯の場所を吟味。

Baltaire

その内の1回はステーキを食べたいということで、最近ブレントウッドに出来たばかりの話題のステーキハウス「Baltaire」にお連れしました。

今ロサンゼルスはいろいろな食べ物が同時にブームを巻き起こしていますが、ステーキもそのひとつ。至る所に新しいステーキハウスが登場していて、この店もそのひとつです。

Baltaire

店の中に入るとまずはカウンターバーが目に飛び込んで来ました。平日の夜だというのに、凄い混雑。

Baltaire

席に案内されるとすぐ右横にはパティオ風の一角が。

Baltaire

そして左横にはオープンなダイニングエリアがあり、

Baltaire

その向かいにガラス張りのキッチンが見えます。

Baltaire

そして反対側から見たバーエリア。

写真ではわかりにくいですが、ワンフロアーが仕切りのないオープンスペースになっていて、それぞれの場所でパティオ風、ダイニングテーブル風…と雰囲気が違いとてもゴージャスでお洒落な作りになっています。

Baltaire

そしてメニュー。ここはステーキハウスですが、シーフードにも力を入れていて、フレッシュのオイスターや蟹なども楽しめます。

Baltaire

ドリンクはやっぱりアーノルドパーマー。w

Baltaire

パンは焼きたて熱々をナプキンに包まれて運ばれてきました。良質のバターと一緒に食べると外はカリカリ、中はふわふわで美味しい。

Baltaire

iceburg wedge
organic baby iceburg, bacon lardons, maytag
最初の前菜は私が頼んだレタスのサラダ。シャキシャキの新鮮なレタスの上にたっぷりのチーズやベーコン、ゆで卵などが乗って、これめちゃくちゃ美味しい!ドレッシングも私好みで、この日、私が食べたいなーと思っていたサラダのイメージぴったりでした。

Baltaire

maine diver scallops
succotash, sweet corn puree, white truffle oil
そしてAさんが頼んだ前菜はホタテ料理。王子もレストランに行くと必ずと言って良いほどホタテ料理に注目するのですが、釧路出身の人ってもしかしてホタテ好き?笑

絶妙に火が通った生ギリギリのホタテはとっても柔らかくて、口に入れるとほんのり香る白トリュフの芳醇な香りが鼻から抜けていきます。添えられた野菜たちもそれぞれが個性を主張してて、とっても美味しい。正直、私はホタテは生の方が好きで、火が通ったホタテにはあまり興味がないんですが、ここのホタテ料理はまた次にも頼みたいと思うほど美味しかったです。

Baltaire

dry-aged côte de boeuf
for two, 34 oz
そしてやっぱりメインはステーキ。あわてて写真を撮ったのでちょっとぶれてますが、焼きたて熱々が運ばれて来ました。

Baltaire

取り分けていただいたステーキ。ミディアムレアの程よい焼き加減でピンク色がとても美味しそうです。

Baltaire

残ったお肉とステーキソース。

Baltaire

肉の周りはカリカリにしっかり焼かれていて、中は程よく火が通ったミディアムレア。熟成肉なので、独特の臭みがあり旨みが濃厚。しっかりとした赤身の部分も多いので、しつこくないアメリカのステーキと言った印象です。

なので沢山食べ続けても、飽きることなく食べれます。また、しっかり肉が食べたい日にはもってこいのステーキ。とても食べごたえがありました。2人でも十分な量で、女性なら3人でシェアしても良いかもしれません。

肉のまわりにしっかりと味付けがされているので、端の部分は少しだけ味が濃いのが気になりますが、とても美味しいステーキでした。

Baltaire

甘いもの好きなAさん、デザートは別腹。

Baltaire

ここはカート式のテーブルサービスの料理がいくつかありますが、もっとも珍しいのがこの抹茶サービス。茶道の心得でテーブルサイドで目の前でお抹茶を入れてくれると聞いて、是非それを飲んでみたいと思ったのですが、残念ながらこの日は抹茶の粉を切らしていて、抹茶サービスは受けられませんでした

Baltaire

お抹茶はいただけませんでしたが、代わりにミントティーを。今回はフレッシュなミントを使ったものではなかったのですが、このミントティーがとっても美味しかった!とても美味しかったのでお店の人にブランドを聞いてみると、ロサンゼルスのパサディナに拠点を持つ、「Art of Tea」と呼ばれるオーガニックのお茶カンパニーの物でした。

Baltaire

bourbon croissant bread pudding
デザートに選んだのはこの店で一番人気のブレッドプディング。クロワッサンを使っているので、バターの風味でコクがあり、濃厚なキャラメルソースとの相性も抜群。でも甘すぎる感はなくて、程よい甘さで美味しかったです。

点 点 点 点 点 点

全体的な感想は場所柄もあり、とても高級感ある空間で料理のレベルもハイレベル。肝心なお肉の質も悪くないですし、料理ひとつひとつが丁寧に作られていました。また、カート式のテーブルサービスなどのエンターテイメント性もあり、全体的なサービスもなかなか良かったです。特に私はインテリアが気に入りました。夜はお店の中が見難いですがロマンティックムードたっぷり、またもう少し明るい時間に来たらまた雰囲気がガラッと変わりそうです。

アメリカの雰囲気をたっぷり味わえるので、日本から来た方をお連れしたり、接待や特別な日にもぴったり。メニューも他に食べたいものが沢山あったので、是非リピさせていただいたいと思います。


Baltaire
11647 San Vicente Blvd
Los Angeles, CA 90049 地図
電話番号:(424) 273-1660
http://baltaire.com/
評価:★★★

Aさんはとても気さくな方で初めてお会いしても始終会話が途絶えることなく楽しい時間を過ごせることが出来ました。この店も気に入っていただけたようで、良かったです。ご馳走さまでした。

さて、2回目のディナーはどこに行ったのか?
次のブログでご紹介しますね





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