どうも,フカイモンです(^○^)
7月に入り,まだ梅雨は明けませんが晴れた日には夏ような天気になってきました(~_~;)
たくさんの昆虫が見られる夏,自分たちのような人から見たらまさに神ってる時期ですが,
7月の後半には試験があるので,楽しんでばかりでいられませんね.
もちろん,試験も頑張りますよ♪(´ε` )
夏休みの予定ばっかり考えてるのは内緒です(笑)
試験を乗り越え楽しい夏休みへ,一直線だ!!
そんな今回は,この時期に現れる樹上性のシジミチョウ,いわゆるゼフィルス(ゼフ)と呼ばれるものを採りに群馬県へ行ってきました(^o^)/
ゼフィルスは,オスがテリトリーを張るのですが,テリトリーを張る時間が決まっていて,朝早いものから夕暮れ時に張るものまで様々.
その時間にいかに採集するかがポイントになってきます♪
朝は,下草に降りてくることもありますけどね!
7月某日(0日目)
レンタカー会社で車を借り,いざ出発.
シュッパツシンコ-ヽ(;▽;)ノ
スムーズに進み,23時頃には目的地に到着できました♪
着いてからは,灯火巡りをして・・・
(後日、コテージにて撮影)
クワガタをみると夏って感じがしますよね♪
ミヤマクワガタの新鮮なオスは,金色の微毛が美しいです!!
一通り灯火巡りをした後は,時間も遅かったため,本日の活動はここで終了し、寝ました.
5人乗りの車に5人での車中泊は初めての経験でした(笑)
1日目
朝から車で鳥見をしていたそうですが,自分は眠くて起きれませんでした……
その後,8時くらいからはゼフのポイントでゼフを探しますが,生憎の雨……
そんな天気の中で・・・
ここの場所にはかなりの数が生息しているらしく,2日間で多くの個体を目にしました!
好みの環境があるらしく,いる場所といない場所の差が激しいかったです.
17時頃,雨が上がってゼフを探しに行ったのですが,網が濡れ採集する気を失い,鳥見にシフトチェンジ・・・
モズ Lanius bucephalus
(写真提供:YTB氏)
※7/21 オオモズ→モズに訂正しました.
どうやら山地のモズはこのような色になるんだとか・・・
平地ではモズを見たことがあったのですが,標高の高いところでは見るのが初めてで勉強になりました(^○^)
天気が悪い中での行動だったので,靴や靴下は濡れてしまい,いろいろ工夫するも靴は翌日の15時くらいまで完全に乾ききりませんでしたね……
濡れた靴下で濡れた靴を履く不快感といったら()
次からは雨の予報の時には,レインウェアだけでなく靴や靴下のことも考えたいと思います(笑)
そんな雨ですが,おかげで空気中のゴミが全部落ちたのか星がとても綺麗に見られました!
綺麗な星空でしたが,男5人っていうシチュエーション……(笑)
こんな星空が見られるなら,
一眼レフ持って行くべきだったなぁ〜とちょっと後悔…
また,星空を見にここに来たいなぁ
この日の夜は,疲れとなにより明日早起きしなくてはいけないため,早めに寝ました(_ _).。o○
2日目(最終日)
4:30にみんなで目覚ましをかけていたのですが,想像以上に寒く,寝袋から出られずに2度寝……
結局、行動を開始したのは6時前でした(笑)
あれれ,自分,2日とも起きれてなくない⁉︎
いやいや,2日とも起きてはいるんですが,
その後二度寝しちゃうんですよね∑(゚Д゚)
この日は前日と違い、快晴!!
晴れてくれてよかったです(^○^)
さっそくゼフィルスのポイントで網を振ります!
すると・・・
オオミドリシジミ Favonius orientalis
や
アイノミドリシジミ Chrysozephyrus brillantinus
(コテージにて撮影)
2枚ともブレててごめんなさい……
やったぁぁああ,ゼフィルス採ったぁぁぁああああ!!
この緑色!太陽を浴びて輝く姿はまるで森の中の宝石のようです(〃∇〃)
また,たくさんの卍巴飛行(オス同士のケンカのようなもの)も見られ,とても満足できました♪
他にも・・・
こちらもゼフィルスと呼ばれる一種です.
アイノミドリシジミと区別が付きにくいと感じていたのですが,よくにらめっこしてるともういろいろと違いますね(笑)
ゼフィルスの多くはブナ科を食樹とするのですが,この子はバラ科のサクラを食樹としいてちょっと珍しい子なのです!
ヒョウモンチョウ 本州中部亜種
Brenthis daphne rabdia
山地の高原に多く生息するそうですが,今回の場所はまさにそのような場所.
山あり草原ありのいい環境でした♪
遠征は普段なかなか出会えない種類の生き物にたくさん出会えることも楽しさの一つですね♪
その後、山の山頂へ・・・
言わずと知れた美麗種アゲハ.
何気,自己初採集だったり(笑)
クワガタ・カブトが大きいものが人気な一方で,ミヤカラなどの一部の蝶は小さい方が色が綺麗に出るため,小さい春型の方が人気があります.
(写真提供:ジョニー氏)
こちらはオスなのでツマグロくないです(笑)
もともとは南の蝶なので,標高の高いところにあんまりいるイメージがなかったのですが,標高1300m付近でも普通に飛んできてて驚きましたね( ̄O ̄;)
その後下山し,夕方のゼフィルスに備えます.
15時も過ぎ,そろそろ飛び出すかな〜と思っていると・・・
エゾミドリシジミ Favonius jezoensis
樹冠の高いところを飛び,なかなか網の届くとこころに来てくれませんでしたが,なんとか採れました!!
エゾミドリを数匹摘んだところで,レンタカー返却の時間も迫ってきていたので,今回の遠征は終了です(オツカレサマ!)ε-(´∀`; )
こんなに色々な生き物がたくさんいるところに来れて本当に楽しかったです♪
久々にここまで楽しめた採集ができて,テストにもいい状態で臨めそうかな(笑)
また,機会があればここに行きたいと思います!!
長い文章となってしまいましたが,最後までお読みいただきありがとうございました(^○^)
では,失礼します(^ー^)ノ