●「自然栄養療法って、一体、何なの?」にお答えします。

こんにちは。自然栄養療法士、一美キンロスです。

突然ですが、、私の仕事タイトルは、英語だと

「Naturopathic Nutritional Therapist(ナチュロパシック・ニュートリショナル・セラピスト)」

ですが、直訳すると

「自然療法の栄養療法士」

になってしまって冗長すぎるので、今までは「栄養療法士」としていました。

でも、「栄養療法」だけだと、「サプリメントを大量投与する療法」と誤解する人もおられることに気づいたんです!

そこで、今更ながらですけれどね、「自然療法」の「自然」を冠に使って「自然栄養療法士」で行くことにしました。


「自然栄養療法」とは、自然療法の考えに基づく、栄養療法です。

では、「自然療法」と「栄養療法」を分解して、解説してみます。

◆まず、「自然療法」とは、

・最新の西洋医学と、伝統医学の、両方の知恵を合わせた、医療です。

伝統医学の例は、西洋ハーブ、中医学、アーユルベーダ等々、全般に及びます。

・「適正な条件さえ与えれば、身体には、自らを癒す力が備わっている。」という原則に基づき、「適正な条件を整える」ことに注力します。
 
西洋医学と違って、症状を、薬で取り除くことは、しません。

・心身の状態、食事、ライフスタイル、パーソナリティー、など、一人ひとりの状況をホリスティックに検討して、その人に最適な医療を施します。
 
西洋医学と違って、単独の症状にフォーカスすることは、しません。


◆次に、「栄養療法」ですが、

・「栄養」を科学的に使うことで、その人の最高の健康状態をもたらすことを意図する、ヘルスケア手法です。

・病気を予防すると共に、病気によって起きる症状を、やわらげます。

・体の全ての器官(例:消化器官、呼吸器官、泌尿器官、等々)の状態、過去に受けた医療、検査結果などを総合的に検討して、現在起きている症状の根本原因を突き止め、その解消を図ります。

◆ぎゅっと、まとめてみると、

「栄養というアングルを中心にした、自然医療」。

今、持っておられる、色んな症状に対し、

・西洋医学では、「その症状に病名を付け(診断し)、薬なり、手術なりで、その症状を取り去ろうとする。」

「自然栄養療法」は、他の自然医療と同じく、「症状」ではなくて、ホリスティックに「人間」を診ます。

具体的には、

・表面化している「症状」は、氷山の一角であるに過ぎないと、捉えます。

・だから、あらゆる角度から、その方の健康状態を総合的に調べ、「根っこにある原因」を探ります。

・そして、その「原因」に、働きかけ、自然治癒力を目覚めさせる、具体策を採ります。

たとえば、水道が出っぱなしになって、洗面所の水が溢れた、とします。そんな時、例えて言えば、

・西洋医学では、溢れた水を拭く。
・「自然栄養療法」は、蛇口をひねって、出ている水を止める。


私は授業でそう習って、すとーん!と理解できたんですよ。

◆どんな人が対象なのか?

パーフェクトに健康、という人以外なら、誰でも!

その人が、次のような「マインド」、「嗜好」、「考え」をお持ちならば、最適です。

・一時的に症状を抑えるのではなく、根本的に、そして、副作用なく、健康を作って行きたい。

・食事やライフスタイルを見直して、体に優しい方法で、今の症状を解消したい。

・「薬」は、出来るだけ、使いたくない。より自然な方法を好む。


◆自然栄養療法のアドバイス

アドバイスの内容は、主として、「食」に関することですが、自然治癒力に、より弾みを付ける為、期間限定でサプリメントを提案する場合も有ります。

また、ライフスタイルについての、ご提案をすることも、多いです。

極めて理論的に、症状を分析して、プランを練るんですよ。

それなのに、アドバイスする内容は、小難しいものではなくて、極めて簡単で具体的。

たとえば、集中的に食べると良い食品や食材の、具体的なブランド名、手に入る店までをも、アドバイスしたり、更には、お勧めのメニューまでも、ご紹介したり。

それが、この「自然栄養療法」の、すごく面白い所です。

要するに、クライアントさん自身で、取り組んで頂く内容を、できるだけ、わかりやすくお伝えするための努力を、惜しみません。

「自然栄養療法」、改めまして、よろしくお願いいたします♪