【京都上洛2015】②三条サミット | 螢源氏の言霊

【京都上洛2015】②三条サミット



前回
【京都上洛2015】①稲荷山・地蔵院・本能寺跡


もうこの連載は飽きたので終了すると【京都上洛2015】連載終了で言ったが、実は続編を半分ぐらい書き進めていたことを忘れていた(笑)

先にやるべき作業だった、龍蛇の神のプロローグを書き終えたので安心したのか、この京都サミットの記事を書く気になれた。それに己の使命を途中で投げ出すなど、男のすることではない(笑)



時は2015年8月15日。洛陽の西陽。


京都タワー前にて閣下と待ち合わせ。東京から新幹線でお越しになるそうだ。


ミスト前が集合場所。


だが、閣下がいなかったので京都駅の入り口へ。それでも見当たらない。


すると、1人だけ明らかにオーラが違う存在を発見した(笑)


閣下だ。我が君主であり親友。

およそ2年ぶりの再会、高3の時に閣下が我が家へお越しになって以来だ。


自撮り棒で撮影。


こうして我々は京の街に集結した。


ここから北東へ約2キロの三条まで歩くことにした。


閣下は早速「その自撮り棒使ったら、盗撮できるんとちゃいます? 笑」みたいなことをおしゃった(笑)その他、色々な思いついたアホな盗撮方法を語っていらして面白かった(笑)初っ端かた笑わしてくれるので、さすがだなと思った。


独特すぎるズボンである(笑)


これも笑いのことを考慮された上でのことだろうか(笑)17歳の頃(私が生まれた年)のズボンだそうで自叙伝でも見たことがある。芸術的ファッションと思っておこう…(笑)


「逢いがたくして、今、逢う事を得たり」まさに我々のことだ。


いや、5次元的に言えば常に会っているとも言えるし、別の見方では全く会ったこともないとも言える。


閣下は現代のイエス・キリストなので、ご利益や救済を求めて会う人が多い。その期待は叶えられる。私もかつてはそうだったが、今はその感覚がない。


三条の市街まで来た。


ロン毛にグラサンの2人組だと、街行く人の視線を浴びれる(笑)人目を気にするなど男ではない(笑)


閣下のガラケーのボタンは全滅(笑)


音楽の話をした。


閣下が「OUT-SiDER(大1の時の軽音部のバンド)はもう活動しないんですか?」と訊かれた。

大学の軽音部はブラックすぎて、大1の夏休みにはメンバー全員が退部して、リアル・アウトサイダー(部外者)となったのだ(笑)



超イイ感じのバンドだったので、再結成も全然アリだが、ベーシストがあまりにもだらしなく、私がブチギレたのでもう実現はしないだろう(笑)

結果、ギタリストと組んだのが今のFlag of Rootsだが、B'z的な2人組ユニットでやっている。バンド形式はしがらみを生むからだ。


閣下は「それなんで僕はずっとソロでやってます 笑」と仰った(笑)音楽活動をしていなくても心はバンドマンだそうだ。



まず最初にプリクラを撮りに来たが、男だけでは無理なようだ。


明らかな男性差別である。


だが、心は乙女なので撮った(笑)


前回(2013年)に撮ったプリクラは、閣下の髪型がスーパーサイヤ人状態で、ネットがかなり拡散をしてくれたが、今回もやはり閣下の派手さには勝てない(笑)


いつもプリクラは私のおごりである。


プリクラは基本、女子の背丈に合わせられているので、私(177cm)と閣下(178cm)は、かなり屈まないと撮れない。もっとカメラの位置に気を使ってくれないだろうか(笑)




前回はグラサンを忘れていたので、今回こそは持参。


この佐村河内ルックで街中を歩いた(笑)


ミリタリーショップを見ると男心にワクワクする。


詳細は忘れたが、閣下の悪友であり2012年の京都サミットでもお世話になった辻氏が昔、ここで何かやらかしたそうである(笑)





池田屋跡。


池田屋事件といえば、新撰組がここに潜伏していた勤王志士を斬りまくったことで有名だが、新撰組は今でいうとヤクザと警察を足したようなものである。

それに池田屋の時は、よく知られる水色の羽織でなく、隊士のほとんどは黒装束だったという。メン・イン・ブラックみたいな感じだったのだろうか。


高瀬川。




前回の京サミでは「ナイト・クルーズ」という居酒屋に行った。キャッチの勧誘だが、オシャレな内装、濃いビール、そして美人な店員さん(笑)しかも、傍らで閣下の生き様を聴き入る美人店長たち。そんな事実上キャバクラのような我々の心を掴んだ店があったのだ。

もちろん再会しにきたのだ。
だがしかし…店の階に来ると…


もぬけの殻だった(笑)


店はすでに閉店していたようだ。にも関わらず看板が出ているのが不思議だが、思わず呆気にとられた。
 
諸行無常を思い知った。閣下は相変わらず冷静だったが、思わぬサプライズである(笑)


表示にはナイトクルーズとあるのに。


もし人生が自分の筋書き通りに動いているとしたら、私は自分の書いた脚本を演じながら驚いているようなものだ(笑)

日々の出来事にいちいち過大に感動したり一喜一憂したりするのは実に滑稽である。そんなの、人間がやることだ(笑)


人間を超越してしまった人。


これからは人間型ゲシュタルトを超えた存在、つまり超人や霊止(ひと)としてある必要がある。


仕方ないので鳥貴族でサミット。



閣下より三種の神器が下賜された。


上=ロックシード(総裁贈呈)、左=パワーブレスレット、左=大黒天。


開運グッズの「大黒天」


まずは生中。


私は何も閣下へ貢物を持ってこなかったので、買ったばかりのスマホ用三脚を献上した。

本当は差し上げるつもりなんて更々なかったが、閣下を目前にすると不思議と何かを献上したくなる(笑)



今回のサミットの私なりの目的を偉そうにいうと「閣下の話を聞いてあげること」。

閣下は現代のイエスゆえ、救いを求める者を意識進化に導かれる。だが、それは同時に人々の業を背負うことでもあるので、ストレスや多少の鬱憤もあるだろう。


そして、閣下の周りには困ったちゃん(特に女性)が多い。閣下への愛着が強すぎて、攻撃してくる者もいる。



閣下は悩みとか怒りとかいう低次元な感情を超越された存在だが、それでもやはり人間である。無意識のストレスなどもあるだろう。

第1回京都サミットでは、閣下に悩みを聞いて頂いたら一瞬で解決してしまった(笑)今回はそのお礼にもならないと思うが、閣下の日頃のいろいろな鬱憤を聞いてあげたいと思った。いや、聞かせて頂きたいと思った。


与えよ、さらば与えられん


閣下の周りの困ったちゃんの話を聞かせて貰った。笑い話で。

だがさすが閣下、日頃の自分の鬱憤も、まるで他人事のように話される(笑)それほど自分を客観視できていて、感情に流されず己の艱難さえ空想上の笑い事と捉えておられるのだろう。


解決策やアドバイスは提言しなかった。ただ、聞くことが最大の解決だと思ったからだ。それに、閣下のことなど私の知ったこっちゃない(笑)



いや、これは無関心という意味ではなく、相手の人生は相手の自由なので、相手の領域には侵入しないという意味である。

逆に言えば、困ったちゃんは侵入者だということだ。その侵入者は、私の国にも領空侵犯したことがある。


私が出した結論としては「結局、人は他人のことは理解できない」ということ。自分のことすらわかってないのだから。頭で考えて分かった気になって、下手に相手を変えようとはしないことだ。


閣下のロゴストロンのネックレス。



むしろ「あぁ、こういう人なんだ」と諦めるぐらいが良い。皆、それぞれの正義があるからそれを尊重する。何か求められれば相手に与えれば良いだけだ。見守り、解放することこそが本物の愛なのだから。

閣下は「ハタチでそこまで分かってるのはスゴいと思いますよ」と仰っていた。年齢はそんな関係ないが。


ベジタリアンの私がミスって鳥の揚げ物を食べてしまった(笑)


菜食に徹していると、匂いですぐに肉かどうか見分けれるが、なぜかこれはわからず豆腐かなんかだと思ってた(笑)


高瀬川沿いのバー。

そこで、我々のロックな風貌を気に入ったオッサンが、酒を奢ってくれた。


聞くと元左翼だったらしいが、天皇陛下のお姿を拝して以来、極右になったそうだ(笑)私は右翼ではないが、右翼の人とは話があうので、酒も奢ってくれたし話を聞くとにした。

共感できたのは「世界平和にはロックが最適」ということ。閣下も仰っていたが、世界のためにも「天皇は必要」ということだった。京都には変な人、いや面白い人が多い。


そして恒例のロックバーへ向かった。




閣下が昔から通っていて、サミットにも欠かせない場所だ。

カッコいいロックが流れていたので、マスターに聞いてみるとフー・ファイターズというバンドだった。


この曲。



マスターと。


マスターに店名の「I.N.G」(イング)の由来を聞いた。すると「略されたくないから、初めから略した」という答えが返ってきた。

ロックだな~と思った(笑)




この辺は酔いで記憶が薄れている(笑)


閣下のブログの読者は変わった人やすごい人が多い。自分自身が普通すぎると思えるぐらいに。なぜなのかというと、類は友を呼ぶで閣下が変わっているからだ(笑)これまで閣下以上の変人(超人)には会ったことがない(笑)


酔い覚ましの水。


夜の鴨川に来た。


そういえば、閣下が京都での昔のことを語ってくれた。2012年のサミットでもお会いした、メンマ先生のエピソードである。

閣下と飲み歩いていた時、メンマ氏はナンパが未経験だったが初挑戦してみたらしい。すると彼は女子に向かって「おぃ、お前!ラーメン奢らせろ!」と寄りかけたら成功したらしい(笑)ナンパなのに硬派な感じがする(笑)


我らもフリー雑誌を配布してナンパすることにした(笑)


ナンパなのにキャバクラのボーイに話しかける閣下(笑)

それ以前に誰も受け取ってくれない(笑)なので、私は「無料でサービスしております~」とか言って、お得感を出して受け取ってもらった(笑)


そもそもナンパ以前に人がここぐらいしかいなかった。


私は酔ったら酔ったらでいつもに増して呂律が回らなくなって何を言っているかわからなくなる。なので、まず成功はしない(笑)


とりあえず、配布は成功。


京都サミットは女人禁制だが、現地調達ならOKである。それができればの話だが(笑)


お好み焼きやに言ったが、ビール一杯だけで退散。



ジョイサウンドへ入った。



カラオケではiPodを機器に接続して、自分の曲を流して歌った。私のただでさえない歌唱力が、酔うともはやゼロになる(笑)レコーダーで録音しているので音質は良いと思う。


【京サミカラオケ1】 RISING / Flag of Roots - by将軍




閣下はご自身の好きなバンドの、聴いたこともない曲を適当に歌っていらっしゃった(笑)


【京サミカラオケ2】Cradle of Filth / Babylon A.D. - by閣下



一曲歌ってすぐ入眠された閣下(笑)



【京サミカラオケ3】Hot Spring / Flag of Roots - by将軍

フラオブの楽曲音源では私のボーカル入りは作ってないが、カラオケでもこのクオリティーなのに到底、レコーディングなどする気など起こらない(笑)


別にデビューする訳でもないので音源は参考程度でいいだろう。所詮は人の趣味である。俺の歌声が聞きたきゃライブに来い!そうすればガッカリできるだろう(笑)


【京サミカラオケ4】Dreams Night / Flag of Roots - by将軍

↑カヴァーさせてもらった閣下(の友人)の曲。歌メロは私の作曲。


私も酔いが回って寝そうだったが、まだ寝れない。信念が私を動かした。本サミットに参加できなかった総裁と電話して、カラオケの様子を中継する使命があったからだ。


【京サミカラオケ5】バーチャル総裁参戦


まずは私は陰陽座とフラオブの曲、合計3曲ぶっ通しで歌い出すという気遣いゼロの対応をみせた(笑)それからXの紅を流して、電話越しに総裁に歌って貰った。

最初は総裁も歌うという発想がなかったので、寝ている閣下の分も歌わねばと思ったのだろう。


総裁のガラケーを通しての声だったので、まるでロボットみたいな声だった(笑)まさにバーチャル参戦といえよう。それにて総裁の無念が晴れてくれたならば良い。



充電コードは用意周到。



コンタクトも液につけて睡眠準備。



私は寝る時に口が開くので、いつもテープして寝る。グラサンはモニターの明かり避け。


数時間後…。

私の仕掛けたタイマーにより、カラオケのスピーカーから大轟音のクラシックが流れる。目覚ましである(笑)

閣下を起こして、出立の準備をした。起きてからの方が二日酔いで気持ち悪かった。


外は朝だった。


店内には郷ひろみの今風な新曲(100の願い)が流れていて、いい曲だな~と思っていたが良いのはサビだけで、他は普通に歌謡曲って感じだった(笑)


ありがちなメロディーのサビだが、それがいい。
https://youtu.be/vxfEbsNi2ik



会計を済ませて朝の京都へ飛び出した。


今回の記事の写真。
【京都上洛2015】③三条サミット

閣下のブログ。
魔界サミット1日目(鬼将軍との再会編)