既報の通り、忙しい時期に入りまして、
ブログに関わる細かい研究はあまり出来ない状況なんですが、
ありがたい事にメッセージは頂くので、
返信だけ済ませようかな、と思い立ちました。
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青字が頂いたコメントです。
「興味のある戦形は?」から。
矢倉:初手探k…いや,何でもないです。お体にお気をつけて!
何でもないですよね!
体に気を付けて頑張ります。
三間飛車:菅井先生の2012年11月の順位戦C2組の斎藤慎太郎四段戦で指した
▲9八香は有力なのでしょうか
菅井ノートにも有力って書いてあった気がします。
最近石田流はあまり指していないんで、自分で研究していませんが。
四間飛車:僕一間飛車党なんでそれもくわえてほしい
既に枠組みが出来上がっているので無理ですね。
自由に作れるとしても加えないと思いますけど。
相振り飛車:76歩34歩66歩32飛からの相振り飛車に興味があります.
西川先生の先手相振り飛車を注目してます。
西川流は森内先生も指し始めましたよね。
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次に「あなたの棋力は?」のアンケートを。
二段:先日の返信番外編で、2100と2200の違いを書かれていましたが、
1800と2000の違いはどうお考えですか?完全なイメージで結構ですので、ぜひお教えください!
あくまで知り合いの将棋を見た感想だと、
教科書通りでも自己中心的でもない、中庸を捉え始まる入り口が2000あたり。
勉強と応用のバランスが大事なんですが、偏った考えの方が楽なので、
無意識的に偏ってしまうって事はあるんですよね(自戒)。
初段:R1600~R1900をうろうろするだけでR2000にたどり着けない・・・
このあたりの棋力のオススメの勉強法ってあります?
当時の自分はただガムシャラで、ワガママな癖に教科書に従順だったと思います。
要らない事ばかり考えて、必要な事は他人任せで、時間と労力の無駄遣いでした。
そんな自分を見つめ直して吹っ切れた時、将棋やってて良かったってホント思いました。
「純粋な自分の形、将棋の形って何だろう?」って考えるのも一つの手だと思います。
二段:実戦の解説についても(それぞれの図までの手順とは別に)
全棋譜をひとまとめにして載せていただけると、再生ソフトで棋譜を並べやすいので嬉しいです。
私の実戦なんかを並べて頂いてありがとうございます。
でも、今後自分の棋譜を公開する機会は減ると思うので、今のスタイルに慣れて下さい。
メモ帳か何かで棋譜を一纏めにして、再生ソフトに貼り付けるのが一番楽だと思います。
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勉強方法についての質問を貰うことは、嬉しいけど、難しいです。
「自分って何で弱いのかなぁ」って、
将棋を覚えてからいっぱい考えてきました。
例えば「何で実戦が足りなくなっちゃうんだろう?」って考えていくと、
「実戦より本を読んで勉強する方が好きだから」っていう答えが出てきて、
それを更に「何で勉強が好きなんだろう?」って考えていくと、
「将棋の結論に興味があるから」って答えが出てきて、
「じゃあ何で一番興味がある『結論部分』を、本を読んで他人任せにするんだろう?」
って考えていくと、「自分の形」と「自分の弱さ」がだんだんハッキリしてくるんですよね。
そんな風に、子供みたいな無邪気な切り口で「何で何で?」って思い続けて、
子供みたいに素直に行動出来れば、多分大概の事は乗り切れる気がするんですが、
「そんな事言ったって現実は・・・」なんて、考えたり行動したりするのを放棄すると、
その結果、本当に現実は大変になってしまう事が、自分にはよくあります。
そんな自分を頼ってくれる人に、
勉強方法についての質問を貰うことは、嬉しいけど、難しいです。
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