6月の保全活動について | 地域史料保全有志の会のブログ

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当会は、長野県栄村の大震災をきっかけに、被災文化財の救援・保全を行っている有志団体です。

6月に予定している作業や集合場所その他の詳細についてお知らせします。

今週、教委から突然連絡が入り、文化財がある空き家で昨年調査したお宅が急に
取り壊されることになったと知らされました。
中の文化財を運び出せるのは翌日の1日だけ、というのです。
結果的に教委の皆さんはじめ地元の方のご協力でかなりの民具等を救出していた
だいたのですが、そのため、保管庫が足の踏み場もないほど満杯になってしまっ
たとのことです。

6月は、民具に関しては、前回の整理の続きを行う予定でしたが、まずは緊急に
救出した文化財の応急的な片付けが入ることになりました。
古文書については、基本的に前回同様飯山市に預かっていただいている史料の整
理が中心となります。ただ、民具の応急整理が大変な場合には、そちらの手伝い
に回ることもあります。

次に作業場所の情報です。 作業場所は、基本的に栄村志久見地区の文化財保管庫(旧志久見分校跡)です。 役場から車で5分くらいの場所にあります。 なお、役場はJR飯山線「森宮野原駅」から徒歩すぐの位置にあります。
初日の集合は、役場前に午前10時40分頃。
2日目、3日目は、午前9時過ぎに保管庫になります。

次に、初めての方に現地への交通についてお知らせします。 東京方面からですと、上越新幹線越後湯沢駅で下車し、そこから森宮野原駅行き
の急行バスに乗るのが最も手軽で短時間で行ける方法です。 ただし、このバス路線は1日に4本しかありませんので、それに合わせて新幹線を
選ぶ必要があります。 バス時刻表は以下のリンクをご覧ください。 http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-240401/muikamachi/morimiyanohara.pdf 持ち物は、埃が多い場合があるので、マスクがあった方がいいかと思います。 あとはエプロンなどあると作業時に汚れないと思います。 汗ばむ季節になってきますので、タオル等もご用意ください。 その他動きやすい服装でお越しください。 宿泊場所は、役場と駅に至近の「吉楽旅館」です。 1泊6500円になります。 予約は参加者の分をまとめて私の方でしておきます。