打ち出し角の変化 | 偏見的ゴルフクラブの考察

偏見的ゴルフクラブの考察

クラブとスウィングについて考える。

下表の赤枠は、Aさんの打ち出し角(上下)の比較です(6番アイアン)。

平均で2度ほど高くなっています。



左表のときはウィークグリップで、アドレスでややフェースを被せ気味で構えて、弾道は低いフック系でした。


右表は、ややストロングに握って・・・といっても、動画では、ほとんど変わってないような状態でが・・・
アドレスでフェースを被せないように注意しています。


平均打ち出し角は14度がPGAの平均ですが、左表は若干バラつきが大きくなっています。

右表はバラつきが小さく、弾道の最高高さも揃っています。

フック系でもスピンアクシスの角度は小さくなっています。


左右の打ち出し角(Horz.)にも少し変化がでています。

左側は、やや左に飛び出していることが多くなっています。

右側は、やや右に飛び出していることが多くなっています。


左右の表とも、アタックアングルは強いダウンブローではいので、

左表の場合は単純にフェースを被せて打ち出し角を低くしているためフックがやや強くなっています。


平均でもう2~3度ほどアタックアングルをマイナス・・・ダウンブローにすると、アドレスでフェースを被せなくても弾道は低くなってきます。




アタックアングルが緩い原因は、下の画像をみると想像できます。


このポイントでシャフトは赤い線くらいの位置になるのが標準的です。






Billy Horschel


Jason Dufner

Hideki Matsuyama


今年になって、昨年よりアタックアングルはバラつきが大きくなっています。

ロングアイアンが苦手なのは、こんなところにも原因があると思います。