福与SC推進協議会の令和6年度の総会が行われ、活動状況の報告がありました。
福与区では、関係団体などが連携し安全安心な地域を目指し、協議会を設置、独自の活動を行っています。
総会での活動報告の一部を紹介します。
交通安全対策委員会からは、
・区内ふるさと農道での人並み作戦を年3回実施、ドライバーへの抑止効果があった。
・道路沿いに啓発看板「お静かに」を4基設置した。
くらしの安全員会からは、
・要支援者の支援希望内容のリストの更新をした。
・独居高齢者が自宅で倒れるケースが発生、見守り活動のチラシを配布。
自主防災委員会からは、
・地区防災マップへ令和2年以降の被災状況を追記した。
・判の木常会で防災学習会を実施した。
今回の 総会は、福与区でのSCの活動が設立から10年目を迎える節目の会合となりました。
この間、ふるさと農道での人並み作戦、常会単位の防災講演会の実施、運動会でのSCクイズ、とりわけ農道の交通規制に向けた取組みは、福与モデルと称される取り組みでした。
いずれも、推進協議会、区民の皆さんの協力なしにはできない取り組みばかりです。
町では、先般、セーフコミュニティの国際認証は目指さないこととしました。
今後再認証を目指さず、新たな条例を制定、新たな取り組みを行うことをお願いしてまいります。
そうした中でも、福与区のように区レベルでの取り組みを強化していかねば。
(総会の様子)
話し合いの中では、
一人暮らしの高齢者の孤独死が話題となり、地域として、行政として何らかの対応ができないかとの問題提起がありました。
新聞配達や郵便配達をする中でいつもと違うとの通報や、ガスや電気の利用状況が通常の使用パターンと異なる場合な通報の仕組みができないかと。
福与区のように人と人とのつながり、支え合いかあるにしても昔とは違う現状、個々のプライバシー問題などを考えさせる指摘でした。
昨年ふるさと農道に設置した「お静かに」看板。