伊藤理佐先生が御自身の「一人用一軒家」建築の顛末を描いた『やっちまったよ一戸建て!!』は、自分が家を建てるようになってから読むと、また感慨深いものがあります。「やっちまった」て気持ち、すごいよくわかる……。
家を建ててなくても面白いよ!
- やっちまったよ一戸建て!!(2) [ 伊藤理佐 ]
- 作品の終盤(つまり家が完成する頃)(お金が~と言っている頃)、「最近の愛読書は家の見積り書よラララ」というシーンがあります。家を建てるなんて微塵も思っていなかった頃は、単純にアハアハ笑っていましたが、
おまめ家の最近の愛読書は、見積り書のオプション一覧と、仕様確認ノートです。
笑えません。
苦笑された方は、ぜひ↓↓
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同作品中で、見積り書を「これってすごいドキュメンタリーだわ」と書かれていますが、
自分たちのオプション一覧を見るにつけ、己のバカ こだわりにしっかり向き合わないといけないし。何ですか、このトイレのバカ こだわり(byだだちゃ(オット))
まあ、削れるものはないか、付け忘れたものないか、間違ってないかしらと不安にもかられているわけです。
削る・付けるというか、結論が出ていないのが、本日の問題。
キッチンをガスにするか、IHにするか。
しつこいですが、まだ迷っておりました。
・見積的には、何となく予算内には納まっている。
・給湯まで付けてないから、火災保険的にはそんなに変わらないはず。
・給湯まで付けてなかったら、趣味の問題だし、そこまでお金かける必要があるんだろうか。
・IHだと掃除楽だし、換気扇の汚れ少ないし、鍋も焦げないって。
・ガス慣れてる。未体験IHは謎。
・将来にわたって、ガス付けれなくていいの?
・電磁波ってどうなの?
・今だったらおまめ家の光熱費的には変わらないけど、将来の電気供給とか売電とかどうなるんだろう。
「だだちゃー、左と右と真ん中、どれー。」
「奥さん、あなた何をしているんですか?」
(左上の丸は落書きです。気になさらないでください。)
「あー……電気ねえ……。」
「とんかつって何なの?」
何となく。君ならそこを当ててくれると思ったんだが。
「そんなことをしたくなる気持ちはわからんではないけど、よく考えましたよ。IHにしましょう。」
「……そうなの?」
そりゃ、神様もさっきそう言いましたけどさ。
「年とってからIHだとさ、新しいのに慣れるのにとまどいがあるんじゃないのか。」
(こういうことを指摘している本がありました。)
「外構もあれだし、浮いたお金で、鍋とか新しくしましょう。」
「太陽光だからこそのIHですがな。最近のは、結構いいっていうし。魚も美味しく焼けるさ。」
ということで、IHについて仕様確認ノートを見て、どんなのか、納得できる製品か確認しましょう。
確認、大事ね。
ん?
・標準IH(オールメタルなし)
・IHシングルオールメタル オプション
・IHダブルオールメタル オプション
え?
しかもオプション価格を見ると、どちらもガスの引き込みと同じようなお値段。
「最近のはオールメタルが主流らしいのに!イニシャルコストが一緒だったら、ガスの方がありなんじゃね!?」
3秒で変わる主張。
確認、大事ね。
おまめ家、以前に「IHで使えなくなるようなお鍋やフライパンはあまりない」と書きましたが、それでも今の時代、オールメタルがないってどうなんでしょうか。よくわかりません。
IHだと標準のままにするのがためらわれる……それで価格が一緒だったら、ガスにしますわー。IHはこれからの進化を見届けて、年とったときのお楽しみにします。
将来的にIHにできるように、200V電源(確か1万数千円ぐらい)は付けといてもらいますねかねえ。
こんなギリギリでなく初めから仕様を確認しとけよと思いますが、気持ちはガスに傾いていたため、IHに関してはノーチェックだったわけです。ごめんなさい。
とりあえず、一条さんの方にちゃんと仕様を確認して(ガスコンロも、初めにもらった仕様確認ノートとは変わってました)、それから最終結論ですね。
確認、ほんと大事……。
……でも、おーるめたるって、よくわかってないです……というか、IH自体、よくわかってないかも……。
(by しろはな)