パイレーツ・ロック / パイレーツロック | 映画の闇鍋

映画の闇鍋

映画の闇鍋。movie darkness pan 略してm・d・p!
鑑賞した映画を個人評価!
一般映画はもちろん、名作から迷作 幅広く観ますが、なぜかゾンビ映画に“力”入れているブログです。
生ぬるい映画は容赦しない・・・。

監督:リチャード・カーティス
出演者:フィリップ・シーモア・ホフマン、 ビル・ナイ、 リス・エヴァンス、 ニック・フロスト
収録時間:135分
レンタル開始日:2010-03-25

Story
『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が、60年代に実在した海賊ラジオ局を描いた音楽映画。高校を退学したカールは、母親の差し金で1隻の船に乗り込むことに。しかし、その船は型破りなDJと乗組員たちが自由を謳歌する楽園で…。PG12作品。 (詳細はこちら

原題:The Boat That Rocked


何気に音楽がらみの映画を好む私。今作はラジオ局の話なので

『ドリームガールズ』 『マンマミーア』 『天使にラブソングを』 などで

見られるミュージカルは入っていません。

ラジオ放送しながら人間ドラマが色々入り乱れてきます。

135分と最近の物にしては長尺ですが退屈せずに観れた。

狙ったコメディーを盛り込んでいるわけでもないのでコメディー路線では

ないのに何故ここまで見れたのだろうか?

これはキャストの力かと思います。 1隻のわりと大きな船の中で

24時間放送されているラジオなので それなりに登場人物が多い

わけですが、キャスト1人1人の個性が生きていて存在感が大きい。

過去に観た『スモーキンエース』なんて誰が何だか分からなく、

そのまま終了したもんです。しかしこの映画は違った。

主役はストーリーに書かれているカールだと思いますが、観ている間に

ラジオDJの通称“伯爵”に心奪われていました[o゜∀゜o]キャ

それとは別に 『ショーン・オブ・ザ・デッド』 『ホットファズ』

強い印象を与えてくれたニック・フロストのキャラが、憎いけれど

憎めない人でこちらも良かった。


後半に切ない雰囲気になり、音楽が流れますが、空耳アワーで

紹介された曲だったので笑ってしまったw

聞こえる空耳は「♪空きっ腹ぁ~ パン 団子~」。


特典映像の未公開シーンは監督の熱意が込められている物で

監督自ら語っていて、こちらも楽しめました。

おもしろい かどうか聞かれたら微妙w  

まあシモネタ入っているので好み分かれるかな?


満足度:★★★☆☆



“映画の闇鍋” M・D・P-キャストアサリ2

 フィリップ・シーモア・ホフマン

『ミッションインポッシブル3』悪役。 

しかし私が見入ってしまった通称“伯爵”はこの方ですw



 ビル・ナイ

『パイレーツ・オブ・カリビアン』2部目から出てくる

タコのデイヴィ・ジョーンズ、『ホットファズ』では元警察署所長、

『ショーン・オブ・ザ・デッド』ではショーンの義父を演じている人。



 ニック・フロスト

『ホットファズ』でドジな相棒、『ショーン・オブ・ザ・デッド』では

ショーンの親友で自宅警備員のエドを演じる。

私のお気に入り俳優、アンソニー・アンダーソンに近い物がありますね。



 トム・ウィズダム
『300』でレオニダス率いる隊の隊長の息子役

演じた人だと思われます。 首落とされて死んでいった様な・・・。

今作では無口な夜中専門イケメン ラジオDJ役。

『もてる秘訣は?』の問いかけの回答がおもしろかったですw