いつも『HAPPY LIPS プロジェクト』 にご協力いただき、ありがとうございます!
福島の避難所に HAPPY LIPS を届けてくださった絵本作家あきばたまみさん
から、下記のメールが届きました。あきばさんのボランティア活動「パステル画教室」
の様子もあわせて、ご紹介させていただきます
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(以下、あきばさんのメールより抜粋。)6/6(日)に 福島市にある自治研修センターという避難所になっているところへ
パステル教室に行ってきました。もちろん、リップも渡してきました。
ここは、5月で全村避難になった飯舘村からの方々や、体育館で体調崩された方々
が避難されているところでした。日曜の午後ということもあり、お出かけしている人も
多く、人数は少なかったのですが、アットホームに楽しくできました。
担当の方によると、わたしが帰ったあと、ロビーに、お出かけから帰ってきたこども
たちが集い、ワークショップに参加した子が、参加できなかった子に、パステル画を
教えていて、大盛況だったそうです。
こんな風に、絵を描くということが広まってくれるのは、本当にうれしいです。
リップについても、はじめは、こどもたちしかいなかったので、お母さんたちにあげ
てねということで、こどもたちに配りましたが、これも担当の方から、メールで
こんなのがきましたよ。
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(以下、避難所からのお手紙のコピーです。)
「あのあと子ども達はお絵かきに夢中で、時間が経つにつれどんどん新しい仲間も
加わり、勉強部屋からスケッチブックを持ってきては、わいわいと楽しそうでした。
リップは、「大人の女性限定」でお配りすることとし、ホールに置きました。
「お好きな色をどうぞ」と声をかけると、
「えっ、口紅? ……ん~、おしゃれでもしてみっか」
「好きな色はわかるけど、似合う色はわかんないんだよなあ」
「どれ、おらが選んでやっから」
と、たちまちにぎやかな雰囲気に・・・。
皆さん、かなり真剣に選んでいらっしゃいました。
午前中で全部が無事気に入った人にもらわれていきそうです。
きのうの子ども達の笑顔や歓声のあったホールの雰囲気を思い出すと、うれしくなり
ます。見守っていた職員も、日頃の緊張がほぐれたと言っています。
絵本、あのあとまたじっくりと読ませていただきました。
本文は読み聞かせでもう知っていたので、あきばさんの元気な声(「ぽーん!」
とか)がよみがえってきて楽しくなりました。
最後の「著者からのメッセージ」まで来たときは、涙が出ました。
あきばさんがおっしゃっていたとおり、ほんとうに、この本が震災で延期されて、
こういうメッセージとともに発刊されたことはとても意味があると思います。」
(ここまで、避難所からのお手紙)
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世界中のみなさんから送っていただいたリップスが被災地の女性と子どもたちに
ちゃんと届いている。喜んでいただけているって、うれしいですね
以上、ご報告でした。あきばさん、ありがとうございました
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