DV(ドメスティックバイオレンス)について、勉強してきた!? | 次郎とマーマの なんじゃこりゃ日記

次郎とマーマの なんじゃこりゃ日記

知的しょうがいA1判定=次郎 
その次郎がマーマと呼ぶ私とのなんじゃこりゃな日々

先日 NPO法人全国シェルターネット http://nwsnet.or.jp/friend/where.html 主催の

 

シンポジウムに参加した。

 

素晴らしい内容で、ひとりでも多くの人知ってほしいと、

 

ブログを書く気満々でいたら、

 

このシンポジウムの参加者・発言など含む情報は、公開禁止だということだった。

 

それで、前回アップした記事は削除した。

 

「いいね」くださった方には、ごめんなさい。

 

資料・配布物も転載・二次使用が出来ないということなので、

 

シンポジウムの参加後、調べたことや、考えたことを少し書くことにする。

 

 

今回私は、ファミリージャスティスセンター=FJC というものが、

 

アメリカで取り組みが始まって、

 

今、世界中に、広がっていることを初めて知った。

 

そのことについて検索したところ、

 

こんな論文https://www.npa.go.jp/keidai/keidai.files/pdf/kiyou/17_2_2.pdf が見つかった。

 

痛々しい写真から始まるので、ちょっと、とっつきにくいが、

 

どうか、読んでみてほしい。

 

日本にはない、DV対策だ。

 

日本でワンストップセンターが必要といわれているが、その先を行くものだ。

 

 

日本では、被害者を守るシェルターが民間の努力であるだけで、

 

加害者を生み出さない取り組みは、ないに等しい。

 

 

家庭内暴力で警察に助けを求めても、

 

「家庭内のことには、関われない」と取り合ってもらえなかった話はよく聞く。

 

ストーカー被害を相談していたにも関わらず、殺人事件が起こっていることを、

 

ニュースでしばしば聞く。

 

 

警察が私たちを守ってくれるという信頼を、

 

実は私は持っていないことに気づく。

 

 

そんなことを考えているまさに、その時、

 

次郎が警察に初めて保護された。

 

それはこんな経緯だった。

 

次郎が道に迷って、

 

声をかけた大人に、私への電話を頼み、

 

その電話に私が出られないでいたところ、

 

その方は急いでいたらしく、

 

次郎を派出所に届けてくださったのだった。

 

 

次郎は、実は、警察が怖い、いや、怖かった。

 

初めての警察との出会いが6歳くらいの時で、

 

私がスピード違反(30キロ制限の道を41キロで走って!)で止められ、

 

次郎の目の前でパトカーに乗せられたからだ。

 

その時の次郎のびっくりしたまん丸の目を今でも覚えている。

 

「マーマが捕まった!!」

 

どんなに怖かっただろう?

 

私は、すぐに、パトカーから出てきて、次郎は安心したけれど、

 

その日から『お巡りさん』を表す次郎語は腕を引っ張り『捕まる』しぐさになった。

 

 

そんなことから、警察・お巡りさんにいいイメージを持てないでいた次郎だったが、

 

今回、派出所でどんな顔で待っているだろう?と迎え行くと、

 

女性の警察官と一緒に待っていた。

 

怖がるでもなく、おびえるでもなく、

 

とても普通に、待っていた。

 

 

次郎を受け取り、帰る道すがら、

 

「どうだった?」

 

と聞くと

 

「温かかった」と答えた。

 

そっか、もう夕方は寒いくらいだから、

 

暖房を入れて、温かい部屋で待たせてくれたんだね。

 

 

次郎語は相変わらず「お巡りさん」は『捕まる』のままだけど、

 

次郎のイメージが温かく変わったことは確かだ。

 

 

私のイメージも、少し、温かいものに変えて行こう。

 

 

今、苦しんでいる人が 救われますように!

 

暴力のない社会になりますように!!