補助や税金に頼らない公立大学というイノベーション | 地方から政治を変える「塩見さとる」のブログ

地方から政治を変える「塩見さとる」のブログ

1000兆円という莫大な借金を抱える国に、地方交付金という仕送りで養って貰っている地方。今後地方はどうして生き残っていくのかを実践していくブログ。

これまで3回にわたりブログを書いてきた福知山市の私立成美大学の公立化問題
第1回 経営破たん寸前の私立成美大学をどうするか?
第2回 これからの地方大学を取り巻く状況
第3回 署名提出から、たった6か月で結論を出すの?

対案なき反対は無責任です。
第4回の今回は、ではどうすればいいのかという提案をしていきます。

結論
結論から言いますと、公立化してもいい。しかし税金を投入せずにすべて民間に任せてしまう。

資金は?
税金が期待できないので、銀行から借り入れる形になる。
しかし、銀行から借り入れるには下記のリンクにあるように、しっかりと将来の見通しをもった事業計画書が無ければ借りられません。
銀行融資・銀行借入対策.com

銀行借り入れのメリット
銀行で事業計画を精査し、事業が継続できるのであれば融資されるし、持続できない計画であれば融資されない。
しかもそのチェックを銀行側が行ってくれるので、下記のような税金も必要なくなる。
公立大学検討事業に845万円補正追加 福知山市

ピンチこそチャンス

単に補助金や税金に頼っていては厳しいマーケットのチェックを受けることもない。
しかしマーケットのチェックを通るように知恵を絞るからこそ、持続可能性を持った新しいイノベーションアイデアも出てくるのではないでしょうか。

そんな事できるの?
大学ではありませんが、実際に公的な図書館を創った事例があります。
ここでは公共施設の図書館を一切の補助金なしで建ててます。
ぜひ以下のリンクを一読していただきたい。
小泉進次郎も絶賛した、岩手のオガールとは
もちろんすべての資金を銀行融資だけで賄うのは難しいかもしれません。
それでもマーケットのチェックを受けた事業計画とそうでない事業計画では、雲泥の差が出てくる事でしょう。

政治のあるべき姿

そして、こういった事をできる仕組みにするのが政治の役割であり、政治家の存在意義です。
以前のブログでも書きましたが、今の地方は生き残れるのか、消滅していくのかという大きな岐路に立っています。
次回の統一地方選挙は、単なる統一地方選挙ではない。

自治体もイノベーション
私が街頭演説でいつも言っているように、財政は今まで経験したことのない速度で減っていきます。
そして少子高齢化で働ける現役世代が急激に減っていく反面、高齢者はますます増えていくという両面からの逃れられない窮地に陥っていきます。
そんな中で、地方自治体が生き残っていく為には、根本からの発想の転換が求められます。
自動車でいうと、内燃機関のエンジン燃費を向上させるだけではなく、電気自動車や水素自動車といった根本からの改革が必要になってきます。

消滅する自治体
みなさんの自治体でも、どんなことが行われようとしているのか興味を持っていただき、みなさんの自治体が消滅しないように注意をもって見ていただければと思います。

応援をお願いします
消滅を防ぐには、気づいた方が気づいていない人にその事実を広めていく。
そして危機意識を持った人間がその場に立たなければどうにもなりません。
福知山では私がしっかりと意識の転換をさせていこうと思っています。
しかし、新人で地盤も地域の推薦もありません。
ですので気づかれた方一人一人の応援が必要です。
どうか塩見さとるへの応援をお願いいたします。


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