恋愛/結婚がうまくいかない⑪話下手の原因(1) | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 


<前回からの続き>



今回は、
話下手の為に、恋愛/結婚がうまく行かない人」

の中でも、


前回の私の類型の「(1)」である、
「会話したい内容が何も頭に浮かんでこない」

というタイプの方に向けて、


そうなってしまう原因

を私の考察を基にお書きしたいと思います。






<(1)会話したい内容が

      何も頭に浮かんでこない原因>



Aタイプ(無関心型)



そもそも他者への興味/関心が薄く、

他者と関わりたいという欲求が余り無い方

もいらっしゃるでしょう。

そうなると、

「相手を知りたい」

とか

「自分の事をわかって欲しい」

という欲求は生じにくくなり

 

「自分が話したい事」や「相手に聞きたい事」

も必然的に浮かんで来なくなると思います。


この
原因として考えられるのは、

 

 


◎「愛着の形成不全」

 

     幼い頃の親等との間の愛着形成がうまく行かず、
    ”社会的関わりシステム”が構築されなかった。

 

 


◎「先天的な原因」

 

  愛情や絆のホルモンと言われる

  オキシトシンの受容体の数が先天的に少なかったり、

  その働きが弱かったり、


  或いは共感や他者理解に必要な

  ミラーニューロンの働きが生まれつき弱かったり

  等の原因が考えられます。





Bタイプ(感覚/感情鈍麻型)


「この人の事が気になる」

とか

「私に好意を持って欲しい」

 

等の自分の感情や感覚を感じられないと

 

当然「話したい事」や「聞きたい事」は浮かんでこない

でしょう。


この
原因として私が考えるのは、
先天的なものではなく、

 

後天的に身に着けた無意識(辺縁系等)の防衛反応

ではないか?という事です。


何故なら、

自分の感情や感覚が鈍麻(麻痺)したまま生まれて来る

とすれば、


生物学的には生き残る事が難しくなるでしょうから、
先天的にそうした状態で生まれてくる事の確率は、

非常に少ないと考えます。

だとすれば、

(後天的に)どうしてそうなったのか?

例えば、

生まれつき感覚過敏を有して生まれて来た子が、
それを抑圧せざるを得ない環境で育ったり、

 

その特性の為にトラウマチックな経験をしたり


或いは本人自身の無意識(辺縁系等)が

感覚過敏の過覚醒を制御する必要を感じ、


一気に低覚醒状態に持ってゆき、

感覚/感情をシャットダウンしている
とも考えられるでしょう。

つまり、

 

不適応的(危険)な感覚過敏を環境に適応できる(安全)様に、
無意識(辺縁系等)が感情/感覚鈍麻といった

防衛戦略を採っているのでは?


と考えます。


※類型(タイプ)別の解決のヒントは後述致します




次回は

 

「(2)会話したい内容が沢山浮かんできてまとまらない」
といった類型について


(私が考える)そうなってしまっている原因

をお書きしたいと思います。




<次回へ続く>

 

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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