皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回お書きした様に、
「特に敏感な方は、心が不安定になり易く
心を安定させる方法として、3つの方向性、
即ち
①不快刺激のシャットダウン(セロトニン型)、
②快刺激を得る(ドーパミン型)、
③他人との交流を求める(オキシトシン型)
を持っている」と、私は推測しています。
そして、
その3つの”適正”な比率/割合は、
個々人それぞれ持って生まれて決まっている
とも考えます。
もしそうであるなら、
恋愛⇒結婚⇒出産が
その適正な比率に反している時は、
無意識の抵抗が生じ、
恋愛や結婚生活を長続きさせない方向へ傾いたり、
そもそも恋愛や結婚を望まない方向へ無意識が働く
事もあると思います。
例えば、
「③」(誰かと親密になる)の比率が少なく
「①」(不快を避ける)や
「②」(快刺激を求める)が多い人は
誰かと親密になると
誰にも邪魔されない自分だけの時間/空間や
自分の好きな事を楽しむ自由が妨げられるので、
そもそも恋愛関係や結婚生活を永続させるには
不向きな傾向を持っていると言えるでしょう。
ところが、
そういった方の中でも、
例えば
「①」の割合が多く「③」が少ない人が、
親や周囲から、”結婚しろ”といった
プレッシャーを受けた時は
その不快刺激を避ける為に婚活しようと無理してしまう
場合もあるでしょう。
或いは、
「②」の割合が多く「③」が少ない人が、
”この人と居れば楽しい!”といった
目先の快刺激に目が眩んで(笑)、
結婚して後悔する、
という事も起きる可能性があると思います。
それではどうすれば良いのか?
今回と次回でその解決のヒントをお書きしたいと思います。
<恋愛/結婚がうまくいかない人へ
①無意識の抵抗(2)解決のヒント上>
A.自分にとっての快/不快の
適正比率を知る
例えば、以下の様な空想をしてみましょう。
「一生遊んで暮らせるお金と時間がたっぷりあって、
しかも何でもできる外見と才能を身につけていて、
家族や周りの人は何をしても反対しないとすれば、
何がしたい?何が欲しい?どうなりたい?」
⇒その”答え”をできるだけ多く書き出してみましょう。
⇒そしてその”答え”から、
「①」~「③」の適正比率を割り出しましょう。
例「無人島に別荘を買って、
年の半分はそこで独りでダイビングや
クルージングを楽しみ、
残りの半年は都会のタワマンで
楽しい仲間と連日パーティーをしたい」
だとすれば、
恐らく
「③」(誰かと親密になる)は「10%」くらいで、
「①」(不快を避ける)は「40%」、
「②」(快刺激を求める)は最も多く「50%」くらい
かも知れません。
或いは別の人の空想では、
「大きなお家を買って、好きなインテリアを揃え、
好きな人とずっと一緒に家に居てまったりしたい」
だとすれば、
「③」(誰かと親密になる)が「50%」、
「①」(不快を避ける)は「40%」、
「②」(快刺激を求める)は「10%」くらい
で事足りるのかも知れません。
次回は、
今回の続きで無意識との葛藤の解決のヒントの後半
をお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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