HSPの悩み解消:二度見知りを解消するには? | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。



<前回からの続き>

 

 

今回は、前掲③のケース:

 

「初対面の時は割と話せるのに、会う回数が増えてゆくと
 次第に話せなくなってしまう・・・私って”二度見知り”?」

というお悩みに対して、その解消のヒントをお書きします。


<二度見知りを解消するには?>

①相手の立場に立って考える

(1)特に「あの人から嫌われたくない」とか

 「あの人から良く思われたい、馬鹿にされたくない」
 と思える様な
”今、気になる相手”

 を一人思い浮かべましょう。

 


(2)その人はどんな考え方・感じ方をする人で、

 どんな性格でどういった表情や姿勢・仕草
 をよくする人でしょうか?


 どんな声でどういった話し方をするのでしょうか?

 


(3)自分の姿を鏡(姿見)に映して、

 鏡の姿を見てる自分側は

 ”その人の体にすっぽり入って、

 

 ”その人の脳みそ・ハート”、”その人の目・耳・鼻・口”
 をできるだけ忠実に再現して、

 その人に成りきりましょう

 


(4)その人に成り切って、

 鏡の向こうの自分をよく観察してみましょう。


 鏡の向こうの自分は

 「こんなつまらない自分がばれたら、きっと嫌われる」
 とか「うまく話ができないと馬鹿にされる・・・」

 等と戦々恐々としているせいか


 二度、三度と会ううちに段々言葉少なになって

 よそよそしくなってきます。


 その人に成り切った自分側としては、

 鏡の向こうのそんな自分の事をどう思いますか?

 


(5)気づいた事や感じた事をメモしましょう。



②自分や相手を客観視する

(1)ぬいぐるみか指人形2つ用意します。


(2)そのうちの1つは自分と全く同じ気質・性格・考え方の
  我が子や弟妹、後輩、ペット等の愛しい存在だとして、


  もう1つは今自分が気になる人だとします。


(3)2つのぬいぐるみを手に持ち向かい合わせて
 実際の会話のやり取りをしてみましょう。


 但し、各々の考えてる事や気持ち等も

 声に出してみましょう。


(4)ぬいぐるみのやり取りを観察してどう感じましたか?


(5)気づいた事や感じた事をメモしましょう。

 

 


③相手と会ってる時に

 相手のポジティブな反応に目を向ける

(1)どんな時に相手が笑顔になったり、

 自分に好意や興味を持ったと感じたか?

 を観察します。


例:「私が好きな映画の話をしている時には

   興味深く聞いてくれた」


  「共通の趣味のゲームの話題の時は

   テンションが上がっていた」


  「相手の人が飼ってるペットの話をする時は

   凄く嬉しそうに話してた」
等々。


(2)「(1)」で得た情報を基に、

  相手がポジティブでいる時間を増やす工夫をする


 (※HSPの人は相手がポジティブな感情なら、

   その影響を受けて自分もポジティブな感情になるでしょう)

 



④(それでも)相手のネガティブな反応を

 拾ってしまったら、その意味を考え直す

(1)相手がもし急に真顔になったり、

 つまんなさそうに見えたり、機嫌悪そうに見える瞬間

 を拾ってしまったら、

 

 お家に帰ってから場面毎に

 「何故あの時相手がそんな反応をしたか?」

 の思いつく理由を紙の左半分に書いてみましょう。


 例:「私が好きなジャニーズの話をした時、

    相手が一瞬暗い表情になった」
   「きっとあんたみたいな可愛くない子が

    あの人を好きなんて生意気よ」
   と思ったんじゃないのかな?

  (紙の左側に書く=”黒”のファイル
  
(2)次に、上の「①」をやってみて、

 相手側からの視点それとは違う理由
 (できるだけ沢山)紙の右半分に書いてみましょう。


 例:「え~だって私はあの子は推しメンじゃないし・・・」

   等々(紙の右側に書く=”白”のファイル


(3)そして、上の「②」をやってみて第三者の視点

 を紙の真ん中下辺りに書きましょう。


 例:「確かに、同担拒否の嫉妬から

    ”あんたみたいな子が・・・”と思ったかも知れないけど
    もしそうだったとしてもそんな事を表に出す人かなあ?


    可能性としては、単に推しメンではなかったから

    という理由の方が当てはまるかも知れないなあ・・・

 

    でもいずれにしても、

    その話題はしない方がいいだろうな」
    (紙の真ん中下に書く=グレーのファイル


(4)過去の同様の(嫌われたと感じた、

  相手がつまんなさそうにしていた等の)場面を思い出し、

  同様に”白”と”グレー”のファイルを作ってゆきましょう


⑤会話の中から、相手が興味・関心を持ってるもの

 と共通の話題になるものを把握する

 

相手の興味・関心がわかれば

 その話題を振ってゆきましょう。


 相手自身が興味・関心がある訳ですから、

 多弁に喋ってくれるでしょう。


 もし自分が全然知らない分野であれば、

 相手に興味を持って知らない事を教えてもらう

 ”聞き役”というスタンスに徹するのも良いと思います。


 何故なら、

 相手にすれば”自分に興味を持ってくれる人”

 には好意を持ち易いですし、

 

 それを聞いてくれる人がいれば

 心地よさを感じる筈ですから。


 また共通の話題が見つかれば、

 相手と会う前に、それに纏わるネタを一つ二つ
 用意をしておいて、後は聞き役に徹してみる

 のが良いと思います。


 (自分も興味がある訳ですから、

  素晴らしい相槌が打てると思います)
  


それでは次回は、「④」のケースの

仕事が続かない等の「HSPの打たれ弱さ克服のヒント」
をお書きたいと思います。

 

 


<次回へ続く>

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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