皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回の記事で、
人間(や一夫多妻制の哺乳類)は、
「子を攻撃する」というのが脳のデフォルトで、
「子育て行動を促進する」というスイッチが入って、
初めてその攻撃性が抑えられると考えられる、
とお書きしました。
では、
どうすれば子供への虐待を止められるのでしょうか?
今回からは、
そのヒントをお書きしてゆきたいと思います。
まず、
虐待を防ぐ事に有効であると考えられる方法としては、
①子育て行動を促進し、同時に子への攻撃行動を抑制する
働きを担うと推測される「内側視索前野」を活性化させる
②愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」(女性の場合)や
「バソプレシン」(男性の場合)の分泌を促してゆく
③(子への攻撃行動にも働くと考えられる)ノルアドレナリン、
その分泌を抑えるガンマアミノ酪酸=GABA(ギャバ)
の生成を促進する
④心理療法やカウンセリングを受けたり、
子育て支援機関に相談したり、
アンガーマネージメント等で虐待しないで済む方法
を模索する
の4つが考えられます。
それでは、
次回からは、その一つ一つについて
詳しくお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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