人間関係の悩みの解消~②夫婦・恋人編 | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

 皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。

 今回からは「人間関係の悩みの解消のヒント」をケース毎に
具体的にお伝えして行きたいと思います。

 まず今回は「夫婦・恋人」の人間関係の悩みの解消について
前回お話した”4つの基本”の「①」を基にお話し致します。

 男女間の問題と言っても、「浮気」や「DV」等の行動にまつわる
ものから、「性格が合わない」、「信じられなくなった」、「何を考えて
いるのかわからない」、「優しくなくなった(変わってしまった)」等の
心理的・内面的なものまで様々です。

 ただ、共通して言える事は(男女間の悩みに限りませんが)、
まず「あなたが何がどうなればいいと思っているのか?」をはっ
きり認識する事が第一歩です。

 ここでは、「彼氏が最近冷たくなった。もしかすると浮気をしている
のかも知れない。でもその事を問い詰めても否定される」ので、疑心
暗鬼になって悩んでいる女性を例にしてお話しします。

<男女間の悩みを解消する方法>

①困っている状況をできるだけ具体化する

有効な自問1:「私は彼との関係の中で何が一番辛いのか?」
→(自問の答え例):「最近冷たい態度を取られるが理由がわか
 らない」

・有効な自問2:「具体的にどんな場面で、”冷たい”と感じるのか?」
→(自問の答え例):「以前は、メールしてもすぐ返って来てたが、今
 は返って来ない。それに、週一回のデートの約束も2回に1回は
 仕事や友達と会うからと、断られるようになった」

・有効な質問3:「それがどうなったらいいのか?」
→(自問の答え例):「メールをすぐに返して来て欲しい。毎週会って
 欲しい」(※これは、”彼への要望”なので、自分側でできる事に
        質問をシフト
する)

・有効な自問4:「その為には、私はどうする必要があるのか?」
→(自問の答え例):「彼に自分の要求を伝える」

・有効な自問5:「それは可能か?」
→(自問の答え例):「前もそれを言ったが、喧嘩になったから難
             しい」

・有効な自問6:「では、喧嘩にならずに私の気持ちと要求をきっち
           り彼に伝えるには、どう言ったらいいだろう?」
→(自問の答え例):「メールが返って来なかったり、会ってくれない
             ので、嫌われたと思って私は寂しい、悲しい。
             だから、せめてメールだけでも前みたいにすぐ
             返して欲しい。私も会った時には不満ばかり
             言わないようにするから」

・有効な自問7:「それを言える自信は何%だろう?」
→(自問の答え例):「70%くらい」(※自信が60%以上ならやっ
                        てみる)

◆やってみてうまく行かなければ、他の方法を試してみる。

(例:「以前と比べて冷たい態度を取るのは、浮気してるか、嫌われ
    てるから」という”証拠”に対して”反証”、例えば「彼が忙しく
    なったから。 私と気心が知れてより深い中になったので、
    私に遠慮せず、本来の彼自身を出し始めただけ」を考える
    そして、そこから彼に対する認知の歪みに気づいて、まず、
    彼との関係をどうなりたいか?を考え、その中の一つに絞っ
    て目標を作り、実行して行く。(認知行動療法的な方法))

※他にも、ここでは詳述しませんが、基本②~④を使ったやり方も
  あります。(「うまく行かなければ、違う事をせよ」が原則です)

  それでは、今日も良い変化を。

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