神使ー百足ー | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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神使については、こちらをご覧ください。
 

百足ーむかでー
ご利益 戦勝祈願、毘沙門天への取り次ぎ、鉱山の守護、
    金運上昇、商売繁盛、人気上昇、人徳向上、
    財宝金銭授与、財運、魅力人徳倍増など

百足は、毘沙門天の使いとされています。
寅・虎も毘沙門天とは縁の深い神使ですが、
毘沙門天の本来の神使は、百足とされています。



毘沙門天と言えば、仏教の神様でもあり、

七福神の一柱でもあります。
甲冑を身に着け、武神として北方を守護する軍神でありますが、
福を自在にもたらせてくれる招福の神でもあります。

元々は、インド神話のヴァイシュラヴァナ
そして、ヒンドゥー教のクベーラを前身としており、
クベーラは、地下に埋蔵されている「財宝の守護神」で、
古代インドでは、ヴァイシュラヴァナを
宝石の神」として崇拝していました。



それが、インドから中国に渡る途中、
軍神へと変化していったらしいのですが、
その過程は、現代ではよくわかっていません。
ただ、中国に残る逸話には、
異民族に攻め込まれ困った唐の皇帝が、
僧侶に、毘沙門天に祈りを捧げるよう命じます。
すると、毘沙門天の息子や、中国での毘沙門天の神使とされるが現れ、
敵兵を敗走させました。
というものがいくつかあり、
唐の時代には、すでに軍神としての信仰があったと推測出来ます。
日本でも、多くの戦国武将に信仰されていましたね。

やがて江戸時代に入ると、元々の財宝の神であった側面が注目され、
招福の神として、七福神の一員に加わりました。



そして、百足ですが、
元々は、龍神大蛇の敵として、各地の逸話に登場してきました。
それと同時に、百足のいるところに鉱物がある。とか、
鉱脈の形や、掘り進められた鉱山の穴が、
百足の形に似ているなどの理由で、
鉱山、鉱脈を司る神様として、
鉱山師や、鍛冶師に信仰されてきました。

708年、埼玉の秩父で発見された自然銅が朝廷に献上され、
喜んだ元明天皇から、雌雄一対の百足像が下賜されました。
この時、元号が「和銅」に改元され、
日本で初めての流通貨幣、和同開珎が作られたのは、
有名な話です。



また、沢山の足を持つ百足は、
その一つ一つの歩調が乱れる事なく前進します。
その様子が、
困難な問題を解決し、事を成しうるためには、
全員の調和と協力が不可欠である。とか、
前にしか進まないのは、後退しないということなので、
勇ましいとされ、
武将達の甲冑や刀装具に用いられるようになりました。
毒液を出す攻撃性の高さも、武将達には支持されたようです。

やがて、お金のことを「おあし」ともいった事から、
足の多い百足は、お金に困らない、金運を呼ぶ。と、
商人や、芸人達の信仰を集めるようになりました。


このように、毘沙門天と百足には多くの共通項があり、
毘沙門天の使いとして、百足が定着していったように感じます。

不快害虫と呼ばれ、咬まれると激しい痛みと、
アナフィラキシーショックを起こすこともある恐い虫ですが、
沢山のご利益と、神様のお使いだと思うと、
むやみに恐がる必要もないのかな???
とも思います。

古来より、人の生活の身近にいた百足。
それでも、あまり家の中には入ってきて欲しくないものです。
湿気を好むので、6月~8月に活発になり、
僅かな隙間から室内に入ってきてしまいます。
窓を開け放さず、網戸の隙間もこまめに補修して、
家の周りの落ち葉掃除や、草も刈って隠れる場所を無くし、
百足が大好物のゴキブリの駆除もして、
室内への侵入を防ぎましょう。

樟脳や檜、ミント、ローズマリーなどの香りが苦手らしいので、
ハーブなどの力も借りつつ、
身近に近寄らせず、上手く共存していきたいものですね。


 

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