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新地亜紀と同居人みっちゃんです。
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八上比売に嫉妬した須勢理毘売命を畏れて、
出雲では「妻問い」が出来なくなってしまった大国主神。
他国の姫の評判を聞きつけて、
早速遠征に出かけました。
相手の名は、
沼河比売ーぬなかわひめー。
奴奈川姫とも表記。
「ぬ」は、宝玉を指し、翡翠の精霊とされています。
どこまで行ったかと言うと、
高志国ーこしのくにー。
( 福井県敦賀市から、山形県庄内地方の一部にまで及ぶ地域の、
大化の改新以前の呼称。
8世紀以降は、越国と書かれた )
随分と、遠くまで行ったものです。
賢い姫がいると、
美しい姫がいると聞いて、
そんな妻が欲しいと思い、
出雲より遠く離れた、
高志国までやってきてしまいました。
と、沼河比売の気を引く歌を贈り、
また、沼河比売も、その気のある歌を返しますが、
家の戸すら開けず、姿を見せることはありませんでした。
大国主神は、旅の服装のまま、
戸口の前で夜明かしする羽目になり、
結局、その夜は結ばれず、翌日の夜に結ばれました。
と、『古事記』には書かれています。
歴史的に見ると、
出雲は、祭祀が盛んな国でした。
また、新潟県の糸魚川は、縄文時代より翡翠の産出地として有名でした。
翡翠には、軟質翡翠と、硬質翡翠の二種類があり、
日本で採れる翡翠は、硬質翡翠でした。
軟質翡翠は、細工がしやすいのですが、
硬質翡翠の加工は、とても難しいものでした。
しかし、糸魚川周辺の翡翠工人の腕は優秀で、
見事な大玉や、勾玉の形に加工し、
紐を通せるように、穴まであけてしまったのです。
そんな工人を掌握し、翡翠をお祀りしていたのが、
沼河比売という名を、代々引き継いだ巫女姫だったと言われているようです。
祭祀としての勾玉や玉を必要とする出雲としては、
是非にも繋がりを持っておきたいところでしょう。
まぁ、一筋縄ではいかず、
交渉に手間取ったようで、
その様子が、『古事記』の相聞歌に反映された。
との見方も出来るようです。
ご神徳 機織り
産鉄の神
縁結び
子宝
安産 など
『古事記』での記載はありませんが、
『先代旧事本紀』では、沼河比売と大国主神の間に、
建御名方神ーたけみなかたのかみーが、生まれたことになっているようです。
ここからは亜紀がお送りします。
沼河比売。
翡翠の精霊。
髪を高めに結い上げて、
ドレープが一杯あるようなでも、
体の線に沿ったような飛鳥時代風の衣装で、
勾玉のついた何連ものネックレスをしていますね。
お嬢様とか巫女っ言うより
「女主人」
って感じを受けます。
人を一杯従えてそうなね。
プライドもかなり高そうな感じ。
縁結び・・・でも、
自らを高めようとする
意図がないと聞いてくれないかも。
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