ある朝、関与先の開店祝いに出かける江原マネージャーが
「Tさんにのし袋頼んでたんですけど、総務の方預ってません?」
(のし袋の表書きは、秘書のTさんが担当しているが→ この日は出社が遅れていた。)
預った覚えがない総務は、Tさんの机上を探しましたが、それらしきものは見当たらず
前回のように、かわりに使えそうなのし袋のストックもなさそうです。
江原「9時40分の阪急に乗りたいんですけどねぇ・・・。」
Tさんの出社は9時半の予定。
総務M 「いいこと考えた!
のし袋と筆ペン持って行って、河原町駅でTさん待ち伏せして書いてもろたらええねん!」
(Tさんは阪急電車でやってくる)即、却下されました。
しかし前回のブログを読んでいた江原さんが
「Mさん、Wordで作ってくださいよ。」と嬉しいことを言ってくれたため
嬉々として作成し、いざ印刷
・・・してみましたが、のし袋が手差しトレイに引っ掛かって
プリンターがピーピー悲鳴をあげておりました。
「こんな分厚いのプリンターに通るわけないじゃないですか、アホでしょ。」
という言葉を飲み込んで
「仕方がない、私が書きます。」と、総務Nさんが筆をとりました。(総務の中では一番上手)
固唾を呑んで見守る江原さん
そして「新経営サー」まで書いたタイミングで、Tさん出社。
フロアのただならぬ空気に、一瞬にして事態を悟ったTさん
「ごめんごめん。椅子の上に置いててんけど、分からんかったぁ~?」
椅子かよっ!(総務全員、心の中で突っ込む)
のし袋さえあれば、もはや総務に用はない江原さんの姿はすでになく
あとには、「新経営サー」で諦められたのし袋と
同じサイズの用紙をセットするまで、絶対に許してくれないプリンターが残されました。
あぁ、総務部情けなし・・・。