耳管開放症+真珠腫性中耳炎を治療です | 耳管開放症から真珠腫性中耳炎 手術 入院記録

耳管開放症から真珠腫性中耳炎 手術 入院記録

真珠種性中耳炎で両耳2回ずつの合計4回手術です。
手術や入院経過、術後症状の自分の覚え書きと
これから手術する不安な方へ参考になれば良いかな。

3月3日、耳の日です。耳を大切にしましょう。


今までの真珠種性中耳炎手術の経緯です。

右1回目→右1回目、手術~退院リンク

左1回目→左1回目、手術~退院リンク

あと左右1回ずつ、計2回の手術が控えてます。

左右1回目、真珠腫性中耳炎術後の経過は聞こえを含めて順調です。



しかし、新たに違う病気で、新しい治療が始まってます

私の真珠腫性中耳炎になった根本の原因 「耳管開放症」!


「耳管開放症」と「真珠腫性中耳炎」を同時に治療していくことになりました。

耳管開放症とは?→あくびと鼻すすりと真珠腫性中耳炎リンク

この記事に少しだけ書きました。


元々、私の「真珠腫性中耳炎」の原因は、「耳管開放症」からきていると思います。

今までの自覚症状から真珠腫性中耳炎の原因など調べて

仕事もしないで会社で調べ物してたり(笑

色々な先生の論文まで読んで、自分の症状が異常だと感じました。

自分の原因はココ!にたどり着くまでにかなりの時間かかってます(笑




!耳管開放症の簡単な説明

「耳管」とは?、鼻の奥と中耳の中が繋がっている菅の事です。




普通の人は、「耳抜き」すると一瞬耳管が開いて耳の中の気圧が外と同じになってすぐ閉じる。

私はその耳管が閉じにくく、閉じるけど時間がかかる。

体調によるかもしれないけど、数時間から数日間、1週間くらいかかる事もある。

耳管が開いているせいで、声や呼吸が直接聞こえて不快な感じを受けるので

鼻すすりをして中耳の気圧を下げて耳管を閉じたり細くしたりで解消されていました。

鼻すすりで不快感がなくなっても、中耳の圧力が低くなり真珠種ができやすくなる。




!真珠腫性中耳炎

鼻すすりをすると、中耳が減圧になり鼓膜が中に引っ張られる。



耐えられない鼓膜の一部が中に風船のように膨らんで中に垢が溜まって

骨を溶かしながら中耳の形に沿って大きくなっていく。

私の場合、真ん中耳小骨と脳の髄膜ギリギリまで進行して溶けてしまいました。

はっきり言ってこの耳管開放症が原因で、真珠腫性中耳炎になったみたい?です。




!耳管開放症の治療スタートです

自覚症状から調べた全てを大学病院の先生に相談しました。

「耳管開放症も治療しましょう」で、これから治療開始です。

根本的な治療法が確立されていなく、人それぞれで効果が変わりますが

とりあえず「加味帰脾湯」と言う血流を増加させる漢方で

軽度な人は、1週間位で効果があるらしいです。論文にも出てました。

その他調べた限りの治療では
・痩せてる人がなりやすく、もっと太って耳管辺りにお肉をつける
(私、身長166cm、体重50kg痩せ気味ですね、、、)
・ルゴールと言う薬を鼻から噴霧したり、生理食塩水を鼻から入れる
(耳管の鼻側の出口を軽い炎症起こさせ閉じる)
・耳裏から注射器でシリコンや脂肪などを耳管辺りに注入する
(辺りのお肉で耳管を細くして閉じる)
・鼓膜が緩まないよう鼓膜にテープを貼る
(鼓膜を固定して耳管が動かないようにする)

など、、、、考えただけでも少しゾッとする、、、、


治療で完治する事は難しく、症状を抑える事を進めて行くみたいです。



でも、私の場合
耳管開放症治療=真珠腫性中耳炎再発確率が下がる!
と思って前向きに治療スタートです。

なので少しだけタイトルも変更です(笑





まだ漢方3日目、なかなか調子よくいまのところ耳管が閉じてます。

無理に鼻すすりを我慢する事が無くなりそうです。

私の中で、真珠腫性中耳炎の再発率がかなり下がった気がします。だとイイけど(笑