あくびと鼻すすりと真珠腫性中耳炎 | 耳管開放症から真珠腫性中耳炎 手術 入院記録

耳管開放症から真珠腫性中耳炎 手術 入院記録

真珠種性中耳炎で両耳2回ずつの合計4回手術です。
手術や入院経過、術後症状の自分の覚え書きと
これから手術する不安な方へ参考になれば良いかな。

ちょうど左1回目1ヶ月、右1回目3ヶ月経過しました。


少し前に真珠腫性中耳炎の原因↓

私の場合の真珠腫性中耳炎

なぜそうなのかを知っている範囲で書いておきます。



あくびをするとなぜ聞こえが悪くなるのか?

耳の中耳と鼻をつなぐ管を「耳管」と言うみたいです、耳管は普通閉じています

つばを飲み込んだり、あくびをしたりするときに開く

その時に耳管が開いたままになってしまって聞こえが悪くなる。

実際は、聞こえが悪くなるのではなくて、

自分の声が耳管を通して大きく聞こえて、周りの音が聞こえにくい感じになるみたいです。

なので、あくびをした後鼻をすすって鼻から耳管の気圧を下げて耳管の幅を狭くする

こうすれば自分の声が響くことが緩和されているんですね

結果的に私の場合、あくび→鼻すすりがセットで癖になってました。



鼻すすりをするとなぜ真珠腫性中耳炎になりやすいのか?

鼻をすすると中耳が減圧されて鼓膜が内側にペコッと凹む

そうすると、鼓膜の弱い部分(上の方)が内側に風船のように膨らむ

鼓膜も垢が出るので、普通は外へ排出されるのだけど

その内側に膨らんだ風船の中に鼓膜の垢が長年溜まってしまって

その垢が真珠腫として取ることが出来なくなってしまうみたいです。



真珠腫性中耳炎になるとどうなるか?

耳垂れ、めまい、味覚障害、顔面麻痺、脳に進行すれば髄膜炎など発症するみたいです。

私の場合、脳へ進行して脳を包んでいる髄膜の手前まで進行。

中耳の頭蓋骨部分も真珠腫の可能性があって髄膜ギリギリまで削ってます。

削った頭蓋骨の骨は分析の結果、「真珠腫ではなかった!」

それを先生は、自分の事のように喜んでくれました(笑



逆に、唾を飲んだりあくびで耳管がうまく開かない人も耳抜き出来なく

鼓膜が凹んだままになって真珠腫性中耳炎になるみたいです。



真珠腫性中耳炎の手術をして

主治医(執刀医)の先生に色々話したり聞いたり、調べたりして、鼻すすりをやめてます。

正直もう手術はしたくありません!(耳小骨を入れる手術が両耳控えてるけど)

真珠腫性中耳炎は再発率高く、自分で出来る再発率を下げる努力を頑張ります。