貴志祐介「天使の囀り(さえずり)」読みました  | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

天使の囀り (角川ホラー文庫)

☆☆☆
1998年6月 445p 角川書店


○貴志祐介「天使の囀り(さえずり)」読みました。


高梨光宏は、人の内面を描くような作家です。最近は、すこし伸び悩んでいます。何かきっかけが欲しいのでしょう、高梨はブラジル奥地の現地の研究グループに同行する機会を得ます。高梨は、現地での様子を、恋人で医者である北島早苗に、電子メールで送ります。


帰国後、早苗は、高梨の性格が変わったと感じました。高梨は、頭の中で「天使が囀るようになった」と言い出します。また、高梨とブラジルに行った研究グループのメンバーは次々と変死をします。高梨にいったい何が起こったのか。。。


ということで、貴志祐介「天使の囀り(さえずり)」読みました。全く先の読めない展開の作品でした。前半と後半と雰囲気ががらっと変わる作品でもあります。そして、生理的に気持ち悪いところもあります。意外な展開を味わいたい人に、お薦めです。5192



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