2007年5月31日 徳間書店 361p
Time mine 時間鉱山Part2 第1章～6章 SFJAPAN2006年秋季号、第7章～11章 書下し
Epilogue エピローグ 書下し
☆☆☆+
宮部みゆき「ドリームバスター４」読みました。
宮部みゆき「ドリームバスター３」 はこちら・・・
地球ではない惑星”テーラ”で事故があり、凶悪犯が50人が脱走してしまいました。彼らは、意識だけの存在となり、別の世界”地球”の人間たちの夢の中に現れるようになりました。それらを退治するために、人間たちの夢の中で活躍するのが、主人公の少年シェンとマエストロです。
今回のミッションは、時間鉱山という、時間がはっきりしない場所に取り残された３人の地球人、それと仲間マッキーを連れ戻しに行きます。
実は、地球人の３人訳ありで、子どものヒロムは、交通事故で瀕死の状態。また、ユキオとキエは雪山で練炭自殺を図っていました。どうやら、時間鉱山は、地球上で臨死状態の人たちが迷い込む場所のようでした。果たして、シェンとマエストロはうまく彼らを助け出すことができるのでしょうか？？？
ということで、ドリームバスター４。ドリームバスター（2001年11月）、ドリームバスター２（2003年3月）、ドリームバスター３（2006年5月）
の続きとなります。特に今回のお話は、ドリームバスター３の続きです。３を読んでから読んでくださいね。前回の３を読んでから時間がかなり立っていたので、入り込むのが大変かなと思いましたが、そこは宮部みゆき、丁寧に説明してくれてありましたので、大丈夫でした。でも、疲れているときに読むと、世界に入っていけなくて眠くなるかも。。。挿絵は山田章博。相変わらず明るくかっこよかったですが、今回の内容は、ちょっと暗いので、戸惑うかも。。。(12127)
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