アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年3月19日号
アーサーが教える体のふしぎの記事index はこちらです。
54号記事
についてはこちらです 。
54号付録
についてはこちらです。
55号の内容は、
オオカミとヒト：542-543p
走るためのしくみ：544-545p
コミュニケーション：546-547p
オオカミの社会：548-539p
アーサーのクイズコーナー：550-551p
オオカミとヒト：542-543p
オオカミ（タイリクオオカミ）はヒトを襲うことはめったにありませんが、ヒトの心をとらえる存在ともいえます。使っている言葉の中にも「一匹狼」「狼に衣（冷酷な人が、ヒトが良さそうにふるまうこと）」「狼狽する」と言った表現があります。体調は1-1.5ｍ、寿命は5-13歳、メスは毎年3-8頭子供を産みます。北半球に生息し全世界で9-10万頭います。肉食で死肉も食べます。狼の遠吠えはヒトの指紋のように特徴があります。
走るためのしくみ：544-545p
イヌ科のオオカミは狩りに適した体になっています。骨格は丈夫で、頭蓋骨が前に長く伸び、あごに鋭い歯があります。また時速50-60kmで走ることもできます。肘は後ろに曲がり、尺骨ととう骨は非常に発達しています。手首の骨は走りやすいように結合しています。オオカミは他の肉食動物と同様に、足の指の先端の骨で歩く趾行性（しこうせい）で、前足の親指は退化して地面に接していません。後ろ足の指は４本です。オオカミの歯は犬歯や裂肉歯が発達し肉食に適しています。オオカミの鎖骨は、胸骨と肩甲骨に直接ぶら下がっています。鎖骨が小さく前後の動きに有利です。
コミュニケーション：546-547p
オオカミは嗅覚が非常に発達しているので、尿や排せつ物を残したり木などにひっかき跡を残すマーキングという方法を使います。直接意志を伝えるには声を出したりする聴覚的な方法や表情や尾を動かしたりする視覚的な方法も使います。表情や尾の位置でどのような感情を表すかが掲載されています。オオカミは縄張り意識が強い動物です。遠吠えは10km離れたところでも聞くことができ、他のオオカミの位置を知ることができます。また遠吠えは縄張りの主張ですが、攻撃を受けたりするきっかけにもなります。
オオカミの社会：548-539p
オオカミの群れは明確な順位があります。7-13頭、ときには30頭以上になることがあります。その中心は最も強いアルファオスと最も強いアルファメスで、この２頭が唯一の繁殖のペアになり、このような群れをパックと呼びます。群れでの狩りは大変有利で、オオカミに狙われたら、逃げるか戦うしかありません。獲物が逃げると時速60kmを超えるスピードで追いかけます。いくつかある縄張りの中間地帯は、群れから追い出された単独のオオカミが暮らす地域となります。
アーサーのクイズコーナー：550-551p
１縄張りを主張するために尿や排せつ物を残したり木などにひっかき跡を残すことを何というか？
２オオカミの群れのことを何というか？
他に、何に見える？、今、どんな気分？、間違い探しが載っていました
テーマ：アーサーが教えるからだのふしぎ はこちらです
アーサーがおしえるからだのふしぎ記事のindex はこちらです。
１－４０号までのインデックス はこちら
４１号～のインデックス はこちら
