- 山田 正紀, 恩田 陸
- 読書会
2007年1月 289p 徳間書店
☆☆☆
山田正紀&恩田陸「読書会」読みました。
この本は、山田正紀と恩田陸、それからゲスト(笠井潔、萩尾望都ら)を呼んで、自分たちの好きなSF作品を語り尽くすという、主にSF JAPAN に連載された対談を本にしたものです。
山田正紀、恩田陸らの読書量がすごく、ウンウンとうなずくしかありませんでした。本書で紹介された本は未読のものがほとんどで、そういう意味ではちょっと残念でしたが、でもなんとなく読んだ気分にさせられる対談集でした。SF好きの人にはたまらない読書紹介本ではないでしょうか?
下記にどんな本が紹介されたか、章立てを記載しておきます。
半村良「石の血脈」「岬一郎の抵抗」(初出 SF JAPAN 2002 SPRING)
リメイクの戦国自衛隊1549は読みました・・・
I・アシモフ「鋼鉄都市」「はだかの太陽」(初出 SF JAPAN 2003 WINTER)
鋼鉄都市が面白そう
時間を超える小説を求めて(初出 小説すばる2003年1月号)
ねじの回転、リプレイ、時をかける少女、午後の恐竜など、時間を超える小説の名作が紹介されていました。
U・K.ル=グィン「ゲド戦記」(初出 SF JAPAN 2003 SPRING)
読んだ気になりました。対談者達が毒舌。
沼正三「家畜人ヤプー」(初出 SF JAPAN 2003 AUTUMN)
淫靡なような。。。
小松左京「果しなき流れの果てに」(初出 SF JAPAN 2004 WINTER)
これ読んだ気はしますが、覚えていません・・・
山田正紀「神狩り」(初出 SF JAPAN 2005 SPRING)
対談者の一人の作品。
S.キング「呪われた町」「ファイアスターター」(初出 SF JAPAN 2005 WINTER)
恩田陸は、S.キングに影響受けてます。ファイアスターターが読みたくなりました。
萩尾望都「バルバラ異界」(初出 SF JAPAN 2006 SPRING)
読みたくなりました。マンガ好きなのに、萩尾望都ほとんど読んでいませんでした。。。
原点との邂逅(初出 SF JAPAN 2006 WINTER)
萩尾望都と恩田陸の特別対談です。
恩田陸 常野物語 「光の帝国」「蒲公英草子」「エンド・ゲーム」(初出 SF JAPAN 2006 AUTUMN)
恩田陸の常野物語、読んでません。まずは「光の帝国」から、読まなくては・・・
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