週刊少年サンデー1996年24号～32号（9話収録） 1997年2月 小学館 少年サンデーコミックス
吾郎のお父さん本田茂治は、プロ野球選手でしたが、吾郎が幼稚園の時に死んでしまいます。すでにお母さんを亡くしていた吾郎は、幼稚園の先生だった桃子がお母さんとなり、暮らしはじめました。
吾郎は小学４年生になり、近所の三船リトルに入団しました。そして、季節は秋。公式戦のシーズンです。２回戦の相手は、フォークボールが決め球の宇佐美球太がいる強豪、戸塚西リトルとの試合です。１回の表、宇佐美球太のホームランで、１点リードされてしまいます。。。
１回の裏、小森も空振り三振。そのとき手にケガをし、吾郎の球が取れなくなってしまいました。でも、吾郎の球を取れるチームメイトはいません。
そこでピッチャーとなったのは沢村、キャッチャーは吾郎という変則スタイルで戦うことに。しかし、沢村はあっという間に四点取られてしまいます。腐る沢村、しかし皆のプレーが彼を支え、それ以上の点は取られませんでした。。。
このあと、三船リトル、相手の球太のフォークボールをうち崩せず、０対５のまま、それもノーヒットで最終回６回まできてしまいました。
最終回、バッターは沢村。素人なりに考え、彼は今まで誰も試みたことのないような方法で、球太を攻略するのでした・・・
ということで、１１巻です。この巻は、どっぷり野球の試合です。しかし、メジャーって演出かもしれませんが、肝心なときに誰かがケガをしてしまいますね。今回は小森くん。彼がケガさえしなければ、もっとすんなり勝てるのではと思ってしまいますが、でも逆に彼のケガのお陰で、チームが心身ともに強くなっていう点もありますよねー。
（１１巻の内容は、TVアニメだと 第１シリーズの 第16話 ヤメタ！、第20話 吾郎降板！？ 第21話 これが野球！ になると思います。）
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