藤崎聖人「ワイルドライフ WILD LIFE」6巻を読みました・・・ | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

藤崎 聖人
ワイルドライフ (Volume6) ☆☆☆☆少年サンデーコミックス2004年4月
5巻の紹介はこちら

主人公の岩城鉄生(いわしろてっしょう)は、絶対音感を持っている、熱血漢あふれる獣医です。


今回の主な畜患(病気の動物の患者のことです)は、マンタ、ゾウ,子キリン,ワニです・・・


今巻で得られる蘊蓄は、魚の手術の仕方,キリンなど草食動物は,立ち上がれないと,長い腸が圧迫され,腹にガスがたまり死んでしまう,ワニは上あごにはほとんど力が入らないなど.巻末カバーには,ワニの蘊蓄が・・・


陵刀先生のお父さんの,第二次世界大戦中のゾウの悲しい話が出てきます.この戦中の動物園の話はいろいろな本にもなっているような気がします(おぼろげな記憶の「ぼくの動物園日記」???とかでも).

「死死死死死死・・・」と叫ぶ獣医,死領原渡(しりょうげんと)という,敵キャラが現れます.


巻末のおまけは、犬くんの母を尋ねる話(2p)は感動の??最終回です.