変革するときには、どんな痛みがあってどんな未来になっていくのかを提示しないといけない | タオル

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ありがとうございます

おはようございます♪

お洋服屋さんラブシンヤとダイエットアカデミー加圧スタジオを経営しています双子の兄・新谷眞康です♪

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先日もうちゃんと一緒ののっぽくん研修でした。毎日毎日新規オープンに向けてやること山積みだけど一つ一つクリアしていこうと思います。


新しいことにチャレンジする。変化する。創造する。本当に大変なことです。


よく、大変!大変!大変だ!大変だ!って使うでしょ。変わることは大きいと書いて大変だよって友人から教えてもらいました。


本当にそうだな〜。今までのパターンを変えてまで行動しカタチにしてみんなを幸せにする覚悟がないと大変なことはしませんもんね。

何かを変えると、今までやってきたパターンが崩されます。私生活なら自分自身で必要に応じて変えていけばいいけど、会社となるとどうしても会社(トップ)の方針や方向が変われば適応していかないといけません。

それは人々にバランスの悪い状態でいるというストレスを強いる。変化に伴う痛みや新たな可能性は逆に失うものがあるのも事実です。

だからこそ変革を通じて痛みが伴っても何が未来につながっていくのか?可能性は?何を未来に残すべきなのか?これを特定し伝えていくことがリーダーシップだ。

これは先日のブログにも書いたリーダーシップ論の人気授業をしているハーバード大学のロナルド・ハイフェッツ教授の言葉です。

何回も何回も聴いて株式会社シンヤに落とし込んで考えてみました。

痛みはまず現状のアパレル事業が飽和期から衰退期に向かっているということです。今までのお客様はお洋服をはじめ服飾雑貨をたくさん持っていて、もうお腹がいっぱいです。

お腹がいっぱいなのにこれ以上買ってもらうことは不可能に近いです。新しい何か。新しい価値を提案できればそれは売れると思います。

ただどんなに優秀な人材だったとしても今まで通りのモノやサービスはもう必要ないのです。

昔はファッションは流行の最先端でした。父の時代は求人を出せば何人も面接に来てくれたと言っていました。

オシャレしてデートする。オシャレして夜の街に出かけてお酒やタバコを楽しんで、いい車に乗って、いいお洋服着てみたいな。これが一昔前の流行だった。でもご存知の通り今は違う。時代が変わればニーズも変わります。ニーズが変われば新たな価値を提供しないとどんな企業も衰退し倒産するわけです。常に企業は出来高制です。

正直なところ現状は今年に入って数パーセントダウンとかそんな生易しいことではなくて一気に厳しくなってきました。これは神様から変わりなさいという思し召し(おぼしめし)だと感じました。

今まではどんなに苦しくても給与は創業以来79年間遅延することなく当然払っていましたし今もそれは会社が存続する上では絶対にやり続けないといけないことです。これが出来なくなったら倒産です。そして少ない額ながら賞与(寸志)も払えていました。

でも今年は少額ながら半期は赤字になりそうです。昨年、一昨年と社長になって最高益でしたから急激な時代の変化はハンパないというのが実感です。(もちろんすぐ倒産するとかそんなことはありません)

いくらスタッフのためとはいえ企業もない袖はふれない。ないものは与えられません。賞与を我慢してもらったり、今まで長年働いてくれた人には秋から出勤日数を減らしてもらうようお願いしました。こうやって痛みが出始めました。それでも厳しい時は一緒に耐えてもらいたい。未来のために今は我慢してほしいというのが正直な想いです。

自然食品のお店を9月5日にオープンするので、そのスペースを確保するためにアパレル事業は移動してもらわないといけません。今までのパターンがここでも変わりストレスを与えることになります。

アパレル事業は無くなりはしないだろうけど(わかりませんが)少しずつ減ることは確実だと思います。それにつれて人の再編集もしないといけません。

自分自身が響いている方向性とこれからの時代のニーズに合わせて伸びていくであろう方向性に経営資源(ヒト・モノ・お金・情報)を集中していく時期に来たとも感じています。

3年前から「美の追求は健康から」を社是に掲げて加圧トレーニングスタジオを立ち上げました。

自分自身が不健康をひっくり返して健康の素晴らしさを知り、本当に素晴らしいなって響いている健康。時代も健康ニーズの高まりがあり2名で立ち上げたダイエットアカデミー加圧スタジオも現在は6名と増えて大所帯です。

健康に食は欠かせない。出来れば毎日食べる普段のおうちご飯の提案をしたい。そんな想いで自然食品のお店を立ち上げます。新たなことにチャレンジすればここでも痛みが生じます。

アパレル事業で働いてくれたスタッフ2名が自然食品のお店に移ってもらいました。(もちろん本人の了承も得ています)

僕、チーパン、もうちゃんの3人はもちろん食品は素人です。右も左もわからない。それでもやることだけは決めていますからやらないといけない。

おかげさまで、のっぽくんの小浦社長、むつみさん、傳店長、スタッフさん、会長、奥様のたか子さんのおかげです。本当に色んなことを学ばせて頂きました。ここまで出来るイメージがあるのものっぽくんのおかげです。

それでもやったことのないことは不安です。アレもやんなきゃ?これはどうなっているんだろう?その不安やストレスと毎日向き合っています。

じゃあ現状のアパレル事業はラクなのか?そんなことは絶対にありません。ここで生きていくんだ!と相当の覚悟と新たなチャレンジという行動力がないともうやっていけないでしょう。

こうやって変革する時は色んなところに痛みが出てしまいます。

でもそれだけじゃありません。未来のことです。

未来のことは誰もわからないだろうけど感じたり風景が見えてくることもあります。

美と健康をトータル的に提供することで今までにない価値の提供になると感じています。

お洋服も
トレーニングも
食品も

何十年も前から存在する事業です。でもそれを一つの空間に全て組み合わせてみた。表現してみた。相乗効果は計り知れないんじゃないかなって感じてます。

今の人は健康に敏感です。年配の方は特に健康と旅行にはお金も時間も労力も使うでしょう。現に両親もそうですから。

そんなお店は日本には存在しているのを聞いたことがありませんし本当に楽しみでなりません。

「いろんな人(個性)」&「美と健康にまつわる事業」を組み合わせて「多様性」を生み出したい。想像もつかないような。

結果みんなが喜んでくれている笑顔。幸せな日々。もちろん未来なので不確定ですが、これが未来に見える絵でありビジョンです。

だからこそ新たなことを生み出すためには軋轢や衝突は必要だともハイフェッツ教授はおっしゃっていました。その痛みを超えてでも未来の笑顔を創造する覚悟と行動力があるのか?

自分自身が見える風景と仲間を信じてビジョンをカタチにします。