創造のプロセス(後編)【選択理論心理学】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

アメリカの心理学者の
グラハム・ワラスは、
創造的思考について、
次の四段階で説明しました。


1.準備期(Preparation)

  求めるものや解決したい課題が設定され(願望)、
  必要と思われる情報やデータを集めて
  解決のために試行錯誤を試みる段階。




2.孵化期(Incubation)

  依然として結果で出ない状態のまま、
  願望や収集した情報が頭の中であたためられ、
  アイデアが生み出されるのを待っている段階。



3:啓示期(Illumination)

  突然「ひらめき」として、
  アイデアが湧いてくる段階。



4:検証期(Verification)

 生まれ出たアイデアが求めるものに
 叶っているのかを実施・評価・修正しながら、
 目指していたところに到達する段階。



このように、
創造性にはプロセスが
存在しています。


ですから、
すぐに答えが出ないからといって
「自分には創造性がない」と
あきらめることはありません。


覚えておきたいことは、
創造性のプロセスを理解して、
あきらめずに粘り強く取り組めば、
誰でも【行動のシステム】が働いて
アイデア生み出すことが
出来るということです。


誰もでも
創造性
備わっています。


重要なのは、
そのことに
気づくか否かです。



あなたは、
自分が持っている
創造性に気づいていますか?


そして、
それを充分に
活かしていますか?


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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