妖精をみてきた「オジー降臨」 | LIVESTOCK STYLE

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風琴工房詩森ろばのブログです。

ちょっとまたおかしなタイトルになってますけど、
わたしがキングオブ妖精と思うロック・ボーカリスト
オジー・オズボーンの
ドキュメンタリ映画を観てきました。


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なんか写真撮ったら
降臨っぽくなってますね。


オジーねえ。
なんの興味もなかったんですが、
ここ数年ジワジワとわたしの中でキテましてね。
オジー誰それ、って方のためにコチラ
ウィキペディアより
オジーがなぜ妖精かがよくわかるサイトです。


ライブ映像とか見てるだけでも
可愛すぎるじゃないか、
と思ってましたけど、
ドキュメンタリになったオジーは想像以上でした。
優しくてクレージーでそして孤独。
老いまでもがチャーミング。


ランディ・ローズの演奏姿は見たことあるけど、
インタビューのあどけない王子様みたいな
かわいらしい顔がたまらなかったなー。
25歳で死んじゃった至宝のギタリスト。
そのランディの死について答える
インタビューのオジーが
泣ける。泣いた。


それにしてもね。
人生のなかで、
同じ町にトニー・アイオミがいて、
「ウザくてヤだったけど、PA持ってたから入れた」
とプラックサバスに拾われたり、
ソロになって最初のオーディションに
ランディ・ローズが来たり、
そして奥さんのシャロンと出会ったり、
人だけは引き当てつづけたオジー。
コウモリを食いちぎり、
狂犬病の注射を浴びるほど受けたオジー。
ドラックやりすぎで80年代の記憶はほとんどない、
っていうオジー。


時々大笑いしたり、
泣いたりしながら、
最後アルコール啓発フィルムみたいになってたけど、
アルコールとドラッグを断って、
車運転していろんなトコ行って、
オジーがそれでしあわせなら
いいやって思いましたよ。
シャロンには一日でいいからオジーより長生きしてほしい。
ねえ。
こんな地の果てみたいな場所で、
たまたまドキュメンタリフィルムを見た知らない誰かに
「オジーがしあわせならいっか」
って思わせるって凄いことよね。


この日は
同じシアターNで
「アンダーグラウンド」とハシゴしたんですが、
大好きだったハズの映画は色褪せて、
オジーとともに今年のクリスマスは終わったのでした。



昨年、このブログにも書いた
レミー」の映画も再映してましたね。
またお前シアターNでクリスマスかよ、
って思ったと思いますけど。


レミーもオジーも
音楽性とかべつに好きじゃなくても
おもしろいドキュメンタリ映画です。
機会があったらぜひどうぞ。