舌禍 | 理学療法士養成校教員 下井ゼミ研究ノート

舌禍

【舌禍 ぜっか】
発言したことの内容が法律や他人の怒りにふれたために,災いにあうこと。「━をまねく」
(大辞林 第三版)


一昨日のこのブログで、岩手県議会議員のブログが炎上したことをご報告しました。

そして昨日も、同様の事件が

NHK NEWSweb 6月13日12:24

今回の主役は副市長の経験もある、復興庁の幹部(参事官)。
原発事故の被災者支援を担当する復興庁の幹部として、被ばく対策などに取り組む市民団体の集会に出席したあと、その参加者を中傷するような内容をツイッターに書き込んだというもの。

同日の夜のニュースでは、この参事官は担当から外されたとのこと。
NHK NEWSweb 6月13日21:26

【口は禍わざわいのもと(門、かど・もん)】〔太平御覧〕
うっかり言った言葉が思いがけない禍を招くことがある。
不用意にものを言ってはならない。
口から高野。
(大辞林 第三版)

SNSの難しさ。
そして、発信人の慢心が見え隠れします。
SNSの1つ、ブログを書いている身として人ごとではありません。

でも、どこまでが誹謗中傷になるのでしょう。



で、実験。

下井が勤務する国際医療福祉大学のエレベータには、こうした注意書きが。
photo:01

確かに節電や事故予防の目的もあるかもしれませんが、医療従事者としてのふるまいとしてエレベータを使用するかどうかも考えたいことです。
エレベータは階段が使えない人が優先的に使用されるべきもの。
台車を使っていたり、大量の荷物を運んでいたりする場合。
怪我をしていたりで階段が使えない場合も考えられます。

では、怪我をしているようでもなく、対して荷物を運んでいるようでもない将来医療福祉職に従事しようとする人が、こうした注意書きのあるエレベータを使うのはいかがなものでしょうか。
将来、患者が乗るエレベータに何も考えずに白衣を着て乗り込んでいくような医療福祉職にならなければいいのですが。
杞憂ならばいいのですがにひひ


漢字が読めないのかもしれない、という仮説も考えられますひらめき電球

特に言語聴覚学科のある4階を使う学生や、研究室のある5階に行く教員を目にするような気がしますが。
見間違いでしょうか目



さぁ、下井のブログは炎上するのかメラメラ